買ってはいけない?象印 EQ-AH22-BZレビュー

買ってはいけない?象印 EQ-AH22-BZレビュー

朝の食卓を格上げする象印の2枚焼きオーブントースターを徹底レビュー

象印マホービンのオーブントースター EQ-AH22-BZは、マットブラックのクールなデザインをまといつつ、忙しい朝でも安定してパンを焼く力強さを持つモデルです。まず実機を見渡すと、前面パネルの操作系は直感的で、初めてでも迷わず設定できる点が好印象。山型パンが一度に2枚焼ける設計は、家族が多い朝や朝食を素早く準備したいときに大きな手助けになります。パンを配置するトレイの幅は余裕があり、パン同士がくっつかずに焼ける配置設計が光ります。

この機種の魅力の一つは、焼き方の選択肢の豊富さです。まず、上火グリル機能が搭載されており、パンの表面をしっかり焼き上げたい時に火力を5段階から細かく選べます。焼き色は均一で、端の部分が過剰に焦げることも少なく、家庭用としては安定感のある仕上がりです。続く30分ロングタイマーは、料理と同時にトーストの焼き時間を管理したい人にとって大きな利点。設定後は自動的に焼き上げ時刻を知らせてくれるので、焦げてしまうリスクを抑えられます。

加えて、和菓子やもちの焼き方にも配慮が見えます。はずせるもち焼きネットは、もちを美しく焼くための専用ネットとして役立つポイント。もち米を使ったおやつや、おもちの焼き直しにも対応できる余裕を感じます。さらに庫内の清掃性にも気を配っており、スライド式のくず受皿は日常のメンテナンスを楽にしてくれます。くずが散らかりにくい設計と、取り外して水洗いしやすい構造は、手間を減らして食後の片づけを快適にします。

記憶しておくべきポイントとして、デザインと使い勝手のバランスの良さがあります。マットブラックの質感はキッチンのインテリアと調和し、キッチンワークを引き立てる存在感があります。光沢を抑えた表面は指紋も目立ちにくく、日常の使用後も美しさを保ちやすいと感じます。また、庫内は比較的広く、パンだけでなく小型のピザトーストやトースト用のベーグルなど、さまざまなサイズのパンを入れても窮屈さを感じません。スイッチ類も操作音が控えめで、夜間の使用時にも騒音が気になりにくい点がポイントです。

気になる点としては、5段階に設定できる火力は便利ですが、細かい焼きムラの調整には好みが分かれるところです。特に薄いパンを連続で焼く場合、片面だけが強めに焼けるケースがあるため、焼き時間の微調整を複数回試す必要があるかもしれません。また、価格帯としては機能が充実している分、コストパフォーマンスを見極めたい人には検討材料が増える点も留意したいポイントです。庫内の高さに余裕はあるものの、一度に厚みのあるパンを多く焼く場面ではパン同士がくっついてしまうことがあるため、焼き位置の工夫が求められることもあります。

総じて、家族が多い家庭や、パン代を節約しつつ美味しく焼きたい人には強く推したいモデルです。使い勝手の良さと豊富な機能が、朝の時間の効率化に直結します。日常のパン焼きだけでなく、もちやスナック系の調理にも対応する柔軟性は、長く使える資産になるでしょう。

評価項目評価
デザイン★★★★☆
機能性★★★★☆
価格満足度★★★☆☆
総合評価★★★★☆

最後に、良い点と気になる点を総合すると、山型パンを効率良く焼き上げたい人には強く推奨できる一台です。朝の忙しさを和らげ、日々のパンライフをちょっと豊かにしてくれる頼もしい相棒になるでしょう。必要な機能がひととおり揃っており、デザイン性と実用性の両立を図っている点も魅力的です。若干のムラや価格面の懸念を抜きにすれば、長く使えるキッチン家電として十分に価値があると感じます。

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