高機能レコルトのHi Steam Air Oven RAO-3を徹底レビュー
キッチンが狭い一人暮らしでも余裕をもって使える、Hi Steam Air Oven RAO-3の実力を、普段の食卓での体験を通じて詳しくお届けします。蒸す×焼くを一台で叶えるこの機器は、ボイラーで作る蒸気を大型ファンの対流と組み合わせる独自の設計が特徴。55〜200℃の広い温度域を使い分けることで、肉のジューシーさを保ちながら外はカリッと仕上げる、という従来の家電では難しかった組み合わせを実現します。蒸すの力と焼くの力を同時に活かす感覚は、新しい料理の幅を広げてくれます。
操作感は直感的。まずはモード選択が分かりやすく、エアーオーブンモードでディッシュを一気に焼き上げる場面、続いてハイスピードで水分を逃さず仕上げる蒸す×焼くの組み合わせを試すと、油を使わないヘルシー調理が自然と身についてきます。特にノンフライ志向の方には、この機能の組み合わせが強力。油分を抑えつつ、表面は香ばしく仕上げるコツを掴みやすいのが嬉しい点です。
幅約23cmのコンパクトサイズは、キッチンカウンターを占有することも少なく、引き出し式のバスケットで出し入れがスムーズ。料理中のライブ感を味わえる窓付きの設計も、調理過程を眺めながら仕上げを微調整するのに役立ちます。水タンクは取り外し可能で、給水と清掃の動線が良く考えられている印象。窓付きデザインの良さは、家族の進捗確認にも便利です。
インナーポットが同梱されており、煮る・炊く・ゆでるといった調理にも対応。ケーキ作りなどのデザート系にも活躍する点は、日常の献立を大きく広げてくれます。お手入れ面では、バスケットを完全に取り外して洗えるのが嬉しく、油汚れをスチームで浮かせて落とす機能も助かります。専用レシピブックは全100ページ、50レシピ以上を掲載しており、日々のごはん作りのアイデア源としても頼りになる存在です。
ただし、気になる点もいくつかあります。大型ファンを回す際の運転音は、静かな環境を求める場には少し気になるレベルになることがあります。また、機能性の高さゆえに最適な温度・時間を見つけるまでに若干の試行錯誤が必要な場面も。とはいえ、各モードのガイドシートが付属しており、初期設定の迷いを減らせる設計です。設置スペースが限られているキッチンでは、設置後の使い勝手が大きく左右されるため、搬入経路の確認はしておいた方が良いかもしれません。
総じて、RAO-3は「蒸す」と「焼く」を同時に活かしたい人、油を控えたい人、そして日常の献立に彩りを加えたい人には非常に魅力的な選択肢です。窓付きデザインとインナーポットのセットが、日々の料理をより楽しく、効率的にしてくれます。ハイエンド志向で、忙しい家庭の「手早く美味しく」が最優先事項という方に特におすすめします。
評価項目 | 評価 |
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デザイン | ★★★★☆ |
機能性 | ★★★★☆ |
価格満足度 | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★★☆ |