シャープの18Lフラットタイプオーブンレンジでキッチンをスマートにアップデート
新しいキッチンの相棒として検討したのが、シャープの RE-F18A-B、18L のフラットタイプオーブンレンジ。
ブラックの外観はモダンで、ラックや収納スペースを選ばず設置できる点が魅力です。庫内容量18Lは、一人暮らしから二人暮らしの昼食・夕食の準備にぴったり。外形寸法は幅485mm・奥行375mm・高さ305mmと、コンパクトながら庫内は使い勝手の良い設計になっています。
性能面では、レンジの出力が 1400W、オーブンが 1380W、グリルは 830W と、日常の調理を素早くこなせる実力を持っています。忙しい平日の朝にはレンジ機能であっという間に解凍・温めが完結しますし、夕食の仕上げにはオーブン機能で表面をカリッと焼くことも可能です。フラットタイプの設計は、表面の清掃性が高く、拭き取りも楽。水回りの油汚れがつきにくく、いつも清潔に保てます。
この機種の大きな特徴として挙げられるのが、絶対湿度温度センサーを搭載している点です。食材の湿度と温度を把握して自動で火加減を微調整してくれるため、過熱や乾燥を抑えつつムラの少ない仕上がりを期待できます。特にパンの解凍やグリル調理、オーブンでの焼き物など、豊富な自動メニューの恩恵を受けやすい設計です。
付属品にもこだわりがあります。角皿と クックブック がセットになっており、初期設定後すぐに実用を始められるのが嬉しいポイント。調理の幅が広がり、初心者でも美味しく仕上げやすいメニューが多い点は高評価です。加えて、重量は約 11kg と、設置場所を選ばず取り回しやすい範囲に収まっています。
使い勝手の面では、操作パネルの配置が手に取りやすく、短時間で基礎的な調理を完結できます。フラットボディのフォルムはキッチンの隙間にも収まりやすく、カウンター上の視認性も良好。強制的に大掛かりな手順を踏むことなく、直感的に使える点が日常使いに適しています。短時間の温め・解凍・焼き物を繰り返す日常において、オーブン機能の獲得時間と保温機能の相性は非常に良いと感じました。
ただし、良い点だけでなく、現実的な欠点にも触れておきます。18Lの容量は、家族が多い日や大きな皿を使う場面では少し窮屈に感じることがあります。大型の食材を一度に調理するには、分割して加熱する手間が増えるかもしれません。また、フラットタイプゆえに庫内の奥行きが浅めで、高さのある容器を使う際には工夫が必要です。重量が11kgある点は、頻繁な移動を想定する方には負担になる場合があります。
総じて、この機種は「日々の調理をスマートに、手早くこなしたい」と願う方に非常に向いています。シャープの信頼性と、RE-F18A-Bの組み合わせは、忙しい現代のキッチンに適した選択肢と言えるでしょう。新品の機能性と実用性、そしてデザイン性のバランスを重視する方には強くおすすめします。
