あなたはコンビニエンスストアを頻繁に利用されていることがありますか?
現在、コンビニは私たちの生活において欠かせない存在となっている方が多いのではないでしょうか。最近では、コンビニで取り扱っている商品が食品から日用品まで幅広くなり、その利便性は抜群です。ふとコンビニを見つけると、思わず立ち寄ってしまい、買い物を楽しむ瞬間もあることでしょう。
さて、そんな時にあなたが選ぶ商品はどのようなものですか?今回は、コンビニで購入する際、特に避けた方が良い商品について、その理由も含めて詳しくお話ししたいと思います。
コンビニで買ってはいけないものとは?
結論から申し上げると、コンビニで特に避けるべき商品は「おでん」です。
おでんは、大根や卵などの具材が入り、小腹が空いたときにぴったりな一品ですよね。特に寒い季節には、温かいおでんの出汁を最後の一滴まで飲み干したくなるほどの美味しさを実感できるものです。しかし、なぜコンビニのおでんを購入することが好ましくないのか、その理由を見ていきましょう。
買ってはいけない理由①:食品添加物
「食品添加物」という言葉を聞くと、あなたはどのような印象を持たれるでしょうか?
食品添加物には、保存料、着色料、香料など、さまざまな種類が存在します。これらは私たちの食事を美味しく、そして彩り豊かにするために使用されますが、一方で過剰に使用されると体に悪影響を及ぼす可能性もあるのです。食品添加物の使用に関しては、法律によって表示のルールが設けられており、原材料欄にその物質名を記載することが求められています。
実は、ここには少し複雑なからくりが隠されています。コンビニではおでんの具材を外注していますが、原材料として仕入れた具材に使用されている食品添加物は、表示しなくても良いという決まりがあるのです。つまり、表示が義務付けられるのは「コンビニが直接おでんを作る際に使用した材料」だけに限られるのです。このルールをキャリーオーバーと呼び、企業側にとっては非常に都合の良い決まりであると言えるでしょう。詳細についてはここでは触れませんが、消費者庁の食品表示基準Q&Aにその内容が記載されていますので、興味のある方はぜひ確認してみてください。
コンビニのおでんには思いのほか多くの食品添加物が含まれていると考えるべきです。実際には、コンビニのおでんが型崩れせずに長時間汁の中に浮かんでいるのは、食品添加物が影響していると言われています。
買ってはいけない理由②:たんぱく加水分解物
次に、コンビニで避けるべき理由の2つ目は「たんぱく加水分解物」です。たんぱく加水分解物とは、肉や大豆などのたんぱく質を分解して得られるアミノ酸のことを指し、食品の旨味の源となる成分です。
このアミノ酸を生成する過程では「塩酸」が使用されるのですが、その際に多くの不純物も同時に生成されます。その不純物の中にはクロロプロパノール類という化学物質が含まれています。
このクロロプロパノール類を過剰に摂取すると、発がん性などの人体に対する悪影響があるとされています。農林水産省も、このクロロプロパノール類の過剰摂取が健康に対する危険性があるため、食品にたんぱく加水分解物を多く使用することは推奨できないと発表しています。また、他の不純物の中にはアレルギーを引き起こす可能性のある</strong物質も含まれているため、注意が必要です。
アレルギー症状が続くと、皮膚や粘膜が荒れてかゆみが生じたり、イライラや記憶力・集中力の低下、疲れやすさ、だるさなど、さまざまな症状を引き起こす要因になることがあります。
買ってはいけない理由③:酵母エキス
そして、避けるべき理由の3つ目は「酵母エキス」が含まれていることです。酵母と聞くと、体に良いイメージを持つ方も多いでしょうが、実は酵母と酵母エキスはまったく異なるものなのです。
酵母エキスは、先に説明したたんぱく加水分解物と同様に、旨味の源として利用され、たんぱく質をアミノ酸に変換する役割を担っています。しかし、通常、人体には取り込まれたアミノ酸を消化する機能が備わっていますが、ここで生成されたアミノ酸は「D-アミノ酸」と呼ばれ、消化・分解が十分に行われずに体内に蓄積されてしまいます。この蓄積されたD-アミノ酸が肝臓や腎臓に影響を及ぼしたり、白内障などの病気を引き起こす</strong可能性があるのです。
おでんの出汁に使われる旨味成分は、実は昆布などではなく、この酵母エキスが使用されていると言われています。
どうしてもおでんが食べたいときは
コンビニのおでんが危険であるということは、ここまでの説明でご理解いただけたかと思います。それでも、おでんはとても美味しい料理ですので、ついつい食べたくなることもありますよね。「体に良くないことは知っているけれど、どうしても食べたいんだ」と思われる方も多いことでしょう。そのお気持ち、私もよく理解できます。私自身もおでんが大好きですから!
そんなあなたには、以下のような無添加のおでんをぜひご紹介したいと思います。
まとめ:コンビニでおでんを買うのは控えましょう
いかがでしたでしょうか。コンビニは非常に便利な場所で、私たちの生活において重要な役割を果たしています。
立ち寄った際、ついあれもこれもと買い物をしたくなることもありますが、その際にはおでんを購入することはできるだけ避けるようにしましょう。
どうしてもおでんを食べたい場合には、出汁を飲みすぎないように十分に気を付けてください。この記事が、あなたの食生活を見直すきっかけとなることを願っています。
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