目に関する病気は、私たちにとって非常に恐ろしいものであると言えます。
実際に、私の両親も白内障という病に苦しむことになりました。
手術によって視力は確かに改善されましたが、やはり視界が時折ぼやけることがあるようです。
そこで、今回は白内障のリスクを高める食品について詳しく解説していきたいと思います。
目の病気は年齢に関係なく発症する可能性があるため、日頃から注意を払うことが非常に大切です。
この記事を通じて、以下の内容を理解していただけるようになります。
・白内障を引き起こす恐れのある食品について
・白内障を予防するための具体的な対策
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
白内障が発症しやすい食品
・乳製品
乳製品、特にチーズや牛乳に含まれる成分は、体内に入ると「ガラクトース」という糖に変換されます。
この「ガラクトース」は、適量であれば体内で問題なく処理されますが、過剰に摂取すると目の水晶体に蓄積されることが知られています。
蓄積が進むことで「白内障」のリスクが高まることがわかっており、これは年齢に関係なく、なんと20代の若者でも発症する可能性があるのです。
一般的に乳製品といえば、多くの人が牛乳を思い浮かべるかもしれません。
私自身も子供の頃、スポーツをしていたため、成長を促すために牛乳をたくさん飲んでいました。
成人における「ガラクトース」の適正な摂取量は、1日に約200ml、すなわちコップ1杯分とされています。
この適切な量を参考にして、無理のない範囲で乳製品を摂取することが重要だと考えます。
・糖分の多いお菓子やジュース
「白内障」は、糖尿病などのさまざまな病気と関連して発症することが多いとされています。
特に、「コーラ」や「ファンタ」といった清涼飲料水には、驚くべき量の糖分が含まれています。
たとえば、「コーラ」の500mlには、なんと角砂糖17.5個分に相当する砂糖が含まれているのです。
糖質を確認するためには、商品の裏面に記載されているラベルをしっかりと確認することをお勧めいたします。
「糖質」は「炭水化物−食物繊維」と表示されていますので、炭水化物の量を確認することで、どれほどの糖質が含まれているのかを把握することができます。
厚生労働省の指針によれば、1日の炭水化物の摂取量の目安は250〜330gとされています。
まずはこの量を超えないように心がけることが大切です。
・ラーメンなどのインスタント食品
これらのインスタント系食品は、白内障に限らず、一般的に健康に良くないというイメージがありますよね。
私自身も、このような食品はできるだけ避けるように心がけていますが、手軽さからつい食べてしまうことが多いのが実情です。
インスタント食品には、油分や塩分が豊富に含まれていることが多いです。
これらは体内の酸化を促進させる原因となります。
酸化が進むことで、私たちの体はさびていくのです。
私たちの体は本来アルカリ性であるため、酸性に変わることで血液がドロドロになり、血流が悪くなります。
血流が悪化すると、白内障だけでなく、緑内障や加齢黄斑変性など他の目の病気、さらには全身の健康にも悪影響を与えることになります。
白内障を予防する方法
もし「白内障」にかかってしまった場合、症状の程度には個人差がありますが、基本的には手術を受けない限り完全に治癒することは難しいと言えます。
そのため、白内障にかからないようにするための予防策を講じることが非常に重要です。
ここでは、食事に加え、他の予防方法についても詳しく見ていきたいと思います。
・紫外線を防ぐ
白内障の症状は、目の水晶体が濁ることで引き起こされます。
この水晶体の濁りは、含まれるタンパク質が酸化することによって生じますが、紫外線がその主な原因の一つとされています。
水晶体は光を集める役割を担っているため、紫外線が集まりやすく、その結果として活性酸素が発生しやすくなるのです。
したがって、紫外線をできる限り防ぐためには、UVカットのサングラスや帽子を活用することが非常に推奨されます。
・抗酸化作用のある食品を摂取する
先ほど説明しましたが、水晶体はタンパク質の酸化によって白く濁ります。
そのため、酸化を防ぐことが白内障の予防につながります。
抗酸化作用のある食材には以下のものがあります。
- ビタミンC
- ベータカロチン
- ルテイン
- ゼアキサンチン
最初にご紹介するのは「ビタミンC」で、これはいちごやレモン、ブロッコリーなどに豊富に含まれています。
次に、「ベータカロチン」や「ルテイン」です。これらはにんじん、ほうれん草、ピーマン、かぼちゃなどの緑黄色野菜から摂取することができ、非常に健康に良いです。
最後に「ゼアキサンチン」ですが、こちらはほうれん草などの緑色野菜やオレンジジュース、とうもろこし、柿、ブロッコリーにも多く含まれています。
まとめ
「白内障」という言葉を聞くと、一般的には加齢に伴う病気というイメージが強いですが、実際のところ、食生活も大きく影響するため、20代や30代の若者でも発症する可能性がある病気なのです。
さらに、「白内障」を予防するための食生活は、糖尿病などの合併症のリスクを軽減することにもつながります。
健康で楽しく生き続けるためには、「目」の健康を維持することが極めて重要であると考えます。
バランスの取れた食事と適度な運動を心掛け、白内障の予防に努めていきたいものですね。
最後までお読みいただき、心から感謝申し上げます。
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