勢い・リサーチ不足でバイクガレージを購入するのは避けるべき
突然ですが、皆さんはバイクをしっかりと保管できていますか?
近年、バイクの需要が急速に高まっていますよね。特に人気のある車種の中古バイクが新車の値段を上回ることもあり、新車の納期が遅れることも多く、再びバイクの人気が上昇しているのを実感しています。
ニュースでは、人気モデルを狙った窃盗団が巧妙な手口でバイクを一瞬で盗むという報道も目にします。まさに、厳しい世の中だと感じる瞬間です。
そんなニュースを見て、私も愛車を守るためにバイクガレージを購入する決断をしました!
そこで、私が得た知識を基に、購入してはいけないバイクガレージの4つのタイプを紹介したいと思います。これからバイクガレージの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1 簡易テントガレージ
このタイプのガレージを避けるべき理由は、やはり「防犯性」にあります。
価格はおおよそ1万円から5万円と、比較的手頃で購入しやすいのが魅力的です。
勢いでバイクを購入してしまったため、ガレージにまでお金をかけられない、仮の置き場が必要だ、雨風をしのげる場所があれば十分だと考えている方には、おすすめすることもあるでしょう。
私も当初はこのテントを選ぼうと考えていました。しかし、窃盗団は予想以上に巧妙な手口を使っているという現実を知り、やはり仕事や外出を気軽にできる環境ではなくなると感じました。
実際、テントは所詮テントですので、破られてしまえば外に置いているのと同じです。30万から100万ほどするバイクを簡易的なテントで保管することには不安が残ります。
個人的には、こういった秘密基地感が好きなので、一人キャンプしているような感覚には心惹かれますが、防犯性を重視する方には向いていません。
2 プレハブバイクガレージ 土間タイプ
このタイプを購入するのを避ける理由は、「固定資産税がかかる」からです。
バイクの転倒を懸念してこのタイプを選ぶ方も多いでしょう。私の自宅は駐車場に砕石を敷いており、バイクを出すたびに転倒の恐れがあったり、実際に倒してしまったこともあり、何度も悲しい思いをしたことがあります。
写真のように、整地された段差のない土間であれば、転倒のリスクを減らせると考えて購入を検討していました。
しかし、給料が上がらない一方で物価が高騰している現代において、毎年支払う固定資産税が増えることを考えると、現実的ではないと感じて諦めました。バイクは永遠に乗れるわけではありませんが、固定資産税は建物がある限りずっと課され続けます。
なんとも理不尽な世の中だと思います。ただし、資金に余裕のある方や、高重量クラスのバイクを所有されている方には購入をおすすめします。私のように資金に余裕がない方や、200キロクラスのバイクに乗っている方には、このガレージはオーバースペックだと感じるため、避けるべきです。
3 小さいバイクガレージ
このガレージを購入するべきでない理由は、「バイクのみしか収納できない」ことです。
当初はこのサイズのガレージを検討していました。奥行2360mm、幅1750mmほどのバイクガレージを求めて、某バイクショップに足を運びました。
店員さんに相談したところ、小さいバイクガレージは実は一番人気がないとのことでした。
バイクガレージだけでなく、物置としての役割を求める方が多いため、小さいバイクガレージは売れ行きが悪いとの説明を受けました。
高額な費用をかけてバイクだけを収納するのは、確かにもったいないと感じるのは当然です。また、某メーカーの商品を比較すると、大きめのガレージと小さいバイクガレージには確かに価格差がありますが、頑張れば手が届かないわけではありません。
もしバイクガレージを狭いスペースにしか設置できない方には適していますが、十分なスペースが確保できる方は、将来的なことを考えて小さいバイクガレージを購入するのは避けた方が良いでしょう。
4 ホームセンターで売られている物置き
このタイプを避けるべき理由は、「奥行が短い」からです。
バイクガレージを購入するかどうか悩んでいた時期に、ふとホームセンターを訪れた際、決算セールで物置が非常に安く販売されているのを見つけました。
店員さんの話を聞いていると、施錠の機能が付いていたり、重いものを入れても床が抜けないとのことで、価格も安く条件が整っているように思えました。
しかし、物置はその名の通り物置として設計されているため、奥行がわずかに狭いのです。
ほんのわずか、30センチほどの差なのですが、この30センチの違いがバイクを収納できない原因となるのです。(泣)
本当に巧妙に作られていますよね。バイクを斜めにして駐車することも考えましたが、それは転倒のリスクを高めることになりかねないため、断念しました。
このことから、バイクガレージと表記されているものを選ぶようにしましょう。物置は物置としての役割であり、バイクガレージとして購入するのはおすすめできません。
5 まとめ
いかがでしたでしょうか?
私の視点からの意見ですので、賛否が分かれることもあると思います。人それぞれの事情やニーズが異なりますので、選ぶものは変わってくるはずです。大切なのは、さまざまな要素を考慮し、購入するかどうかを慎重に判断することだと考えています。
バイクガレージの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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