
私たちの家庭では、オンラインで何かを購入する際に主に「楽天」を利用することが多いです。
「アマゾン」よりも「楽天」の方が魅力的だと感じる理由は、私自身がアメリカの文化やサービスよりも、日本の文化やサービスをとても好むからです。もし同じ商品の価格に100円未満の差がある場合、仮に楽天の方がアマゾンよりも高かったとしても、私は躊躇せずに楽天を選ぶでしょう。日本の企業を支援したいという強い気持ちを持っているからですし、楽天がウクライナに対して多額の寄付を行っていることなど、尊敬に値する点が多いと感じています。ただし、楽天モバイルの基地局に関連する詐欺事件のような残念な出来事も確かに存在しますが…。
さらに、私はポイントを積極的に貯めることを楽しんでいますので、支払いには当然楽天カードを使用しています。日常の買い物をすべて楽天カードに集約させているため、毎月約3000円ほどのポイントがコツコツと貯まっているのです。これは本当に素晴らしい特典ですね。しかし、楽天カードは比較的誰でも簡単に発行できるため、時折世間の信用が今一つという声も耳にします。時には「楽天カードは使えません」と言われることもあります。今回も、私が大好きな楽天に対する評価が「?」となるような出来事が発生しました。
ある日、妻がフェイスブックの広告で見つけた商品を購入したいと言い出したのです。普段であれば「それは怪しいからやめておいた方がいい」と止めるのですが、その日はお酒を飲んでいて疲れて眠くなっていたため、少し面倒に思い、「いいんじゃない」と返事をしてしまいました。
私自身はアフィリエイトを行っていて、過去にフェイスブック広告を利用してアフィリエイトを実施したことがあります。その際、実際にはAIと戦っていたのですが、勝ち目はほとんどないため、フェイスブックという企業の実態を深く知ることになりました。
その経験を通じて、アメリカのIT産業に対して嫌悪感を抱くようになり、「フェイスブックに広告掲載されている通販サイトは絶対に信用できない」と心に誓うようになりました。
その時に購入したサイトは”Kimibest“というものでした。今回は、その”Kimibest“を利用した際の体験について詳しくレポートしたいと思います。
Kimibestとは?
韓国の可愛い服が非常にお得な価格で手に入ると評判の通販サイトが、”Kimibest“です。どうやら「キミベスト」と読むようですね。私自身は男性であり、ファッションについてはあまり詳しくないため正確には分からないのですが、妻によると、価格に対して実に可愛い服を多く取り扱っているとのことです。
Kimibestの問題点
注文手続きは非常に分かりづらく、会員登録に2時間もかかってしまいました。正直言って、もう完全に嫌になってしまったのですが、妻のために仕方なく取り組んだという次第です。サイトの日本語も非常に不自然で、親切さが欠如している印象でした。ようやく手続きが完了したと思った瞬間、今度は買い物かごの使い方が分からず、本当に最悪な体験を強いられました。半ばやけくそで決済まで進めましたが、決済にはいつもの「楽天カード」を利用しました。
やっと注文が終わったと思ったところ、今度はいつまで経っても商品が届きませんでした。一か月待ってもおかしいと思い、「キミベスト 届かない」とネットで検索したところ、同じように商品が届かずに困っている方々がたくさんいることが分かりました。中には2か月も待っているという方もいました…。
これはもう詐欺ではないかと疑い、楽天カードに連絡しようとしましたが、楽天カードの方も「海外ECサイトのご利用についてのお問い合わせには一切応じません」と明記されていて、本当に最悪な気持ちになりました。この出来事によって、一気に楽天に対する印象が悪化しましたね。ウクライナに寄付をする前に、本業をもっとしっかりやってほしいと心から感じました。
当然、キミベストの方にもお問い合わせ窓口はなく、メールの返信もテンプレートのような内容でした。すっかり諦めかけて、これ以上は消費者センターに連絡するしかないと考えていた矢先、ようやく商品が届きました。しかし、その遅さには驚かされました!
再度、キミベストのサイトを振り返ってみると、不自然な点がいくつも見つかりました。
■サイト内のレビューには良いことしか書かれておらず、高評価のみが目立つ。これは絶対におかしいと思います!
■運営会社がはっきりとわからず、法人検索をしても見つけることができません。
■中国から届くことが明記されていない点。
■返品先の住所が記載されていない。
結局、商品は届いたから良かったものの、これらの点に全く気づかずに注文してしまったことは非常に反省すべき事柄です。
Kimibestは絶対に買ってはいけない。
いくら可愛い服が売られているとはいえ、これでは日本人の感覚には全く合わないと痛感しました。私自身、もう二度とキミベストで購入することはないでしょう。同時に、これらの広告を配信しているフェイスブックも信用しないことに決めました。
キミベストだけではなく、外国の通販サイトには特に注意が必要だということを学びました。最近も、中国のサイトが価格表示に「¥」記号を使用しているが、実際は円ではなく元だったという報道がありました。中国の通貨「元」は、英語で「YUAN」と表記されるため、頭文字がYであり、日本と中国で同じ通貨記号を使ってしまうことがあるのです。
お互いに注意を払いながら、楽しいオンラインショッピングのライフスタイルを楽しんでいきましょう。
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