
外付けドライブを使ったことがある方はいらっしゃいますか?
最近のノートパソコンは薄型化が進んでおり、それに伴い内蔵ドライブを搭載していないモデルが増えています。
しかしながら、ドライブが搭載されていないと、CDやDVD、さらにはBDの再生ができず、不便に感じる場面も出てくることがあるでしょう。
そんな時に役立つのが外付けドライブです。
外付けドライブには多くの種類があり、どのような製品を選べば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は外付けドライブを選ぶ際に注意すべきポイントをご紹介します。
外付けドライブでできること
外付けドライブができることとして、主に以下の2つが挙げられます。
- CD・DVD・BDの再生
- データの書き込み
CD・DVD・BDの再生
ドライブの主な用途として、最初に思い浮かぶのはCD・DVD・BDの再生ではないでしょうか。
最近の外付けドライブの中には、1台でほとんどのメディアに対応している製品も多く登場していますが、自分が使用するメディアに対応しているかどうかは事前に確認しておくことが重要です。
頻繁にCD・DVD・BDを再生する方は、読み込み速度が速いモデルを選ぶことで、快適に利用することができるでしょう。
一般的には、6~8倍速ほどの読み込み速度があれば、特に問題はないと考えられます。
データの書き込み
読み込みだけでなく、DVDなどにデータを書き込みたいというニーズもあるかもしれません。
そのような場合にも、外付けドライブは大変便利です。
この場合でも、自分が使用するメディアに対応しているかを確認することが重要です。
また、読み込みと同様に、書き込み速度が速いモデルを選択すれば、ストレスなく使用することができるでしょう。
こちらも、6~8倍速程度であれば基本的には問題ないとされています。
中には、読み込み・書き込み速度が16倍速や24倍速に達する製品もありますが、そのような高性能モデルは高価なことが多いため、必要に応じて慎重に検討することをお勧めします。
外付けドライブを買う前に確認すべきこと
外付けドライブの用途が理解できたところで、次に購入前に必ず確認しておくべきポイントについてお話しします。
以下の3つの項目は、確認しておかないと後々買い直しなどの想定外の出費が発生する可能性があるため、注意が必要です。
- 自分の使用するメディアに対応しているか
- 自分のパソコンのOSに対応しているか
- 専用のソフトがついているか
自分の使用するメディアに対応しているか
まず最初に確認しておきたいのが、自分の使用するメディアに対応しているかどうかです。
多くの製品はほとんどのメディアに対応していますが、万が一対応していない場合は再購入が必要になるため、必ず確認を怠らないようにしましょう。
特によくあるのが、BDを再生したいのにDVDドライブを購入してしまうことです。
BDを再生するためには、BD対応のドライブが不可欠であり、当然ながらDVDドライブではBDの再生はできません(逆にBDドライブであればDVDを再生することは可能です)。
また、BD対応のドライブはDVD対応のドライブに比べて、価格が倍以上になることが多いという点も覚えておくべきです。
安価に済ませようとした結果、購入したDVDドライブがBD非対応だった、という事態も避けたいところです。
自分のパソコンのOSに対応しているか
次に、外付けドライブが自分のパソコンのOSに対応しているかどうかを確認しましょう。
最近のパソコンであれば、特にWindows10に対応しているかを確認することが重要です。
自分のパソコンのOSに対応していない場合、使用できなかったり、正しく動作しなかったりすることがあるため、この点も重要な確認事項となります。
専用のソフトが付いているか
外付けドライブには再生ソフトや書き込みソフトが付属しているものと、そうでないものがあります。
ソフトが付いていない製品を選ぶと、別途ソフトを準備する必要がある場合があります。
この点を確認せずに外付けドライブを購入し、DVDやBDの再生ができないと困惑するレビューをよく目にします。
もちろん、ソフトが付属している製品とそうでない製品では価格が異なり、ソフト付きの製品は一般的に値段が高くなることが多いです。
そのため、価格だけで判断せず、ソフトの有無を事前に確認することが大切です。
さらに、ソフト付きの製品を購入する場合はそのソフトが自分のパソコンのOSに対応しているかも確認しておく必要があります。
特にMacの場合、付属のソフトが対応していないことが多く、使用できないこともありますので注意が必要です。
まとめ
今回は、外付けドライブを購入する際の注意点について詳しくご紹介しました。
外付けドライブを選ぶ際には、今回お話しした3つのポイントを必ず確認しておくことが重要です。
ソフトについては無料のものと有料のものが存在し、有料のソフトの方が使いやすい場合が多いですが、無料のものでも十分な機能を持つ製品もあります。
ちなみに、ソフトが付いていないドライブを購入し、その後有料ソフトを購入するのと、ソフト付きのドライブを購入するのとでは、費用がそれほど大きく変わらないこともあります。
外付けドライブを購入する際には、単に価格だけで判断するのではなく、必要な機能が備わっているかどうかなど、総合的に判断して選択することが重要となります。
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