副業や在宅での仕事が一般的になりつつある昨今、多くの人々がオフィス以外の環境でもパソコンを使う機会が格段に増えていることを実感しているかもしれません。
最近の傾向として、パソコンを長時間使用することが多くなり、その結果、腱鞘炎に悩まされる方が増加していると言われています。
その一因として、マウスの使い方が考えられています。
そこで、「医師が推薦するマウス」「医師推奨マウス」「98%の医師が推奨」などのように、多くの医療専門家がおすすめするマウスに興味を持たれている方も少なくないでしょう。
実際、長時間の作業中に親指の付け根に痛みを感じることが増え、思い切って新しいマウスを購入した経験があります。
その新しいマウスは、まさに「これは素晴らしい!」と思わせるもので、もっと早くに買い替えなかったことを悔やむほどの体験を得ました。
今回は、私が長年愛用していた「動かすタイプのマウス」を買わない方が良いアイテムとして、改めてご紹介したいと思います。
現在の時代は、マウスを動かさずに作業することが求められる時代になっています。
長時間の作業中に「古いマウス」を使用していて手首や指の痛みを感じている方には、ぜひとも注目していただきたい内容です。
- マウス腱鞘炎とは?
- 買ってはいけないマウス
- おすすめ腱鞘炎対策マウス10選!
- トラックボール“EX-G PRO”(親指操作タイプ)M-XPT1MRBK
- ワイヤレストラックボール(親指操作タイプ)M-XT2DRBK
- ワイヤレストラックボール(人差し指・中指操作タイプ)M-HT1DRBK
- トラックボール“DEFT PRO”(人差し指操作タイプ)M-DPT1MRXBK
- 使えてマウスワイヤレス 4DWL
- エルゴノミクスマウス(2.4GHzワイヤレス・スティックタイプ・IR LEDセンサー)MA-ERGW19
- ワイヤレスハンディトラックボールM-RT1DRBK
- ワイヤレスエルゴトラックボールMA-WTB178BK
- 静音ワイヤレスエルゴノミクスマウスMA-ERGW10N
- SlimBlade Trackball 72327JP
- まとめ
マウス腱鞘炎とは?
マウス腱鞘炎とは、手に過剰な負担をかけながらマウスを長時間使用することで、手首や指に不調が現れる状態を指します。
パソコンを操作する際には両手を使用しますが、特に利き手はマウスの動かし方やクリック、スクロールといった動作によって多大な負担がかかることになります。
その結果、腱鞘炎が発症しやすくなるのです。
さらに、手指だけではなく、全身の身体軸がずれることでさまざまな症状が引き起こされることもあります。
具体的には、頭痛、腰痛、背中の痛み、耳鳴り、目の疲れ、むくみ、肌荒れなど、幅広い不調が現れ、身体にかなりの負担を与えることになります。
マウス腱鞘炎の症状
1. マウス使用による手・腕の不調
手首や親指の付け根に痛みを感じたり、手や腕がしびれたり、肘や肩に痛みが出たり、握力が低下するなどの症状が見られます。
2. マウスの使用によって身体の軸が崩れることによる不調
利き手だけで長時間マウスを使用するため、利き手側にかかる負担が増加し、身体の軸が崩れて頭痛や腰痛、背中の痛み、耳鳴り、目の疲れ、むくみ、肌荒れなどが引き起こされます。
手指の問題だけではなく、身体全体に影響を及ぼす点が非常に恐ろしいですね。
買ってはいけないマウス
避けるべきマウスとは、まさに従来型の動かすタイプのマウスです。
パソコン作業に夢中になっていると、気づかないうちにマウスが遠くに移動してしまうことがよくあります。
その状態に気づくと、さまざまな範囲を移動していることを実感するでしょう。そこで、思い切って新しいマウスに切り替えました。
新しいマウスを使い始めた当初は、操作に慣れるまでしばらく時間がかかりました。
マウスを動かすという癖がなかなか抜けずにいたのですが、今では「トラックボール式マウス」を使用しており、もはや昔のマウスには戻れない状況です。
慣れてしまえば、トラックボール式のマウスは非常に優れたデバイスで、パソコン作業が格段に楽になりました。
そして、長年続いていた手首の痛みもほぼ気にならないレベルまで回復しています。
おすすめ腱鞘炎対策マウス10選!
