VILTROX AF 20mm F2.8 FE レンズのレビュー
VILTROXの最新作、AF 20mm F2.8 FEレンズは、ソニーEマウントを採用したフルサイズの超広角レンズです。このレンズは、特に風景や建築写真を撮影する際にその力を発揮します。今回は、実際に使用してみた感想をお届けします。
まず、レンズの最大の魅力はその20mmの焦点距離です。広大な地平線を捉えることができ、特に自然の風景や都市のスカイラインを撮影する際には、その広角特性が大変重宝します。また、F2.8の大口径により、美しいボケ効果を得ることができ、被写体を鮮明に際立たせることが可能です。
次に、オートフォーカス性能についてですが、STMモーターを搭載しているため、動きのある被写体でも静かでスムーズなフォーカスが実現されています。これにより、撮影中のストレスが大幅に軽減され、快適に撮影を楽しむことができます。特に、動きのある被写体を捉える際には、その性能が光ります。
さらに、157gという軽量設計も大きなポイントです。持ち運びが非常に楽で、ポケットに入れやすいため、旅行や外出先での撮影でも負担になりません。これにより、長時間の撮影でも疲れにくく、自由に撮影を楽しむことができます。
ただし、気になる点もいくつかあります。例えば、最短撮影距離は0.19mですが、クローズアップ撮影を行う際にはもう少し近づけるとより効果的なショットが得られるかもしれません。また、8群10枚のレンズ構成による高画質を謳っていますが、特に明るい環境下では光のハレーションが発生することがあります。この点は注意が必要です。
それでは、VILTROX AF 20mm F2.8 FE レンズの評価を以下にまとめます。
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 価格満足度 | ★★★★☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
総じて、VILTROX AF 20mm F2.8 FE レンズは、そのコンパクトさと高性能なオートフォーカス機能で、特に風景撮影を愛するフォトグラファーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。実際の撮影でも、広がりのある美しい画像を提供してくれるため、多くの場面で活躍すること間違いなしです。
これからも多くのシーンでこのレンズを使用し、さらなるクリエイティブな表現を楽しむことができそうです。
