買ってはいけない?ツインバードMR-E751Wレビュー

買ってはいけない?ツインバードMR-E751Wレビュー

静音性と新鮮さを両立するツインバード MR-E751W コンパクト精米器セットの実力レビュー

家庭の台所で静かさと鮮度を両立させる新機軸として注目しているツインバードの MR-E751W。専用の密閉ライスストッカーとふきんを組み合わせたセットは、狭いマンション暮らしにも適した設計です。特に注目したいのは、静音設計と、玄米保存からの精米を可能にする点。公式の主張では従来品より音量を約5dB抑えたとのこと。夜間の使用や家族の睡眠を妨げない点は、実用性の高いポイントといえるでしょう。

使い勝手の面では、レバー式の操作が直感的で、5合で3分30秒を目安に精米時間を調整できます。前回の設定を保持できる機能も、朝のバタバタした時間帯には大きな助けになります。玄米を保存しておき、朝食分だけ精米して新鮮さを確保できる点が魅力です。さらに、白米みがきモードを使えば、精米直後の香りと粘りを再現しやすく、食卓に上る瞬間の満足感が高まります。

密閉ライスストッカーの存在も見逃せません。お米の香りを保ちつつ、湿気を避けて保存できる設計は、長期保存を前提にしている家庭にとって大きな安心材料です。ふきんは日常の台拭きとして使いますが、本体とセットで収納スペースを最小限に抑えられるのも◎。コンパクトな外観は、キッチンの隙間にも無理なく納まり、使い勝手を崩さない点が評価できます。

ただし、完璧ではありません。気になる点としては、長時間連続で使用する場合のモーターの温度変化がわずかに感じられる場面があり、静音性の良さと相性が試される場面もあるでしょう。清掃の頻度は他のコンパクト家電と同様、排出部の隙間や受け皿の隅の手入れが必要です。とくに玄米保存の香りが移ることを避けたい人は、密閉状態の管理に少し気を配るとよいでしょう。総じて、使い勝手保存性のバランスは高く、日常使いには非常に適していますが、価格感やコストパフォーマンスの感じ方は人によって異なるはずです。

総じて、本機は家族構成が変わっても対応できる柔軟性と、静音設計による夜間の使用の快適さが魅力です。お米の新鮮さを保って毎日の食事をよりおいしくすることを目的とするなら、このセットは検討する価値があります。

評価項目評価
デザイン★★★★☆
機能性★★★★☆
価格満足度★★★☆☆
総合評価★★★★☆

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