トイレットペーパーは中心に芯があるため、処分する際に面倒だと感じる方もいらっしゃるでしょう。
芯なしトイレットペーパーに興味を持っているものの、最後まで使い切れないのではないか、専用の芯棒が必要になるといった理由から購入をためらう方も多いようです。
では、芯なしトイレットペーパーとは具体的にどのような商品なのでしょうか?

紙の芯がないトイレットペーパー
芯なしトイレットペーパーは、その名の通り中心に紙の芯が存在せず、トイレットペーパー自体がそのまま巻かれている状態です。
このため、特別な使い方が必要なく、シンプルに使用できるのが特徴です。
ただし、スーパーやドラッグストアではあまり見かけることが少なく、実際には生協などで取り扱いがあることもありますが、会員でないと購入しづらいのが現実です。
それ以外に購入できる場所としては、メーカーやその公式サイト、オンラインの雑貨店やドラッグストアが挙げられます。
つまり、ネット通販での入手が非常に多いのが実情です。
そのため、芯なしトイレットペーパーの存在についてあまり知られていないのかもしれませんね。
ゴミを捨てる必要なし
芯なしトイレットペーパーは、名前の通り芯が出ないので、使用後にゴミを捨てる手間が一切ありません。
そのため、非常に手軽で、日常生活においても便利さが際立ちます。
トイレから芯を捨てる手間が煩わしいと感じている方には特におすすめです。
この点が大きな利点となることでしょう。
取り替える回数が少ない
通常の芯がついているトイレットペーパーは、長さがシングルで100m程度ですが、芯なしのトイレットペーパーはシングルで130mから170mのものが多く、200mのものも存在します。
このように芯なしトイレットペーパーは長さがあるため、取り替える頻度が少なくて済みます。
価格も芯ありの100mのものと、芯なしの180mのものがほぼ同じ価格帯で販売されているため、長いものを選ぶ方がコストパフォーマンスが良いと言えます。
芯なしトイレットペーパーを買ってはいけない人

多くのメリットを持つ芯なしトイレットペーパーですが、購入を避けた方が良い人や向かない人も存在します。
今からそのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
真ん中が硬いのが気になる
芯なしトイレットペーパーは芯がないため、真ん中部分が固くなってしまうことがあるのです。
これにより、まだ十分に巻き残りがある状態でも、1枚ずつはがれずにストレスを感じることもあるでしょう。
残念なことに、メーカーによっては最後までスムーズにはがれやすい商品も存在します。
この場合は、通販のレビューを参考にして、購入する商品を選ぶことが重要です。
さらに、巻きが長いものほど真ん中が固まりやすい傾向があるため、初めて購入する際には130m程度の短めのトイレットペーパーを選ぶのが良いかもしれません。
もしくは、固い部分を割り切ってトイレの掃除に使用するという選択肢もあります。
便座や床をさっと拭くのに使うこともできるのです。
細い芯棒を用意しなくてはいけない
芯なしのトイレットペーパーには、専用の芯棒が必要なことがあるのです。
これは、穴が細くなっているタイプのトイレットペーパーに該当します。
細い芯棒はネット通販で手に入れることができます。
以前は細い芯棒が主流でしたが、今では芯ありのトイレットペーパーと同じサイズの空間が確保されている商品も増えています。
購入時には「細芯」との表記がないものを選ぶことで、芯ありのトイレットペーパーと同様に使用することができるでしょう。
ホルダーにはめにくい
巻きが大きいトイレットペーパーの場合、トイレットペーパーホルダーに収まりが悪くなることがあります。
ペーパーを引き出しても回らない、または上のフラップ部分に引っかかって動かないという状況で、使いにくさを感じる場合もあるでしょう。
130cmから150cmまでの芯なしトイレットペーパーを選ぶことで、こうした問題を解消できることがあります。
タブルの方が好き
芯なしトイレットペーパーは、シングルタイプの種類が多いのが特徴です。
以前よりも選択肢は増えてきましたが、それでもダブルの芯なしトイレットペーパーはまだまだ限られた種類しかないようです。
ダブルタイプの方が柔らかく、好みの方にとっては選択肢が狭まるかもしれません。
芯なしトイレットペーパーの業務用とは?
芯なしトイレットペーパーをお得に手に入れるには、業務用を購入するという方法があります。
業務用はパッケージが簡素ですが、品質が特に劣るわけではありません。
業務用や訳あり品と表示されている場合は、幅が狭いことが多いです。
幅が狭いと、ホルダーから滑り落ちる恐れがあるため、購入時には注意が必要です。
また、1個ずつバラになっている場合もあります。
トイレットペーパーが包装されずに、そのままダンボールに詰め込まれていることもあるので、これも考慮しておく必要があります。
衛生面が気になる方や、輸送中に雨などで濡れてしまうことが心配な場合は、包装されている商品を選ぶのが良いでしょう。
また、ダンボール詰めのトイレットペーパーは、通常48個前後の大容量で販売されています。
トイレットペーパーを置くための十分なスペースを確保する必要があるため、こちらも考慮しておくと良いでしょう。
まとめ
芯なしのトイレットペーパーには多くの利点とともにいくつかの欠点も存在します。
もしデメリットを克服するのが難しいと感じる場合は、従来の芯ありトイレットペーパーを選ぶのが賢明かもしれません。
とはいえ、コストを抑えつつトイレットペーパーを購入したいのであれば、芯なしトイレットペーパーの方が非常におすすめです。
様々な種類を試して、自分に合ったものを見つけてみると良いでしょう。

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