Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M6 Mark II ボディー ブラックのレビュー
最近、私はCanonのミラーレス一眼カメラ「EOS M6 Mark II ボディー ブラック」を手に入れる機会がありました。このカメラは多様な機能が搭載されており、特に高画質な写真を求める方々にとっては非常に魅力的な選択肢となることでしょう。今回は、実際に使用してみた感想や体験を詳しくお伝えいたします。
まず、このカメラの最大の魅力はその高性能に尽きます。なんと、最高約14コマ/秒という高速連写が可能で、動きの速い被写体をしっかりと捉えることができるのです。さらに、約3250万画素を誇るキヤノンAPS-Cセンサーは、細部にわたり鮮明な描写を実現してくれます。このため、風景やポートレート写真でも素晴らしい結果が得られることができ、撮影の楽しさが一層増しました。
ただし、いくつかの懸念点も存在します。例えば、4K動画撮影時にはクロップが無対応となっているため、広角レンズを使用する際には特に注意が必要です。この点に関しては、動画撮影を重視する方々にとっては少々残念な部分かもしれません。
さて、ここで簡単な星評価を見てみましょう。
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
デザイン面については、スタイリッシュでありながら持ち運びやすいサイズ感が非常に気に入っています。また、質感が高く、手に持ったときのフィーリングもとても心地良いです。これにより、長時間の撮影でも疲れにくい印象を受けました。
機能性に関しては、特にタッチ＆ドラッグAFがとても便利です。ピントを合わせたい部分をタッチするだけで簡単にフォーカスを合わせることができ、ストレスなく撮影を楽しむことができます。加えて、瞳AFやサーボAFも搭載されており、ポートレート撮影の際には非常に役立ちます。被写体の目にしっかりとピントを合わせることで、より感情豊かな写真を撮ることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
一方で、価格満足度については、もう少し手頃な価格であればより多くの人々に手が届くのではないかと考えます。高性能であるがゆえに、やはり投資が必要です。しかし、それだけの性能を持っていることを考えれば、長く使えることを前提にすれば十分に価値があるとも言えるのではないでしょうか。
また、ISO感度は100から25600まで対応しているため、暗い場所での撮影でも安心して行うことができます。低輝度合焦限界性能がEV -5というのも、暗所での撮影時に非常に役立ちました。この性能により、ナイトシーンでも美しい写真を残すことができ、感動的な瞬間をしっかりと記録することができました。
最後に、RAWバーストモードの最高約30コマ/秒という機能もとても魅力的です。この機能によって、決定的瞬間を逃すことなくキャッチすることが可能となります。特にスポーツや動物の撮影時には、その真価を発揮することでしょう。
総じて、Canon EOS M6 Mark IIは、性能とデザインの両方を兼ね備えた非常に優れたカメラです。特に写真を愛する方々や、これから本格的にカメラを始めたいと思っている方には強くおすすめできる一台です。ただし、動画撮影に関しては一部制約があるため、使用用途に応じて慎重に検討することをお勧めいたします。
