買ってはいけないゲーミングマウス？選ぶときに注意すべき機能やおすすめメーカー

あなたは普段、PCゲームを楽しんでいるのでしょうか？

かつては、任天堂やソニーなどが提供するゲーム専用機が主流でしたが、最近ではPCやスマートフォンでゲームを楽しむ人々が急増しているというトレンドがあります。

スマートフォン向けのゲームは、手軽にどこでも楽しめるという点が非常に魅力的ですが、その操作が比較的シンプルであるために、物足りなさを感じる方も多いのではないでしょうか。このような理由から、より深いゲーム体験を求めてPCゲームに移行する人々が増えているのです。

ゲームスキルが向上するにつれ、自然とマウスやキーボード、モニターなどの周辺機器に対するこだわりが強まってきます。

そこで、今回はゲーミングマウスにスポットを当て、どのようなマウスが避けるべきか、さらにはマウスの選び方について詳しく解説していきます。

ゲームに向いていないマウスとは？
ゲーミングマウスとは
ゲーミングマウスのメーカー
まとめ

ゲームに向いていないマウスとは？

現在使用しているマウスは、果たしてどのようなものでしょうか？家電量販店やオンラインショップで手軽に購入できる安価なマウスは、ゲームにおいて最適な選択肢とは言えません。

具体的に注意すべき点は以下の3つです。

・形状や重さが自分の手に合っていない

・ポインターを意図した位置に正確に合わせることができない

・ボタンの数が不足している

これらの3つの要素に心当たりがある場合は、ぜひゲーミングマウスの購入を真剣に検討してみることをお勧めします。逆に、これらの問題がない方は、購入を見送ることも選択肢として考える価値があるかもしれません。

ゲーミングマウスとは

その名の通り、ゲーミングマウスはゲームプレイを最適化するために特別に設計されており、さまざまな便利な機能が備わっています。

多機能ボタン

一般的な安価なマウスには、左クリック、右クリック、そしてホイールが付いている程度ですが、ゲーミングマウスには10個や20個のボタンが装備されているモデルも存在します。

さらに、専用のソフトウェアをインストールすることで、各ボタンに自分の好みのキーやマクロを設定できる製品も多くあります。

マクロ機能とは、特定の操作を事前に記録しておき、必要な時にその操作を簡単に実行できる機能のことです。たとえば、左クリックを3回、その後に右クリックを2回押す操作をマクロとして登録すれば、そのボタンを一度押すだけで、簡単にその操作が実行できるようになります。

この機能は、特にMMO系のゲームにおいて非常に効果を発揮します。複雑な操作を一つのボタンにまとめることで、操作の手間を大幅に軽減し、プレイヤーの負担を軽減してくれるのです。

高性能なセンサー

FPSやTPSなどのシューティングゲーム、または一部のアクションゲームでは、マウスのセンサーが非常に重要な要素となります。

思うようにエイムが決まらず、苛立ちを感じた経験はありませんか？それはもしかしたら、現在お使いのマウスのセンサーに問題があるのかもしれません。

ポインターが動きすぎてしまったり、逆に動きが遅すぎて操作が間に合わない場合、多くはDPIに関わる問題が原因です。

DPIとは、マウスを動かした際にポインターがどれだけ動くかを測る数値であり、これが低いとポインターの動きが小さく、高いとポインターの動きが大きくなります。

ゲーミングマウスはこのDPIをゲームプレイ中に調整できるため、シーンに応じた最適な感度でプレイすることが可能です。精密な動きが求められるときにはDPIを低く設定し、一方で素早い反応が必要とされる場面ではDPIを高く設定することで、ゲームのプレイが格段に有利になります。

重量の調整

使用しているマウスが重すぎて長時間の使用で疲れてしまったり、逆に軽すぎて操作が難しいと感じたことはありませんか？

そのような悩みも、ゲーミングマウスであれば解決できるかもしれません。

専用の重りを付けたり外したりすることで、自分好みの重量に調整できるゲーミングマウスも多く存在し、これにより操作性が向上します。

ゲーミングマウスのメーカー

最近ではゲーミングPCの周辺機器メーカーが数多く存在していますが、その中でも特に有名な2社をご紹介します。

Logicool G

Logicool Gは、マウスやキーボードなどの周辺機器において高いシェアを誇るLogicoolのゲーミングブランドです。このメーカーは、エントリーモデルから高級モデルまで幅広いラインナップを展開しており、数千円から1万円以上の製品まで取り揃えています。

そのため、自分が求める機能を持つマウスを多様な価格帯から選ぶことができるため、初めてゲーミングマウスを購入する方には非常におすすめのメーカーです。ちなみに、Logicoolはスイスで誕生したブランドで、本来の名称はLogitechですが、日本国内で既にLogitecというPC周辺機器メーカーが存在したため、Logicoolという名称を使用しています。

Razer

Razerは、Logicool Gほどの普及率はありませんが、PCゲームをプレイする方であれば、このメーカーの名前を耳にしたことがあるかもしれません。

Razerは、一般的に価格が高めの製品が多く、初めてゲーミングマウスを購入する際には手が出しづらいかもしれません。しかし、マウスの機能が非常に高性能であることに加え、エルゴノミクスデザインが特徴的であり、マウスの形状にも細かい配慮が施されています。マウスを持ったときにフィット感がないと感じる方には、一度試してみることを強くお勧めします。