買ってはいけない!実は太る甘い食べもの4選

ダイエット中に甘いものが無性に食べたくなる瞬間は、誰にでも経験があるでしょう。そのような時、あなたはどのような選択をするでしょうか?

「カロリーが少ないから」や「健康に良いと思うから」といった理由で食品を選んではいませんか?

実は、あなたがダイエットをうまく進められない原因は、そのようなおやつに潜んでいるかもしれません。

この記事では、一見ヘルシーに見えるものの、実際には体重増加を引き起こす可能性がある食べ物を4つご紹介します。

甘いものはなぜ体重増加につながるのか?

そもそも、甘いものを摂取することでなぜ体重が増えてしまうのでしょうか?

ごはんや麺類、果物、そして甘いお菓子など、これらは糖質を多く含む食べ物であり、摂取すると血糖値が急上昇します。

その後、体は血糖値を正常な範囲に戻そうと、膵臓からインスリンというホルモンを分泌します。このインスリンは、細胞に糖を取り込む働きを持ち、血糖値を下げる役割を果たします。

しかし、細胞が取り込める糖の量には限界があるため、余った糖は体内で中性脂肪に変換されてしまいます。

そのため、糖質を過剰に摂取することで、脂肪が体に蓄積され、太る原因となるのです。

なぜ甘いものがやめられないのか?

甘いものを口にすると、幸福感が得られることがありますよね。

これは、血糖値が急激に上昇し、脳が快楽物質を分泌するためです。

しかし、その結果、体は血糖値を下げるために多くのインスリンを分泌し、低血糖状態に陥ることがあり、イライラや眠気を感じることもあります。

このような状態になると、再び幸福感を求めて糖質を欲するようになり、また糖質が豊富な食べ物を選んでしまうことになります。これにより、血糖値の急上昇と急降下が繰り返されるのです。

このような状況は「糖質中毒」と呼ばれ、無性に甘いものが食べたくなったり、甘いものをなかなか手放せなくなるのは、糖質中毒に陥っている可能性が高いのです。

ダイエット中に避けるべき甘いもの

では、血糖値を上げやすい食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは特に血糖値を上昇させやすく、太りやすい食べ物を4つご紹介します。

野菜ジュース


ジュースやスムージーといった甘い飲み物は、非常に血糖値を上げやすい食品です。

噛まずに飲むため、胃に素早く流れ込み、体内への吸収が早いという特性があります。

野菜ジュースも例外ではなく、カロリー自体はそれほど高くないものの、甘さを出すために果物や糖質の高い根菜が多く使用されているため、血糖値が上がりやすくなります。

ドライフルーツ


ドライフルーツは、フルーツを乾燥させることで栄養価や保存性を高めた食品です。

水分が抜けているため、生のフルーツと比べると、少量でもカロリーや糖質が高くなっています。

さらに、砂糖や油を追加して甘さや保存性を向上させたドライフルーツも存在し、これらはさらにカロリーや糖質が高くなる傾向があります。

また、干し芋や切り干し大根などの乾燥食品も同様にカロリーが高くなるため、食べ過ぎには注意が必要です。

グラノーラ


グラノーラは、オーツ麦や大麦などの穀物、ドライフルーツ、ナッツを混ぜ、砂糖やはちみつなどの甘味料を加えて焼き上げた食品です。

ビタミンやミネラル、食物繊維を手軽に摂取できるため、朝食に選ばれる方も多いでしょう。

しかし、市販のグラノーラには美味しさや食べやすさを追求するために砂糖や人工甘味料が多く含まれていることが多いのです。

多様な種類があるため、ドライフルーツやナッツの配合、さらにはフレーバーによっても糖質や脂質を多く摂取してしまうことがあります。

また、グラノーラを食べる際、多くの人は牛乳やヨーグルトと一緒に食べると思いますが、これらのカロリーも加わり、結果的にカロリーオーバーになることがあるのです。

さらに、グラノーラが牛乳やヨーグルトの中でふやけてしまうと、咀嚼が減少し、満腹感を得にくくなるため、食べ過ぎを招く原因ともなります。

プロテインバー


プロテインバーの原材料を確認すると、チョコレートや砂糖など、一般的なお菓子と変わらない成分が使われていることが分かります。

さらに、マーガリンやショートニングなどの油脂も含まれているため、脂質も高めです。

たんぱく質は通常のお菓子よりも多く摂取できますが、同時に余分な糖質や脂質も摂ってしまうため、体重増加の要因になり得るのです。

甘いものがどうしても食べたい時にはどうするか?

ここまで、ヘルシーに見えて実は太りやすい食べ物を4つご紹介しました。

では、ダイエット中にどうしても甘いものが欲しいときには、どのような選択をすれば良いのでしょうか?

ここからは、ダイエット中でも安心して食べられる甘い食べ物や、市販品を選ぶ際のポイントについて解説します。

さつまいも


さつまいもは、GI値が低く、血糖値を上げにくい食材として知られています。

おやつとしてだけでなく、主食の代替としても非常におすすめです。

満腹感が得られやすく、少量でも十分に満足感を得ることができるため、ダイエット中の方にも適しています。

食物繊維が豊富に含まれていることでも知られていますが、特に皮の近くに多く含まれているため、丸ごと蒸かして食べるのが良いでしょう。

生のフルーツ


フルーツに含まれる果糖も血糖値を上昇させる成分ですが、ドライフルーツとの大きな違いは水分が豊富に含まれている点です。

ドライフルーツを少量食べるよりも、生のフルーツを一つじっくりと食べるほうが、満足感を得やすく、カロリーや糖質も抑えられます。

甘味料は自然なものを選ぶ


白砂糖や異性化液糖などの精製された甘味料、あるいは人工的に作られた甘味料は、血糖値を急上昇させやすく、糖質中毒に陥るリスクが高まります。

甘さが欲しいときには、はちみつやメープルシロップ、黒糖などの自然な甘味を選ぶことをお勧めします。

お菓子や加工品を選ぶ際も、原材料をしっかり確認し、どのような甘味料が使用されているかをチェックしてみてください。

また、市販品の原材料は使用されている分量が多い順に並んでいます。

そのため、砂糖や甘味料が上位に含まれているものは、それだけ甘味料の割合が多いことを示していますので、食べ過ぎには十分に注意が必要です。

まとめ

ヘルシーだと思って選んでいた食べ物が、実は太りやすいものであることに気づいた方も多いのではないでしょうか?

カロリーが低いものや体に良いものが必ずしもダイエットに効果的であるとは限りません。

そのため、イメージに振り回されることなく、正しい選択を行うことがとても重要です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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