何となく買ってはいけない体組成計

洋服のウエストがいつもより少しきつく感じたり、階段の昇降が以前よりも辛いと感じることはありませんか?

ここ最近、体重計に乗ることを避けているため、体全体が重く感じるということもあるかもしれません。

また、運動不足を実感している方も多いのではないでしょうか?

定期的に体重を測定することは、健康管理においてとても重要な役割を果たします。

ダイエットを目指す方や、筋トレの結果を確認したい方、さらには健康維持に努めたい方に向けて、体組成計の選び方について詳しく解説していきます。

体重計と体組成計の違い

体重計

体重計は、体重を測定するために設計された非常にシンプルな機器です。

その価格帯は幅広く、1,000円以下の手頃なモデルも存在し、昔ながらのアナログゲージから最新のデジタル表示型の高性能モデルまで、さまざまな選択肢が用意されています。

体重だけでなく、体脂肪率や体重と身長のバランスを示すBMIを測定できるタイプもあり、日常の健康管理において非常に役立つアイテムです。

体組成計

「体組成」という言葉はあまり馴染みがないかもしれませんが、これは筋肉や脂肪、骨など、体を構成するさまざまな組織を指します。

体組成計は、単に体重を測るだけでなく、体組成の情報を推定して表示する機器です。

体脂肪率(皮下脂肪と内臓脂肪の測定も可能)や筋肉量など、多様な測定が行えることが特徴です。

目的別に選ぶことが重要

健康管理におすすめ

体重と体脂肪率を同時に測定できる体重計は、日常の健康管理に非常に有用です。

比較的低価格ながらも、多くの測定項目を備えている製品も多く、年齢や体重、身長情報を登録してBMIを計算する機能を持つタイプも存在します。

家族で使用する場合は、登録できる人数の上限も確認しておくと良いでしょう。

ダイエットにおすすめ

体重に加えて、体脂肪率、基礎代謝量、BMIの測定が可能な製品が特におすすめです。

体脂肪率が減少していることを視覚的に確認できることで、体重以外でもダイエットの効果を実感しやすく、モチベーションの向上にもつながるでしょう。

筋トレにおすすめ

体重に加え、体脂肪率や筋肉量を測定できるモデルが非常に便利です。

体幹や両腕、両足など、部位ごとに筋肉の状態を測定できる製品を選ぶことで、特に気になる部分を意識した効果的なトレーニングが可能になります。

さらに、体組成計の中には筋肉の質を点数化する機能を搭載したモデルも存在します。

アスリートの方には、アスリート向けの専用モードを備えた体重計が特におすすめです。

スマホでデータ管理をしたい方へ

専用アプリをインストールしたスマホに接続することで、体重計のデータをスマホと連携させることができるタイプがあります。

測定ごとに自動的にデータがスマホに転送されるため、ダイエットなどの長期的なデータ管理を行いたい方には最適な選択肢です。

自動認識機能の便利さ

自動認識機能を備えた体重計は、ユーザーが体重計に乗ると、登録されている情報の中から自動的に識別し、データを呼び出してくれる便利な機能があります。

これにより、体重計に乗る前に操作を行う必要がなく、非常にスムーズに使用することができるのです。

人気のメーカーについて

タニタ(TANITA)

1944年に設立された計測器メーカーであるタニタは、健康管理に適した製品からトレーニング向けの機能が充実したモデルまで、多様なラインナップを展開しています。

タニタ 体重体組成計 BC-765

タニタ体組成計FS-101

オムロン

健康機器を提供するメーカーであるオムロンは、多様なラインナップが特徴です。

特に「カラダスキャン」と呼ばれるシリーズの体重計は高い人気を誇ります。

シンプルなモデルから、両手両足での測定を可能にした高性能モデルまで揃っているため、自分の目的に合わせて選ぶことができます。

オムロン 体組成計「KaradaScan(カラダスキャン)」HBF-228T

インボディ

インボディは、年齢や性別を入力する必要がなく、身長だけで体組成を測定できるのが大きな特徴です。

体重はもちろん、体脂肪率、骨格筋肉量、内臓脂肪、基礎代謝、BMIなど、多くの測定項目があり、健康管理、ダイエット、筋トレなどさまざまな目的に使用可能です。

スマホと連携できる製品もあり、データ管理が非常に便利です。

インボディ 体組成計 H20N

オーム電機

オーム電機が提供する体重計は、測定項目が体重のみであるシンプルで使いやすいデジタルモデルです。

100g単位での測定が可能で、見やすいデジタル表示が魅力的です。

ステップオン式を採用しており、乗るだけで電源が入るため、測定後も一定の時間が経過すれば自動的に電源が切れるため、手間いらずで便利です。

オーム電機 体重計 HBK-T100-W

まとめ

体重計には多様な種類が存在することが確認できました。

体重だけでなく、体脂肪率やBMI、筋肉量、基礎代謝量などを測定できる体組成計も非常に人気があります。

日々の健康管理はもちろん、ダイエットや筋トレの効果を長期的に観察したい場合には、スマホ連携機能を搭載したモデルを選ぶことで、自動的にデータが転送され、自分の体の変化を把握しやすくなります。

毎日使う中で、できるだけ手間をかけずに気軽に測定したい方には、乗るだけで電源が入る機能や、自動でユーザーを認識する機能が備わった製品が特に便利です。

また、あまり多機能を必要とせず、低価格のシンプルな体重計を探している方も、各メーカーから豊富な選択肢が揃っていますので、デジタル表示かアナログ表示かを選んで、自分に合った製品を探してみることをお勧めします。

体重の変化を通じて自身の健康管理にしっかりと目を向け、元気に日々を過ごしていきましょう!

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