買ってはいけない!?立ち食いそば その理由とは?

駅や街の様々な場所で見かける「立ち食いそば屋」は、つい足を運びたくなる魅力がありますよね。

手頃な価格でありながら、味も抜群です。

特に急いでいる時には、気軽に立ち寄り、待たずに食事を楽しむことができるのが大きな利点です。

さらに、うどんと比べるとカロリーも低めで、健康的というイメージも持たれています。

私自身も立ち食いそばが大好きで、よく利用しています。

しかし、便利でおいしい「立ち食いそば屋」には、実は健康に対するリスクが潜んでいることをご存知でしょうか。

 

え?毎日のように食べているのに、そんなリスクがあるなんて思いもよらない。

あんなに美味しくて手軽な食事に、どうしてそんなことがあるのでしょうか。

 

こう感じる方も多いかもしれません。

 

この記事をお読みいただくことで、以下のことが理解できるはずです。

・「立ち食いそば屋」が危険な理由
・安全なそば屋の選び方

 

それでは、最後までお付き合いください。

なぜ、「立ち食いそば屋」が危険なのか?

長年にわたり私たちに愛されてきた「立ち食いそば屋」が、なぜ健康にリスクをもたらすのか。その理由は、コスト削減のために材料を海外から、特に中国からの輸入に依存していることにあります。

そば粉は本来、高価な素材です。そのため、一般的なそば屋では一杯1000円近くすることも珍しくありません。

その一方で、立ち食いそばは500円以下で楽しむことができるため、非常にお得感があります。

安価に提供するためには、原材料を抑える必要があり、その結果として中国産のそば粉が多く使用されているのです。

中国から輸入された農産品については、インドネシアに輸出された米にプラスチックが混入していた事件があり、これが大きな話題となりました。

そのプラスチックは、ビニール管などに使用されるポリ塩化ビニール(PVC)で作られたもので、米粒の形状に成型されていたと言われています。ポリ塩化ビニール(PVC)が食品中に溶け出し、生殖機能に影響を及ぼす懸念が指摘されています。

このため、1990年代以降、ポリ塩化ビニール(PVC)を食品容器に使用することは世界的に禁止されています。

さらに、国産のそば粉と比べて、中国産のそば粉の価格は約半分程度になっています。このため、多くのそば店が中国産のそば粉に依存する状況が続いています。立ち食いそばの多くも、実際には中国産が使用されているのが現状です。

ただし、中国産のそば粉でも、日本国内で加工されたものであれば、ある程度の安心感があります。問題となるのは、脱皮(加工)済みの状態で輸入されたそば粉です。脱皮済みのものを使用することで、コストはさらに削減されるため、このようなそば粉を使っている店舗が増加しています。

そば粉の加工工場の状況

では、なぜ脱皮済み(抜き実)中国産のそば粉が危険なのでしょうか?

中国国内の加工工場の衛生状態は極めて不衛生であることが懸念されています。実際に、中国国内で加工された脱皮済み(抜き実)のそば粉の臭いを嗅ぐと、消毒剤のような強烈な匂いが感じられます。

加工済みの脱皮(抜き実)に直接農薬が噴霧されている可能性や、殺鼠剤が使用された倉庫で保管されている危険性が高いのです。

そばの実はネズミの好物であり、ネズミが保管場所に侵入すると、糞尿の臭いがついてしまい、そのそばは使用できなくなってしまいます。

そのため、製粉業界ではネズミ対策が長年の大きな課題となっています。

また、加工後に虫の発生を防ぐために、防虫剤が噴霧されている可能性も指摘されています。通常、1週間から1ヶ月放置すると虫が湧いてしまいます。

鮮度を保つためには、収穫から脱皮加工、製粉までの時間を短縮する必要がありますが、中国から輸入された抜き実は虫が湧きにくいという事実があるため、薬剤が残留している可能性が高いのです。

実際、中国加工の抜き実をサンプルとして5品入手し、残留農薬のテストを行ったところ、4品から農薬が検出される結果となりました。

このように、価格を抑えるために、コストを削減する企業努力の中で、現在の日本のそばは中国産のそば粉を使用するケースが増えているのです。

 

今のところ、どのお店が中国産で、どのお店が日本産なのかを明確に表示している店舗は少ないのが現実です。

ですが、大手のチェーン店や立ち食いそば屋などは、ほとんどが中国産を使用している可能性が高いと考えられます。

日本国内では、富山産や秋田産のそば粉が非常に高く評価されているため、そういった具体的な表示があれば安心できるでしょう。

まとめ

このように、私たちの日常に深く根付いている「立ち食いそば」も、コスト削減のために安全性が犠牲にされている可能性があるのです。

危険性があるとわかっていても、どうしても食べたくなる気持ちがあるのは理解できます。

私自身もその気持ちに共感します。

しかし、長期的に健康を維持し、そばを楽しむためには、「立ち食いそば」の利用頻度を少し減らしたり、食べるお店を選ぶことが重要です。

少し値段が高くても、産地が明確に表示されているそば屋を選ぶことで、自分自身の健康を守ることが求められます。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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