買ってはいけない家庭用脱毛器 その理由とは?

脱毛サロンに通うのは確かに手間がかかるものであり、自宅で簡単に脱毛ができる方法があればいいなと考える方も多いでしょう。家庭用脱毛器は実際に効果があるのでしょうか?そして、その使用に伴う安全性についてはどうでしょうか?

今回は、こうした疑問に対し、しっかりとした解答を提供いたします。

脱毛といえば、一般的には女性が行うイメージが強いですが、最近では男性も脱毛を行うことが一般的になってきています。除毛ブランド『ヴィート』が行った調査によると、全国の10代から40代の男性400人を対象にした結果では、約7割が身だしなみの一環としてムダ毛の処理を行っていることが明らかになりました。

10代男性の2人に1人はムダ毛処理をしていることが判明!世界売上No.1(※1)除脱毛ブランドの「ヴィート」が男性のムダ毛処理に関する意識調査を実施
レキットベンキーザー・ジャパン株式会社のプレスリリース(2022年3月9日 11時00分)10代男性の2人に1人はムダ毛処理をしていることが判明!世界売上No.1(※1)除脱毛ブランドの「ヴィート」が男性のムダ毛処理に関する意識調査を実施

「ムダ毛が気になるけれど、脱毛サロンに行くのはちょっと抵抗がある…」や、「自分の好きなタイミングで脱毛を行いたい」という理由から、家庭用脱毛器を購入する人が徐々に増えているのです。

✔️ 記事の内容

家庭用脱毛器の危険性について詳しく解説していきます。

家庭用脱毛器とは?

家庭用脱毛器とは、自宅で手軽にセルフ脱毛を行うための機器を指します。これにより、自分のペースで脱毛を進めることができるのです。

家庭用脱毛器の種類はどんなものがあるの?

フラッシュ式脱毛器は、肌に光を照射し、毛根にダメージを与えて脱毛を行う方式です。この方法は、脱毛サロンでも採用されている光脱毛と同じ手法となります。
レーザー式脱毛器は、メラニン色素に反応して毛が生える組織を破壊する脱毛方式です。こちらの手法はクリニックで行われる医療脱毛と同様ですが、医療脱毛で使用されるものに比べて出力は弱めです。
ローラー式脱毛器は、肌にローラーを滑らせて毛を絡め、引き抜くタイプの脱毛器です。
超音波式脱毛器は、ピンセットのようなもので毛をつまみながら超音波を流して毛を抜く脱毛方式です。
サーミコン式脱毛器は、熱を利用して肌に直接触れることなく表面の毛をカットする脱毛方法です。
家庭用脱毛器にはこれだけ多くの種類が存在するのですね。
その中でも特に代表的なのがフラッシュ式脱毛器です。
使い方によっては非常に便利なアイテムかもしれませんが、一体どのような危険が潜んでいるのでしょうか。
それでは、結論から説明いたします。

家庭用脱毛器を買ってはいけない理由

1.火傷のリスク
2.視力の低下の可能性
3.毛穴にかかる負担
4.結果的に費用が高くつくこと
5.処理できない部位がある
6.保証がない

火傷のリスク

レビューを見ていると、「火傷をした」というトラブルが多く報告されていることがわかります。

家庭用脱毛器は使い方が非常に簡単であるため、取扱説明書をしっかりと読まずに使用を始めてしまうことが、火傷の原因になることがしばしばです。

脱毛を始めた目的が、美しい肌を手に入れるためであるはずが、誤った使い方によって火傷の跡が残ったり、シミができてしまうという本末転倒な結果になることも考えられます。

視力の低下の可能性

脱毛器の光はメラニン色素のある部分に反応します。

そのため、濃い色の網膜にも反応することがあり、顔周辺での使用や不注意で光を直視してしまうと非常に危険です。

光を直視することによって、痛みを伴ったり、まぶしさを感じたり、残像が残るなどの症状が現れ、視力が低下するリスクがあるのです。

こうした症状が現れた場合は、眼科での受診を強くおすすめします。

毛穴にかかる負担

毛穴に対する負担は、特にローラー式脱毛器などの毛を引き抜く方式の脱毛器においてよく見られるトラブルです。

毛を引き抜く際、毛穴が広がり、その開いた毛穴から雑菌が侵入する恐れがあります。

毛穴が炎症を起こすと、腫れや化膿を引き起こす可能性があるため、悪化する前に皮膚科を受診することが望ましいでしょう。

また、毛が埋もれてしまったり、肌の色素沈着を引き起こすことにもつながります。

結果的に費用が高くつくこと

初期投資の時点では、脱毛サロンに通うよりも家庭用脱毛器を購入する方が安く感じるかもしれません。

しかし、家庭用脱毛器は脱毛サロンやクリニックに比べて出力が弱く設定されているため、その効果を実感しにくいことがあるのです。

毛の質によっては効果を感じることがあるかもしれませんが、理想の肌を手に入れるためには長期間使用し続けなければならない場合が多いです。

そのため、バッテリーやカートリッジの追加購入が必要となり、結果的にトータルコストが高くなってしまうのです。

処理できない部位がある

背中などの手が届きにくい部分の処理ができないという点は、家庭用脱毛器の大きなデメリットだと言えるでしょう。

届かない部分に光を照射する場合は、家族や友人に手伝ってもらったり、背中だけを脱毛サロンで処理してもらう必要が出てきます。

保証がない

家庭用脱毛器には修理保証があるものの、肌トラブルに関しては使用者の自己責任となります。

その点、医療脱毛クリニックでは火傷や肌トラブルがあった際に、診察や処方が受けられる体制が整っています。

トラブルが発生しないことが一番ですが、こうした保証の有無は使用者にとって大きな安心感につながります。

まとめ

家庭用脱毛器の危険性について、少しでも理解していただけたでしょうか?

コロナ禍の影響もあり、自分の好きなタイミングで手軽に脱毛ができることは確かに便利な点ですが、その便利さの裏には潜む危険性があることを忘れないでください。

簡単だからといって、誤った使い方をすると肌や目にトラブルを引き起こすことがあり得ます。

その結果、症状によっては皮膚科や眼科を受診することになり、診察代や薬代などの意外な出費が増えてしまうこともあります。

また、家庭用脱毛器は本体の購入だけではなく、継続して使用するための別途費用もかかることを考慮する必要があります。

そう考えると、自分の手が届かない部分も脱毛でき、保証が付いている脱毛サロンやクリニックで施術を受ける方が、コストパフォーマンスが良いと言えるのではないでしょうか。

家庭用脱毛器も決して安い買い物ではないため、しっかりと調べ、慎重に検討することをお勧めいたします。

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