ネイルを愛する人々の間で、近年セルフネイルが非常に注目を集めていることをご存知でしょうか。
私自身もそのネイル愛好者の一人であり、セルフネイルの楽しさに目覚めてから数十年が経ちました。その間、私の趣味は次第に深まり、ついには3年前からプロのネイリストとして活動を始めることになりました。笑
このような背景を持つ私が、セルフネイラーでありつつプロネイリストでもある立場から、100均のネイル道具は実際にどうなのか、一式100均で揃えても問題ないのかという疑問について、徹底的に調査を行いましたので、その結果を以下に詳しくご紹介いたします。
セルフネイル 100均で揃えてはいけない?その理由は?
まず最初に、結論からお伝えしたいと思います。私の率直な意見としては、100均でネイル道具一式を揃えることはあまりお勧めできません。
その理由として挙げられるのは、やはり100均の道具はプロが使用する道具と比較した場合、性能や品質において劣っている部分が目立つからです。
ただし、これはあくまでプロ用の道具との比較に基づく意見であり、セルフネイルを楽しむために必要な機能を持った製品も多く存在しており、コストパフォーマンスに優れたものもあります!
実際に、100均でセルフネイル、特にジェルネイルに必要な道具を一式揃えて検証してみた結果を、次の項で詳しくお伝えいたします。
100均でセルフネイルに必要な道具を購入してみた
ワンカラーのネイルを作成する際に、セルフネイルに最低限必要な道具は、基本的に以下の14点です。
・エタノール
・アルミホイル
・キッチンペーパー
・プッシャー
・キューティクルニッパー
・エメリーボード
・スポンジファイル or ゼブラファイル
・ウッドスティック
・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル
・ジェル筆
・UVライト
代用できるアイテムも存在するため、あくまで参考としてご覧ください。コットンやキッチンペーパーはご家庭にあることが多いと思いますので、それ以外の道具を100均で購入することにしました。
実際に100均で購入した道具は以下の通りです。
- エメリーボード
- ゼブラファイル
- セラミックプッシャー
- キューティクルニッパー(300円)
- UVライト(300円)
- ベースジェル
- ホログラム
- ラメ
- ノンワイプトップコート
- スパチュラ
- ウッドスティック
正直なところ、必要な道具がすべて100均で揃うことに驚きを隠せませんでしたが、総額たったの1500円でセルフネイルを始められるというのは非常に衝撃的な事実です。まさに素晴らしい時代に生きていると実感しました。
100均のジェルは刷毛一体型のポリッシュタイプがほとんどで、今回購入したジェルも例外ではなく、特にジェル筆は必要ありませんでした。
私はクリアなベースにラメやホログラムをランダムに混ぜ込んだネイルに仕上げたかったため、ラメとホログラムも購入しました。ジェルとホログラムを混ぜるためのスパチュラも手に入れ、パレットには自宅にあったアルミホイルを活用しました。
また、これらの道具を揃えるために、ダイソー、セリア、キャンドゥの3店舗を巡ったのですが、100均ごとに品揃えが異なるため、少々手間がかかりました。
特にトップジェルを見つけるのが難しく、どの店も人気商品で品薄状態でした。唯一見つけられたのはラメ入りのノンワイプトップコートだけでした。
実際にセルフネイルに必要な100均の道具を使用してみた
実際に使用した結果、100均で購入した道具を試してみると、十分なものと、使いにくいものの2つに分類できましたので、以下にまとめてみますね。
100均でも十分なもの
- エメリーボード
- セラミックプッシャー
- ベースジェル
- ホログラム
- ラメ
- ノンワイプトップコート
- スパチュラ
- ウッドスティック
これらの製品は問題なく使用でき、しっかりと練習すれば、プロ並みのクオリティでセルフネイルを楽しむことができると感じました。
特にベースやトップジェルは刷毛のついたポリッシュタイプなので、非常に使いやすく、セルフネイラーさんにとっては非常におすすめのアイテムです!
実際に、ラメ入りのノンワイプトップを使用するのは初めてだったのですが、その手軽さに感動しました!このトップコートを使うだけで、カラージェルもラメが入った仕上がりになり、ノンワイプなので未硬化ジェルを拭き取る手間も省けるため、特に初心者のセルフネイラーさんには強くお勧めできます!
100均だと使いにくいもの
- キューティクルニッパー(300円)
- UVライト(300円)
特にUVライトについては、100均の手頃なお値段を考慮しても、正直なところあまり満足できるものではありませんでした。
UVライトは2回ほど使用したところで、コードの差し込み口が外れて壊れてしまい、これでは330円でもコストパフォーマンスが悪いと感じざるを得ませんでした。私の扱いが乱暴だった可能性も否定できませんが。笑
また、光が均一に当たらないため、注意しないとジェルが完全に固まらないという問題もありました。
キューティクルニッパーに関しては、細かい部分のキューティクルを切るのがやや難しいと感じましたが、セルフネイルを楽しむには十分な品質だと思いました。
まとめ
本記事では、ネイル道具を一式100均で揃えることについて私の考えとその理由をお伝えしました。
この記事が、セルフネイラーの方々や、これからセルフネイルを始めようか迷っている方々の参考になれば幸いです!
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