【セルフまつ毛パーマ】　買ってはいけない理由とは？

サロンに出向くことなく、自宅で手軽に楽しむことができる『セルフまつ毛パーマ』について、一度じっくりと考えてみましょう。

果たして、資格を持たない素人が自分自身でパーマを施すことは、安全だと言えるのでしょうか？

今回は、『セルフまつ毛パーマの概要と正しい使用方法』、『セルフで取り組む際のデメリットやリスク』、さらに『サロン選びのポイント』について、詳しくご紹介させていただきます。

セルフまつ毛パーマとは？正しい使い方
セルフでやるデメリットや危険性
サロン選びについて

セルフまつ毛パーマとは？正しい使い方

まず最初に、セルフまつ毛パーマとは、専門のサロンで施術を受けるのではなく、自分自身の手を使ってまつ毛パーマを行うことを指します。
最近では、ネット通販などを通じてセルフ用のまつ毛パーマキットが非常に手軽に手に入るようになっています。
これらのキットには、1液と2液のカール剤、クリアグルー、ギザギザロット、そして詳細な説明書などが含まれています。

◇正しい使い方◇
①まず最初に、洗顔を行い清潔な状態を保ち、目元に化粧や水分、油分が残らないようにしっかりとタオルなどで拭き取ります。
目元に汚れが残っていると、パーマ液がしっかりと浸透しにくくなり、ロッドがまつ毛に適切に接着しない恐れがあるため、十分な注意が必要です。
②ビューラーを使用して軽くまつ毛を持ち上げておきます。
③サージカルテープを使い、まつ毛の生え際が視認しやすくなるように確保します。
④ロッドを自分のまぶたや目のサイズに合わせてカットし、まつ毛の生え際にしっかりと貼り付けます。
この際、生え際のギリギリの位置に貼り付け、まつ毛がロッドの下に入らないように全てのまつ毛が上に出るように配置しましょう。
⑤まつ毛を一本ずつロッドに貼り付けていきます。
キットに付属されている専用のスティックや爪楊枝を使用して、まっすぐ等間隔に貼り付けることが非常に重要です。
⑥設定された時間放置し、その後洗い流し、乾燥が完了したら完成です。
この際、必ずキットに記載されている放置時間を厳守することが非常に重要です。
放置時間が長すぎるとまつ毛にダメージを与える原因となり、また、放置時間が短すぎるとまつ毛がしっかりと上がらない結果になることがあるため、十分に注意が必要です。

セルフでやるデメリットや危険性

◇パーマ液に含まれる刺激成分の存在
サロンで使用されるまつ毛パーマ液は比較的刺激が少ないものが多いですが、セルフ用のパーマ液には、確実にパーマがかかるように刺激が強い成分が含まれていることが一般的です。これが万が一目に入ってしまった場合、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
また、サロンでは毛先にはパーマ液を塗布しないのが一般的ですが、セルフの場合、うっかり毛先まで塗ってしまうと、痛んでしまったり、チリチリに仕上がってしまうこともあるのです。
まつ毛パーマは化粧品として登録されているため、頭髪用のパーマよりもリスクは低いものの、トラブルが起こりやすいので十分な注意が必要です。

◇目を開けたままの施術のリスク
自分自身でパーマをかける際には、目を開けた状態で施術を行う必要があり、そのため、パーマ液が目に入りやすく、目に入ると強い痛みを感じたり、目が充血したり、目の周りが腫れる場合もあります。
さらに、パーマ液が皮膚に触れた際にはかぶれを引き起こすこともあります。

◇失敗のリスクが高い
ロッドの長さが自分の目に合わなかったり、ロッドにうまくまつ毛を付けることができない場合、まつ毛がバラバラの方向に向いてしまったり、不自然に折れたり抜けてしまうリスクが高まります。
深刻なダメージを受けて毛根に影響が出ると、脱毛症を引き起こす可能性もあるのです。
さらに、失敗しなくても、パーマをかけること自体がまつ毛にとってダメージを与えるということを常に念頭に置いておくべきです。

◇思い通りのデザインに仕上げるのが難しい
知識を持つプロは、放置時間やパーマ液の量などを個々に調整しながら施術を行いますが、セルフの場合はキットの説明書に従うことになりますが、自身のまつ毛を見ながら判断や調整を行うことがなかなか難しいため、思い通りの仕上がりにならないことが多いのです。