DENON デノン AVC-1620 AVサラウンドアンプのレビュー
DENONのAVC-1620は、家庭での映画鑑賞や音楽体験を格上げするための優れたAVサラウンドアンプです。特に、7.1chのチャンネル数と、DOLBY DIGITAL EXやDTS-ESといった高品質なサラウンド音声のサポートが魅力的です。
まず、デザインについてですが、シンプルで洗練された外観は、どんなインテリアにもマッチします。操作パネルも見やすく、使い勝手が良いため、初めての方でも安心して使えます。
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★☆ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
音質に関しても、最大出力が135Wx7ということで、迫力のある音を楽しむことができます。特に映画のアクションシーンでは、音の臨場感が際立ちます。定格出力も80Wと十分で、一般家庭での使用には申し分ありません。
ただし、気になる点もいくつかあります。まず、アプリコントロールが非対応であるため、スマートフォンからの操作ができません。この点は、現代のAV機器に求められる多機能性を考えると、少々物足りなさを感じます。また、HDMI入出力がないため、最新の映像機器との接続に関しては工夫が必要です。
音声入力は光が2つ、同軸が2つと充実していますが、デバイスポートが非対応という点も、少々不便に思うかもしれません。このように、全体的には非常に優れた製品であるものの、最新の機能を求める方にとっては、若干の制約があるかもしれません。
総じて、DENON AVC-1620は、サラウンド音質とデザインの両方を兼ね備えた優れたAVサラウンドアンプです。特に、映画や音楽を楽しむために必要な基本的な機能はしっかりと備えており、コストパフォーマンスも良好です。しかし、最新の技術に敏感な方には、他の選択肢を検討することをお勧めします。
家庭でのエンターテイメントを一層充実させるための良い選択肢として、DENON AVC-1620をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。