突然ですが、皆さんは「いちごミルク」という飲み物について知っていますか?
すみません(笑)もちろん、皆さんは知っていると思いますよね。
いちごミルクの飲料、飴、さらにはかき氷など、思いつくだけでも本当に多くのいちごミルク味の商品が存在します。おそらく、誰しもが一度はその美味しさを味わったことがあるのではないでしょうか?
今回は、そんな「いちごミルク」を絶対に購入してはいけない理由についてお話ししたいと思います。
実は、私自身も高校生の頃からいちごミルク味が大好きで、頻繁に購入していました。しかし、この驚くべき事実を知って以来、一度もいちごミルクを口にしていません。
おそらくこの記事を読んで真実を知ってしまったら、私のようにいちごミルクを飲むことができなくなってしまう人が必ず現れるでしょう。ですので、「いちごミルクが大好きで、これからも飲み続けたい」と思っている方は、そっと閉じて記憶を消すことをお勧めします。
いちごミルクを使った商品

皆さんは、いちごミルクを使った商品としてどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
最も有名な商品として知られているのは、「サクマ製菓のいちごみるく飴」ではないでしょうか。この商品は1970年に発売され、今もなおロングセラー商品として愛されています。福岡県産のあまおうの果汁を使い、表面のいちごの酸味と中に入ったミルクの甘さが絶妙に調和しています。
次に思い浮かぶのは、コンビニや自動販売機で販売されている紙パックの「いちごミルク」です。ある会社では「いちごオレ」として知られています。
私が高校生だった頃は、特に紙パックの「いちごオレ」が大人気で、昼休みにはあっという間に売り切れてしまうこともありました。
しかし最近では、このいちごオレを見かけることが少なくなってしまいましたね・・・
いちごミルクを絶対に買ってはいけない理由

そんなに大好きだった「いちごミルク」を買わなくなってしまった理由には、明確な理由があります。
これは正直、とても気持ち悪いですよね。
そもそも、私がこの衝撃的な事実を知ったきっかけは、高校の先生の授業でした。その先生は雑学が大好きで、授業のたびに2、3個の雑学を教えてくれるのですが、そのときは「いちごミルクの虫」についての話題だったのです。
高校生だった私は、「いや、そんなの絶対にウソだろ」と思いながら、自動販売機でいちごミルクを購入し、原材料名を確認しました。
すると、そこには「コチニール色素」と堂々と書かれていました。この「コチニール色素」という成分こそが、実際に虫を用いているのです。すぐに携帯でその虫について調べてみると、以来一度もいちごミルクを口にしたことがありません。
実は、いちごミルクだけでなく、かまぼこやお菓子など、ピンクや赤色の商品にはこの成分が使われていることがあるのです。
コチニール色素とは

天然色素は多くが植物由来ですが、コチニール色素は動物、つまり昆虫由来の色素です。作り方を簡単に説明すると、コチニールカイガラムシを乾燥させて粉末にするのです。
コチニールカイガラムシは別名「エンジムシ」とも呼ばれ、その主成分は「カルミン酸」という化合物です。
ピンク色が使用されている商品の原材料名を確認すると、「コチニール色素」や「カルミン酸」といった表記を見かけることがありますが、結局のところ、同じ「コチニールカイガラムシ」が使われているのです。
アレルギー反応を起こす可能性がある

私がいちごミルクを買うべきではないと考えているのは、単に虫が含まれていて気持ち悪いからだけではありません。
平成24年には、消費者庁よりコチニール色素に関する注意喚起が発表されています。(こちら)そのため、原材料をしっかり確認することが非常に重要です。
特に、初めてコチニール色素を口にする際(小さなお子さまなど)は注意が必要です。卵や蕎麦はアレルギーの代表的な食品として知られていますが、いちごミルクでアレルギー反応が起こることは意外と考えないことですよね?
まとめ

今回は「いちごミルク」を絶対に購入してはいけない理由について詳しく解説しました。
いちごミルクの鮮やかなピンク色は見栄えが良く、多くの人を惹きつけますが、その色を実現するために「コチニールカイガラムシ」という昆虫が使われていることを知ると、その印象は変わってしまいます。
「今まで虫を飲んだり、食べたりしていたの?」
「なんだか騙された気分だ」と感じる方も多いかもしれませんが、他の色についても実は・・・ということがあるかもしれませんよ(笑)
ピンク色の商品=昆虫、という新しい概念が植え付けられてしまったように思います。しかし最近では、消費者庁からの注意喚起の影響もあってか、ピンク色の商品でもコチニール色素を使っていない商品が多く流通しています。

コメント
ハムやソーセージにも使われてますよ!
なんで虫なんか使うの、🥲︎