買ってはいけない!互換製品・非純正製品のプリンターインク

近年、コンピュータの普及が進んでいる中で、エプソンやキャノンといったメーカーの家庭用プリンターが広く普及し、多くの家庭やオフィスに設置されるようになりました。この流れに伴い、必要なインクも非常に多くの種類が販売されており、3色タイプから6色タイプ、さらにはさらに鮮やかな印刷が可能な製品まで、多様な選択肢が存在しています。

プリンター用のインクには、純正品、非純正品、互換製品、リサイクル品の4つの種類があり、それぞれの特性や選択肢について考慮している方も多いことでしょう。実際にどのタイプのインクを選んで購入するのが良いのか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、少しでも経済的に手に入る非純正や互換プリンターインクを使用することが果たして望ましいのか、あるいはその購入を控えるべきなのかについて、詳しく解説していきます。

正規品・純正品・互換品・リサイクル品の違いは・・?

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・正規品とは・・

正規ルートを経て販売される商品を指し、一般的にはメーカーから代理店を通じて販売されることが多いです。このように確かな流通経路を経て手に入る正規品は、信頼性が高く、充実した保証が付いていることが特長です。それに対し、このルートを通らずに販売されている商品には、偽物や類似品が混在している可能性があるため、注意が必要です。

・純正品とは・・

特定の製品を製造しているメーカーが直接販売している商品のことを指します。これらの製品は、メーカー自らが自社の製品に必要な部品や関連商品として販売しています。

特定のメーカーが製造した製品であり、他のメーカーの製品が同様の機能を持っていても、純正品とは見なされません。一般的に純正品は価格が高めですが、動作保証があり、サポートも受けられるため、信頼性の面で安心です

・互換品とは・・

『純正品』の代わりに異なる第三者の企業が販売している、互換性を持つ製品のことを指します。

多くはお手頃な価格で提供され、コストパフォーマンスが非常に良好です。また、オリジナルに比べて容量を増加させた製品も存在します。しかし、メーカーからの保証がないため、時には動作不良や本体が読み取らないといったトラブルが発生することもあり、保証期間中でも修理が有償となる場合があります。

ヘンリー・ワンによるPixabay

・リサイクル品とは・・

使用済みの純正製品インクカートリッジを洗浄し、再度インクを充填して、再利用可能な商品として提供されるインクカートリッジのことを指します。これらは再生品やリユース品とも呼ばれています。

純正品に比べて価格が安く、コストパフォーマンスに優れており、さらに廃棄物を出さず、環境にも優しい製品です。ただし、回収や選別、洗浄、充填などに手間がかかるため、互換インクよりも若干高くなる傾向があります。こちらもトラブルが発生した場合には、メーカーの保証が有償となることがあるため、注意が必要です。また、色の品質や耐光性については製造メーカーによって差があるため、選ぶ際には注意が求められます。

本体を製造したメーカーが付属品を販売している➡純正品

本体を製造したメーカーとは異なる会社が付属品や消耗品を製造して販売している➡互換品

どんな商品があるの?

  • プリンターのインクカートリッジ    
  • 電動歯ブラシの替えブラシ
  • カメラのレンズフード
  • 電動工具のバッテリー            
  • パソコンのメモリー
  • ダイソン掃除機のバッテリー
  • 腕時計の替えベルト
  • 掃除機のブラシや紙パック
  • ゲームコントローラー  

このように、特に消耗品に関しては非常に多くの互換製品が流通していることがわかります。

  • 互換バッテリーについては、こちらでお伝えしています☟
  • PSEマークについても詳細を記載しています。買ってはいけない!互換バッテリー
  • https://www.nby.stylemap.co.jp/12004

買ってはいけない理由・デメリット

        スティーブンによるPixabay 

  1. トラブルや本体故障の原因となることがある
  2. ヘッドが詰まることがある・・ヘッドクリーニングを行っても改善しない場合がある
  3. インクの色が出なくなることがある
  4. インクの消費が早くなることがある
  5. 純正品と比較して発色が劣る場合がある
  6. プリンターが正しく認識しないことがある

互換製品を使用している際に故障が発生した場合、メーカーが対応してくれないことが多いため、結果的に新たにプリンターを購入しなければならない事態に陥ることもあります。このような場合、余計な出費がかさんでしまうことになるため、新製品や新たに購入したばかりのプリンターの場合は、メーカーの保証を受けられるように純正品を選ぶことが安心です。

でも購入、互換製品の購入で気を付けたいこと

互換インクが本当に信頼できるのか、不安に思っている方も多いかもしれません。しかし、すべての互換インクが悪質なわけではなく、コストパフォーマンスが優れていて、質の高い製品も存在します。しっかりとした知識を持ってから購入を検討することが重要です。具体的には以下の点に気を付ける必要があります。

  • 低評価の口コミをチェックすること
  • 純正互換と明記されている製品を選ぶこと
  • フリマやオークションでの購入は避けること
  • 保証がしっかりしていることを確認すること
  • 可能な限り、日本製の製品を選ぶこと      
  • PSEマークの近くに業者名が記載されていること
  • 日本製の製品を選ぶことが重要です
販売ルールがしっかりしていないサイトや、自社の口コミを低評価のものを削除してしまう傾向もあるため、注意が必要です。
実際に使用した方の評価や口コミは慎重に確認することが重要です。特に複数のサイト、例えば楽天、Yahoo!、Amazonなどでの口コミは、購入の判断に大きな参考になります。
私が製品を選ぶ際に重視している点は、上記に加え、口コミで以下の3つの条件をしっかりと確認し、判断しています。
  1. 性能を最大限に発揮できること。
  2. 本体の寿命を縮めないこと。
  3. もちろん本体に異常を引き起こさないこと。
価格が安いからといって、安易に互換製品を選ぶことは避けるべきです。
おすすめは・・
  • 1位  インク革命 ・・正常稼働率が高く、保証が充実していて、価格もリーズナブル
  • 2位  インクナビ・・・正常稼働率が高く、保証も整っている
  • 3位  チップス・・・非常にリーズナブルな価格で提供されている
  • 特別賞 ジェット・・環境に配慮したリサイクル品で、品質が高く、条件付きの保証もある

まとめ

白黒印刷や色合いの鮮やかさにあまりこだわらない方であれば、互換インクを選ぶことも一つの選択肢として良いでしょう。しかし、コストパフォーマンスを考慮した上で、日本製で保証のある製品を選ぶことを強くお勧めします。純正品は数回交換するだけで、新品のプリンターを購入できるほどの価格になることが多いです。

品質を重視される方には、目詰まりやズレが少ない純正品の購入をお勧めします。
新しく購入したばかりのプリンターや新発売のモデルについては、特にメーカーの保証があるため、互換製品や非純正インクは購入を控えるのが賢明です。

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