初めてアロマの香りを嗅いだ瞬間、あなたはどのような感情が心に広がったでしょうか？
おそらく、その瞬間、とても心地よい香りに包まれて「気持ちが落ち着いた」「ほっとした」と感じ、心がふんわりと和らいだのではないかと思います。
アロマオイルは「精油」や「エッセンシャルオイル」としても知られており、植物の花や果物の皮、樹皮など、自然の素材から丁寧に作られています。
自然の力には本当に驚かされることが多く、これらの香りにはさまざまな効果や効能があり、私たちの身体と心に癒しやエネルギーを与えてくれるのです。
そこで、実際にアロマオイルに興味を持ち、自分自身用に選んで購入したいと考えている方々のために、ぜひ覚えておいてほしい「本物と偽物」の見分け方やおすすめのオイルについてお話しします。
偽物を知らずに選んでしまわないよう、ぜひこの情報を参考にしてくださいね！
アロマオイルの種類
オイルの系統と代表的なオイルを紹介します。
フローラル系
この系統には、ラベンダー、ローズゼラニウム、ゼラニウム、ローズなど、華やかで心を癒す香りのオイルが含まれています。
柑橘系
ベルガモット、オレンジスイート、レモングラスなどがこのカテゴリーに属し、爽やかで明るい印象を与えてくれます。
ハーブ系
ペパーミント、ローズマリー、バジルなどが含まれており、リフレッシュ効果が期待できる香りです。
エキゾチック系
イランイラン、サンダルウッド、パチュリーなどがこの系統にあり、独特の深みと魅力があります。
樹木系
シダーウッド、ローズウッド、吉野ひのきなどが含まれ、自然の中にいるような心地良さを感じさせてくれます。
樹脂系
ベンゾイン、ペルーバルサムなどがこのカテゴリーに属し、温かみのある香りが特徴です。
スパイス系
ブラックペッパー、シナモン、キャラウェイなどが含まれ、刺激的で個性的な香りを楽しむことができます。
これらの香りは大きく5つのカテゴリーに分類することができ、様々なシーンや気分に合わせて楽しむことができます。
アロマオイル・本物と偽物の見分け方は？
本物のアロマオイルとは、植物から抽出された100％天然で純粋なエッセンシャルオイルのことを指します。
購入する際には、必ずラベルに「天然精油」「精油」「100％ pure essential oil」といった表示がされているか、しっかりと確認することが重要です。
上記の写真にあるように、茶色や青色の瓶に入っているのは、精油が光や熱によって変化してしまうのを防ぐための工夫が施されているためです。
このため、本物のオイルは必ず遮光瓶に入っていることが大きな特徴として挙げられます。
偽物のオイルの特徴
100％植物由来でないオイルは、アルコールで薄められたり、人工的に香りを作り出している偽物のオイルと考えられます。
これらの偽オイルは非常に安価で、100円ショップやオンラインショップで見かけることがあるため、注意が必要です。
購入時には、必ずラベルを確認して成分をチェックすることを忘れないでください！
100均のフレグランスオイルがNGな理由
成分に界面活性剤、エタノール、香料を使用しているためです。
100円ショップの製品と本物の精油を嗅ぎ比べてみると、本物の精油は心を落ち着ける安らぎのある香りが感じられるのに対し、100均のオイルは人工的で、時には不快に感じることもあります。
もし気に入った香りが見つかったとしても、アロマとして使用せず芳香剤として使う方が賢明です。心や体を癒す目的での使用は控えた方が良いでしょう。
アロマオイルの使い方
アロマを楽しむためのアイテムをいくつかご紹介します。
ディフューザー
電動式ディフューザーを使用する場合は、まず水を入れた後にアロマオイルを数滴垂らし、電源を入れるだけで、まるで加湿器のように香りが広がります。
このため、リビングや個室にとてもおすすめです。
さらに、他にも面倒な準備が不要で、ボトルをセットするだけで使える「気化式」や「噴射式」のディフューザーも存在します。
リードディフューザー
リードディフューザーは、瓶に竹串やリード（スティック）を刺して使用します。
トイレや玄関などの6畳以内のスペースには100ml、6畳から8畳の個室には200ml、10畳以上のリビングや大きな部屋には200ml程度が必要になります。
用意するもの
・小瓶（口が狭い容器が望ましいです）
・アロマオイル
・無水エタノール
・リードまたは竹串を5本程度
作り方
瓶の中に無水エタノールを9とアロマオイルを1（1滴0.05mg）の割合で混ぜます。
100mlを作りたい場合は、無水エタノール100mlにアロマオイル200滴を加えます。
香りが弱くなった場合は、スティックを上下逆さまにするか、スティックを交換することで香りを復活させることができます。
アロマストーン
アロマストーンは、素焼きの陶器や石膏で作られた石の形をしたアイテムです。
アロマオイルを1滴垂らし、染み込ませて香りを楽しむためのアイテムで、使い方も非常に簡単です。
サイズが小型なので、場所を取らずにアロマを手軽に楽しむことができます。
アロマを直接垂らして使用するため、同じ系統のオイルを使うことをおすすめします。
石膏製のストーンは洗浄ができないため、シミや汚れが目立つようになったら買い替え時です。
陶器タイプは水洗いが可能ですが、水分がしみ込みやすいため、十分に乾燥させてから使用することが重要です。
おすすめしたい精油
アロマオイルは100％植物から作られているため、実際には値段が高めに設定されていますが、その価値は十分にあります。
それでも、安心で安全かつ手に取りやすい優れたオイルのおすすめと、見分け方について詳しくご紹介します！
JAEA認定精油のアロマオイル
「公益社団法人日本アロマ環境協会表示基準適合認定精油」として認定されているため、安心して使用できる商品です。
ポチップNAGOMI AROMAさんのアロマはAEAJ認定精油として選ばれており、さらに種類も豊富であるため、とてもお求めやすくおすすめできます！
JAEA認定精油の詳細については、こちらをご覧ください。
JAEA認定精油を使用しているブランドは多数存在し、信頼性が高いです。
購入する際には、アロマオイルのラベルにその記載があるか、ぜひ確認してみてください。
まとめ
アロマオイルの効果や効能は多岐にわたり、私たちの生活に活力や癒しを与えてくれる大切なアイテムとして位置づけられています。
しかし、たとえ良い香りであったとしても、安価で人工的に作られたものは効果がないという事実がわかりました。
自宅で過ごす時間が増え、孤独感や外出できないもどかしさ、日常のストレスに対して「ほっと一息」ついてみるのはいかがでしょうか？
植物の持つ力が、あなたに寄り添い、癒しをもたらしてくれることでしょう。
そして、最も大切なのは効果や効能よりも、自分自身が心から好きな香りから選ぶことです。
アロマショップが近くにあれば、ぜひテイスティングをしてみるのも良いでしょう。
アロマオイルの香りの感じ方は、その日の体調や感情によって変わることがあります。
小さな瓶のオイルを1つずつ購入し、その日の気分に合わせて使ってみることをおすすめします。
最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。
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