【徹底調査】お守りを複数買ってはいけないって本当!?

突然ですが、皆さんはお守りを何個お持ちでしょうか?

  • 交通安全
  • 合格祈願
  • 安産祈願
  • 縁結び

このように、さまざまなお守りが存在し、日本全国には多くの有名な神社が点在していますよね。

さて、「お守りを複数持つと神様同士が争う」という噂を聞いたことがある方はいらっしゃるでしょうか?

もしこの話が真実であれば、お守りは1つだけを購入しなければならないということになります。さらに、もし2つ以上のお守りを所持している場合、その効果は一体どうなってしまうのでしょうか?

この記事では、この噂の真相を探りつつ、正しいお守りの知識について徹底的に調査しましたので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

お守りを複数持つと神様が争うのか?

結論から言いますと、このような噂は単なる誤解にすぎません

日本は、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教といった一神教とは異なり、仏教や神道を含む多神教が広く信仰されています。自然界のあらゆるものに神が宿っているという「八百万の神」という考え方が根付いているのです。

つまり、それぞれの神々は異なる役割を持ち、それぞれが専門的に守護しているため、神様同士が争うということはありません。

ただし、争いが生じないとしてもお守りを持ちすぎることは避けた方が良いという意見も存在します。

その理由は、お守りごとに個性があり、それぞれが持つパワーや波長が異なるためです。異なる特性を持つお守りを複数持つことは、必ずしも良い結果をもたらすとは限らず、相性によっては1+1=0、あるいはマイナスに繋がる可能性もあるとされています。

一方で、お守りは何個持っていても問題ないという考え方もあります。

どちらの信仰を持つかは個々の自由ですが、お守りを複数所持する際にはいくつかの注意点がありますので、これからご紹介いたします。

お守りを持つ際の注意点

「交通安全」や「安産祈願」などのように、お守りを複数持ちたい場合は、どのような点に注意すればよいのでしょうか。お守りを複数持つ際に重要なポイントを以下にまとめました。

「感謝」の気持ちを忘れない

お守りを持つ際に最も大切なのは、「感謝の気持ち」です。

お守りには神様が宿り、常に私たちを見守っています。そのため、粗末に扱うことは決して許されません。

「日々私を守っていただき、心から感謝申し上げます。」という思いを常に忘れないようにしましょう。

持つことに満足しない

お守りを複数持つことで「たくさんのご利益が得られる」と誤解しないようにしましょう。

お守りは数が多ければ良いというものではありません。持っていることに満足するのではなく、一つひとつのお守りを大切にし、謙虚な気持ちで日々を過ごすことが重要です。

「縁結び」は1つだけ

「合格祈願」や「安産祈願」などは、自分で購入したお守り以外にも、友人や親戚からのプレゼントがあるかもしれません。過度に多く持つことは好ましくありませんが、贈り物には贈り手の思いが込められているため、大切に扱う必要があります。

しかし、「縁結び」に関しては、「運命の人」との出会いを目的とした特別なお守りです。運命の人は一人だけですので、縁結びのお守りは1つに絞った方が良いとされています。

使わなくなったお守りは神社に返納

意外と知られていないことですが、お守りには有効期限がないのです。

お守りの効果が1年限りだと考えている方も多くいますが、大切に扱うことでその効果は持続します。

とはいえ、初詣などでお守りを新調する習慣がある方も多いでしょう。その際に注意すべきことは、古いお守りの正しい手放し方です。

神様が宿っているお守りを適当に放置することは失礼ですので、使わなくなったお守りは必ず神社に返納するようにしましょう。可能であれば、購入した神社に返納することが理想的です。

旅行のお土産としていただいたものなど、現地に返納するのが難しい場合は、最寄りの神社でも問題ありません。

お守りの正しい持ち方

お守りの正しい持ち方についてお話ししましょう。もしかしたら、あなたの持ち方は神様に対して失礼になっているかもしれませんので、ぜひ確認してみてください。

基本的には身に付けることが望ましい

私たちを守ってくれる「お守り」ですから、やはり身に付けることが最も効果的です。

ただし、ズボンのポケットに入れるのは失礼とされているため、注意が必要です。神様が宿っていることを意識しつつ、バッグや財布に丁寧にしまうよう心がけましょう。
(バッグの中で他の物に押しつぶされないように十分注意が必要です。)

身に付けるのが難しい場合は、正しく保管

お守りを身に付けるのが難しい場合には、自宅などで以下のように保管することが推奨されます。

  • 目線より高い場所
  • 目につく明るい場所
  • 清潔な場所

お守りは「保管」というよりも「飾る」という感覚で扱うのが良いです。
引き出しに無造作にしまうのではなく、心を込めて丁寧に扱うよう心がけましょう。

種類別お守りのおすすめ置き場所

お守りは種類によって、以下のような場所に飾るとより効果的です。

  • 家内安全:家の中
  • 合格祈願:学業に使用するもの(ペンケースやカバンなど)
  • 金運上昇:財布の中
  • 交通安全(運転用):車の中

お守りを目にするたびに願いを込め、感謝し、自分を引き締められるような場所に飾ることが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?お守りについて意外と知られていない知識もあったのではないかと思います。

お守りに関する要点を以下にまとめてみました。

  • 複数所持していても神様同士が争うことはない
  • たくさん持てば良いというわけでもない
  • 有効期限はなく、1年経過してもご利益が変わらない
  • 感謝の気持ちを忘れずに大切に扱うことが重要
  • 使わなくなったお守りは神社に返納するべき
  • 身に付けるか、願いを込めた場所に丁寧に飾ることが望ましい

ご利益を受けられるように、今一度お守りに対する考え方を見直してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。

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