おすすめのマウスは、何と言っても動かさずに作業ができるタイプのマウスです。
代表的な種類は以下の通りです。
・エルゴノミクスマウス
・トラックボールマウス
・空中操作式マウス
・ゲーミングマウス
これらのマウスを基に、腱鞘炎対策に適したマウスを10商品選びました。
それでは、おすすめの腱鞘炎対策マウス10選を見ていきましょう。
トラックボール“EX-G PRO”(親指操作タイプ)M-XPT1MRBK
トラックボールのハイスペックモデル“EX-G PRO”は、手のひらを自然に置いて操作しやすい親指操作タイプの製品です。
従来の親指操作タイプと比較して、ボールがわずかに上向きに配置されているのが特徴です。
左右ボタンに加えて、「進む・戻る」ボタン、チルトホイール、さらに3つの機能割り当てボタンを合わせた合計8ボタンを搭載しています。
有線接続用のケーブルとワイヤレスレシーバーが付属しており、有線・無線・Bluetooth®の3つの接続方法から使用環境に合わせて選択が可能です。
付属のケーブルを使用して有線接続を行う際には、電池は不要です。
ワイヤレストラックボール(親指操作タイプ)M-XT2DRBK
6つの手の骨格や筋肉に注目した設計で、非常に快適に操作できる親指操作タイプのマウスです。
Webページの閲覧効率を向上させるための「進む」「戻る」ボタンも搭載されています。
この「進む」「戻る」ボタンは非常に使いやすく、私も日常的に頻繁に利用しています。
一番右端にある「減速ボタン」は、小さなポイントを拾う際に便利ですが、使用頻度はあまり高くないかもしれません。
レシーバーは本体に収納可能で、従来のマウスに最も近い形状なので、慣れやすいマウスだと思います。
ワイヤレストラックボール(人差し指・中指操作タイプ)M-HT1DRBK
直径52mmの大型ボールを採用しているため、一度の操作でポインタをより広範囲に動かせる人差し指・中指操作タイプのワイヤレストラックボールマウス“HUGE”です。
手首から手のひら全体を支える低反発素材のパームレストを本体上面に搭載しており、長時間のPC作業による手首への負担を軽減します。
Webページの閲覧に便利な「進む」「戻る」ボタンも装備されています。
8つのボタンと左右スクロールの2方向に機能を割り当てることができ、合計10箇所の機能を設定可能です。
ボタンの機能割り当ては、無料でダウンロードできる「エレコム マウスアシスタント」を利用して変更することができます。
ボールは簡単に取り外せるため、お手入れがしやすい設計となっています。
また、レシーバーは本体に収納可能です。
トラックボール“DEFT PRO”(人差し指操作タイプ)M-DPT1MRXBK
長寿命の部品を使用し、保証期間が3年というハイスペックモデルのワイヤレストラックボール“DEFT PRO”です。
指の可動範囲が広く、快適にカーソルを操作できる人差し指操作タイプのマウスです。
左右ボタン、「進む・戻る」ボタンに加えて、チルトホイール、3つの機能割り当てボタンの合計8ボタンを搭載しています。
これらの8ボタンと左右スクロールをサポートするチルトホイールを合わせることで、合計10箇所にお好みの機能を割り当てることが可能です。
ボタンの機能割り当てについては、無料でダウンロードできる「エレコム マウスアシスタント」を利用して変更できます。
有線接続用のケーブルとワイヤレスレシーバーが付属しており、有線・無線・Bluetooth(R)の3つの接続方法から使用環境に合わせて選択できます。
付属のケーブルを利用して有線接続を行うことが可能です。
使えてマウスワイヤレス 4DWL
「使えてマウスワイヤレス 4DWL」は、手で持って使用するガンタイプのトラックボールマウスです。
リモコンのように使用できるため、リビングでの動画鑑賞などに最適です。
片手でしっかりとホールドできるため、空中で使用しても従来のマウスと同じように操作することが可能です。
ワイヤレスタイプでありながら、単4電池1本で動作する小型軽量設計なので、持ち運びにも非常に便利です。
場所を取らないため、気軽に使用できるマウスとなっています。
エルゴノミクスマウス(2.4GHzワイヤレス・スティックタイプ・IR LEDセンサー)MA-ERGW19
