
皆さんは普段、「靴」をどのようにして購入していますか?
多くの方は靴屋やアパレルショップなどの実店舗で靴を選び、購入することが一般的ではないかと思います。
その理由として考えられるのは、多くの人が「ネット通販で靴を買うと失敗する」という印象を抱いているからではないでしょうか。
しかしながら、実際にはネット通販でも、失敗しやすい靴を選ばずに、失敗を回避するための対策を講じることで、自宅でじっくりと靴を選ぶことができるのです♪
この記事では、
・ネット通販で失敗しやすい靴の種類について詳しく解説します
・失敗を防ぐための具体的な対策方法をご紹介します
ぜひ、ネット通販での靴選びの参考にしてみてください。
ネット通販で靴を購入する際の注意点
最初に、ネット通販で靴を購入する際に、「思っていたのとは異なる」と感じることが多い2つのポイントについてお話ししたいと思います。
サイズ

ネット通販で最も失敗しやすい要因の一つには、「サイズ」が挙げられます。
衣料品やインテリア雑貨などでも、写真で見たイメージと、実際に届いた商品のサイズが異なることはしばしばありますよね。
特に、靴のサイズはメーカーごとに異なることが多く、
例えば、A社の23cmの商品が、B社では24cm相当だったりすることが多いのです。
これは、靴は長さだけでなく、幅や甲の高さも異なるために生じる現象です。
そのため、足の長さが23.5cmであっても、甲が高い場合には24cmでないと入らないということもあるため、試着をせずに自分の足に合った靴を見つけるのは非常に難しいのです。
色や素材

ネット通販で、サイズの次に失敗しやすいのが、色や素材です。
オンラインで見る商品の画像は、その商品を魅力的に見せるために工夫されて撮影されています。そのため、実際に届いた商品を見たときに、素材が安っぽく見えたり、期待していた色合いとは異なる場合もあります。
特に色については、ネット上で画像を見る際は明るい室内で見ているため、屋外の日光で見ると印象が異なることがしばしばあります。
その理由は、屋外では時間や天候によって、「青色」が強調されたり「赤色」が強調されたりすることがあるためです。
また、パソコンやスマートフォンのディスプレイで見た画像と、実物の色が異なる理由には、「面積効果」が影響しています。面積効果とは、明るい色は小さな面積よりも大きな面積の方がより明るく、逆に暗い色は大きな面積の方がより暗く見えるという現象です。
失敗しやすい靴の種類
ここでは、ネット通販で購入する際に特に注意が必要な靴の種類をいくつかご紹介したいと思います。
パンプス

通勤時やドレスなど特別な場面でよく履かれるパンプスですが、ネット通販で購入する際には特に気を付ける必要があります。
パンプスとは、甲と踵が覆われており、紐や留め具がない靴のことを指します。サイズが大きすぎると、踵が浮いてしまい、転倒する危険性があります。さらに、ヒール付きの商品が多いことから、サイズが小さすぎると、つま先に体重がかかりすぎて、足が痛くなることもあります。
そのため、パンプスは自分の足にぴったり合ったサイズを選ぶことが必要で、ネット通販での購入はあまりお勧めできません。
特に通勤などで頻繁に使用する場合は、実際の店舗で試着を行ってから購入するか、既に履いたことのあるメーカーの商品を選ぶようにすることをお勧めします。
ムートンブーツ

冬の季節になると多くの人が好んで履くムートンブーツは、羊の毛皮から作られており、高い保温性を持つことが特徴の暖かい靴です。
このムートンブーツの内部は毛皮でふかふかに仕上げられており、そのため、足が靴の中で前に滑りやすく、サイズが合っていないと踵部分から脱げてしまうことがあります。
したがって、このムートンブーツもネット通販でのサイズ選びが難しい靴であると言えます。
ロングブーツ

ロングブーツは、足を美しく見せるだけでなく、冬には防寒にも役立つため、一足持っていると非常に重宝するアイテムです。
しかし、試着を行わずに購入する場合は注意が必要です。
ロングブーツは、ふくらはぎまでを覆うデザインになっているため、足のサイズに加えて、ふくらはぎの太さや膝から足首までの長さも考慮して選ぶ必要があります。これによりサイズ選びが非常に難しくなります。
特に筆者が難しいと感じるのは、足首周りのフィット感です。
足のサイズやふくらはぎの太さに合ったサイズを選んでも、足首部分に余裕がありすぎるとスタイルが悪く見えてしまうことがあります。トレンドで太めのシルエットが好まれる場合は問題ありませんが、自分の足にぴったりフィットするロングブーツを試着せずに選ぶのは非常に困難だと考えています。
失敗しないようにする対策

これまで、ネット通販で購入する際に注意が必要な靴についてお話ししてきましたが、今度はそのような失敗を未然に防ぐための対策をいくつかご提案いたします。
返品保障のあるサイトで購入する
商品を選ぶ際には、購入後にサイズ交換などの返品・交換に対応しているサイトを選ぶことが重要です。万が一、サイズ選びに失敗した場合でも、返品が可能であれば別のサイズに交換することができるため安心です。
返品対応を行っているサイトは多く存在しますが、一部では返品不可の条件が設定されている場合もあるので、通販業者に表示義務のある「返品特約」の項目をしっかり確認することが大切です。
ちなみに、返品可能であっても、期間が設定されていたり、未使用のみ返品可能であったり、返品には特定の条件がある場合がありますので、商品が届いたら速やかに開封し、商品を確認することを忘れないようにしましょう。
口コミをチェックする
サイズや素材を確認するために、その商品の口コミを参考にすることは非常に重要です。
もちろん、口コミがない商品も存在しますが、「普段〇〇サイズの靴を履いていますが、ぴったりでした!」や「横幅が思ったより狭かったです」といった有益な口コミが多く存在しますので、カートに入れる前に口コミを確認することをお勧めします。
足のサイズを計測する
あなたは、自分の足のサイズを正確に測ったことがありますか?
メジャーなどを使って正確に測定したことがある方は、意外と少ないかもしれません。
前述の通り、メーカーごとにサイズが異なるため、一度しっかりと自分の足のサイズを測定しておくことを強くお勧めします。
測り方については、ネットで調べると計測用のシートなども見つかるので、この機会にぜひ足のサイズを確認してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、
・ネット通販の注意点
・失敗しやすい靴の種類
・失敗しないための対策
について詳しくご紹介いたしました。
ぜひ、この記事を参考にして、自分にぴったりの靴をネット通販で見つけていただければ幸いです♪
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