旅行の楽しみの一つに、お土産選びが欠かせませんよね。
普段からお世話になっている方々や、親しい友人たちと旅行の素晴らしい体験を共有し、日頃の感謝の気持ちを伝える良い機会でもあります。
また、名所や観光地には、ほぼ必ずお土産屋さんが併設されており、つい心が高揚して、思わず購入したくなることが多いのも事実です。
しかし、さまざまな商品が並ぶお土産屋さんでは、時には受け取った側が驚いたり困惑してしまうようなお土産も販売されています。
この記事では、せっかく選んだお土産が「え、そんなのはいらない…」と思われないようにするために、避けるべきアイテムを詳しくご紹介していきます。
キーホルダー
有名なキャラクターをモチーフにしたご当地デザインのキーホルダーなどは、見ているだけでも楽しく、つい手に取りたくなるアイテムです。
しかし、子供向けであればともかく、成人の場合、日常的にキーホルダーを使うことはあまりないのが現実です。
仮に持っていたとしても、ほとんどの人は自分で必要なものを選んで購入しているのが一般的です。
そのため、キーホルダーはお土産として選ぶべきではないアイテムと言えるでしょう。
ただし、お土産を贈る相手が特定の地域限定のキーホルダーをコレクションしている場合には、喜ばれる可能性もあるかもしれません。
珍味
海外では文化が異なるため、日本では想像できないような食材を使った珍味が多く存在します。
しかし、いくら珍しいといっても、これらをお土産として選ぶことは避けた方が良いでしょう。
見た目や味が受け入れられず、せっかくの贈り物が食べられずに捨てられてしまう可能性が非常に高いのです。
海外だけでなく、日本国内でもイナゴの佃煮やハブ酒などの珍味が存在します。
馴染みのない人にとっては、ただただ不快に感じられることもあるため、選ばない方が無難です。
ただし、他のお土産の添え物として少量渡すのであれば、問題ないかもしれませんが、単独で渡すのはあまりオススメできません。
置物
北海道の熊の木彫りや沖縄のシーサーなど、その地域特有の置物はお土産屋さんに並んでいます。
各地方に伝わる置物には、子孫繁栄や家内安全といった、さまざまな意味が込められていることが多いです。
旅行中にその文化に触れ、自宅に飾りたいと思うこともあるかもしれません。
しかし、あなたが感じたその文化の価値が、お土産を受け取る人にも同じように伝わるとは限りません。
相手のインテリアの好みに合わなかったり、部屋のスペースを占有してしまったりする可能性もあるため、選ぶのは控えた方が良いでしょう。
下ネタ系
国内のお土産屋には、時折下ネタをテーマにした商品が並ぶことがあります。
それらを模したお菓子やグッズが存在しますが、そういったものを見て喜ぶのは、現地で気分が高揚した時だけです。
下ネタ系の商品には嫌悪感を抱く方が多く、場合によってはセクハラとして訴えられる可能性もあるかもしれません。
贈り主がウケを狙ったつもりでも、周囲からは滑っていると思われることが多いですので、自分を守るためにも下ネタ系は避けるのが賢明です。
ペナント
最近ではほとんど見かけなくなったペナントですが、
昭和の時代にはお土産の定番として非常に人気がありました。
現在ではその姿をあまり見かけなくなってしまったのが現状です。
一説には、時代と共に賃貸住宅に住む人が増え、壁に何かを貼ることができなくなったため、販売量も減少したと言われています。
それでも、そんな珍しいペナントが完全に消えてしまったわけではありません。
歴史あるお土産屋さんでは、今でも販売されていることがあります。
懐かしいペナントを見つけると嬉しくなりますが、誰かに贈るには適していません。
ペナントコレクターは存在しますが、その数は非常に限られているため、ペナントは購入しない方が良いでしょう。
どんなお土産なら喜ばれる?
これまで、避けるべきお土産についてご紹介してまいりましたが、では実際にはどのようなお土産が受け入れられ、喜ばれるのでしょうか。
以下に、「もらって嬉しかった」と評判のお土産をいくつかご紹介いたします。
有名なお菓子
北海道の「白い恋人」や東京の「鳩サブレ」など、著名なお菓子は失敗が少ない選択肢です。
万が一、相手の好みに合わなかったとしても、有名な製品であれば、その方の家族や友人など、身近な人々が喜んで食べてくれる可能性が高いので無駄になることは少ないでしょう。
コスメ
京都のあぶらとり紙や地域限定のルルルンなど、コスメグッズは自分ではあまり購入しないため、もらうと嬉しいアイテムがたくさんあります。
化粧水やリップ、ハンドクリーム、入浴剤なども人気があり、贈り物として喜ばれることが多いようです。
デザインも魅力的なものが多く、贈られた瞬間に嬉しい気持ちになることが間違いないでしょう。
特に男性にとっても、リップクリームやハンドクリームは実用的であるため、とてもオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、避けるべきお土産について詳しく解説しました。
旅行の楽しさに心を奪われ、つい自分自身が楽しむためのアイテムを選びがちですが、
旅行中でも相手の立場に立ってしっかりと考え、適切なお土産を選ぶことが非常に重要です。
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