「エルゴノミクスマウス」は、握る角度がほぼ垂直であり、手首をひねらずに負担を極力抑えたスティックタイプのエルゴノミクスマウスです。
柔らかい素材のリストレストが付いており、手首にかかる力をできる限り分散します。
サンワサプライのWEBサイトからドライバーをダウンロードすることで、ホイールボタンのボタン割り当てを変更することが可能です。
左利きの方には左手モードで左右反転にボタン機能を割り当てることができます。
この製品は、動かすタイプのマウスです。
ワイヤレスハンディトラックボールM-RT1DRBK
マウス操作をデスクから離れて行うことができ、リラックスしたPC操作を実現するワイヤレスハンディトラックボール“Relacon”です。
左右ボタン、ホイールボタン、「進む・戻る」ボタンに加え、メディアコントロールボタンを含む合計10ボタンを搭載しており、全てのボタンにお好みの機能を割り当てることができます。
ボタンの機能割り当ては、無料でダウンロードできる「エレコム マウスアシスタント」を利用して変更可能です。
左右どちらの手でも対応しており、動画視聴のための再生・一時停止、音量調整、トラック操作が行えます。
一度は試してみたくなるマウスです。
ワイヤレスエルゴトラックボールMA-WTB178BK
「ワイヤレスエルゴトラックボール」は、手首を曲げたりひねったりせずに自然な角度で持てる設計となっており、操作を快適にしつつ手首の負担を軽減します。
上から手を乗せるのではなく、横から軽く手を添えて使う新しい設計で、手首のひねりを防ぐ工夫がされています。
親指で動かすのにちょうど良い34mmの中型サイズボールを採用しており、さらに左手モードや低速モードなどを選択できる点も魅力的です。
自然に指が届くようにボタンが配置されているため、無理なく快適に作業が進められます。
静音ワイヤレスエルゴノミクスマウスMA-ERGW10N
カーソル速度を調整できるカウント切替えボタンや、WEBブラウザの移動をスピーディーに行える「戻る・進む」ボタンを搭載しています。
全てのボタンには静音スイッチが採用されているので、周囲を気にせずに使用できます。
マウスのボタンは好みに応じて変更可能で、マウスのボタン割り当て設定ソフトはこちらからダウンロードできます。
マウスに手を添えた際に、自然と指が右クリックボタンや左クリックボタンに当たる位置に配置されているため、スムーズに作業を行うことができます。
SlimBlade Trackball 72327JP
マルチ機能を備えた大玉トラックボールマウスです。
手のひらの位置にトラックボールが設置されている独特の形状に、初めて触れる方は驚きを隠せないかもしれません。
アメリカ横断ウルトラクイズのような形をしています。
通常のビューモードのほかに、画像のズームイン/アウトが可能なビューモードや、曲送り/戻しができるメディアモードの3つのモードが搭載されています。
ドライバーをダウンロードすることで、4つのボタンに機能を割り当てることができます。
利き手を選ばない左右対称デザインで、カスタマイズを行う際には七陽商事のホームページから無償でドライバーをダウンロードすることができます。
このタイプのマウスは、未体験の形状で非常に興味をそそることでしょう。
まとめ
トラックボール仕様のマウスが普及する前は、動かすタイプのマウスが主流でした。
トラックボールマウスが腱鞘炎に良いと聞き、すぐに買い替える決意をしました。
もっと早く出会えていたらと心から思うほど、「使いやすさ」が際立っています。
空中操作タイプも試してみましたが、現在のところ主に親指タイプを使用している私です。
一度使うと戻れない「トラックボールマウス」、ぜひお試しになってみてはいかがでしょうか。
今では、もう従来の動かすタイプのマウスには戻れないと確信しています。買ってはいけないシリーズに認定です。
パソコン作業が増えた方は、長時間の作業が続くため、利き手への負担は相当なものです。
進化したマウスに切り替えることで、パソコン作業がより効率的に進むことでしょう。
最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。
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