買ってはいけない！中古パソコン

パソコンを手に入れたいと考えながらも、出費をできるだけ抑えたいという方は多くいらっしゃることでしょう。そんな中で、中古パソコンが選択肢の一つとして浮かぶことがよくあります。しかし、パソコンに詳しくない方にとっては、どのモデルを選べば良いのか全く分からないという状況も十分に考えられます。

この記事では、特に注意が必要な「買ってはいけない中古パソコン」の種類について詳しくご紹介し、それぞれの選択において留意すべき重要なポイントを解説していきたいと思います。

「買ってはいけない中古パソコン」にはいくつかのタイプが存在し、それぞれには特有の問題点やリスクが伴います。これらを理解し、認識することで、中古パソコンの購入を考えている方々にとって非常に有益な情報を提供できれば幸いです。

買ってはいけない中古パソコンの種類とは？
中古パソコンを選ぶ時のポイント
買い方の注意ポイント
まとめ

買ってはいけない中古パソコンの種類とは？

年式が古すぎるパソコン

パソコンの性能は年式が新しいほど向上しており、数年前に高スペックでしか実現できなかった機能も、現在のモデルではより低いスペックでも実現可能です。

もちろん、古い機種になると、使用できるOSも古いものに限られてしまいます。このため、ウイルスやマルウェアに感染しやすくなり、セキュリティ面での脆弱性が生じる恐れがあります。さらに、古いパソコンはバッテリーの劣化が進んでおり、新しいモデルに比べて消費電力が高くなるため、外出先での突然の動作不良や電源切れのリスクも懸念されます。

リフレッシュパソコン

リフレッシュパソコンとは、一度使用された製品で、何らかの問題があった部分が修理されたり、劣化した部品が交換されたりした後に、品質検査を経て再生されたものです。

新品ではないため、一般的には価格が安くなると考えられがちですが、実際には新品よりも高い価格が設定されているケースもあるため、注意が必要です。購入を検討する際には、新品と比較してそのコストパフォーマンスをしっかりと確認することを強くお勧めします。

値段重視のパソコン

価格の安さだけを重視した中古パソコンは、性能を犠牲にしていることが多く、CPUが低スペックであったり、メモリが不足していたり、ハードディスクの容量が少なかったりすることがあります。

パソコンに詳しくない方は、機能が最低限動作すれば問題ないと考えることがあるかもしれませんが、その結果、動作が非常に遅くなったり、やりたいことができなくなったりするリスクが高まります。したがって、単に値段だけでなく性能や機能にも目を向けることが重要です。

中古パソコンを選ぶ時のポイント

モニター液晶

モニターの故障は一般的には少ないものですが、もしも壊れてしまった場合、修理にかかる部品代だけで数万円が必要になることがあります。

このため、購入前にはモニターの状態をしっかりと確認することが極めて重要です。実際に電源を入れ、色の見え方や動作不良がないかをチェックし、異常が見つかった場合はそのパソコンを選択肢から外すべきです。

キーボード

キーボードについても、動作不良や故障が起こることは稀ですが、長年の使用によってキーを押した際の感触が鈍くなったり、表面が摩耗して滑らかになってしまったりすることがあります。見た目が悪くなることや動作の不具合も生じる可能性があります。

そのため、全てのキーを押して問題がないかを確認してから選ぶことが大切です。

ファンからの異音

電源を入れた際に異音がするパソコンは、購入を見送るべきです。

起動後に異音が発生する場合、その原因としてファンの部品が摩耗している可能性が高いです。ファンが正常に動作しなくなると、パソコン内部の温度が上昇し、保護回路が作動してパソコンが動かなくなることがあります。そのため、異音がある場合はその時点で購入を避けるべきです。

OSの確認

OSが新しいWindowsであるかどうかも重要な確認ポイントです。

古いOSでも使用は可能ですが、新しいOSと比較すると性能が劣るのは明らかです。また、サポートが終了しているOSでは、セキュリティ対策が行われておらず、ウイルスに感染する危険性が高まります。その結果、パソコンが使えなくなり、再度購入しなければならない事態を招く可能性があります。たとえば、Windows8のサポートはすでに終了しているため、購入時にはWindows10または最新のWindows11を選ぶようにしましょう。