お顔に立体感を与えるために欠かせないハイライトは、実に重要な役割を果たしています。まさに「縁の下の力持ち」と言える存在でしょう。
「ハイライトは明るい色を選ぶだけで問題ないのでは?」と、単純に考えている方も多いかもしれません。しかし、シンプルであるがゆえに、ハイライトの奥深さや質感、さらには色合いによって、見た目には大きな違いが生まれるのです。
そこで今回は、「使いづらい」とされる観点から、購入を避けるべきハイライトについて詳しくご紹介していきます。
1.買ってはいけないハイライト三選
それでは、早速購入を控えた方が良いハイライトを三つご紹介いたします↓
①ユーアーグラム ハイライトパウダー01(写真:左)
②セザンヌ パールグロウハイライト03(写真:左)
③クリーム系ハイライト(写真:左)
ここに挙げた①と②は特定の製品名ですが、③はハイライトの種類として紹介しています。
①と②はどちらも非常に人気の高い商品で、多くの方に支持されています。それでは、これらの商品の特徴を詳しく見てみましょう。
2.商品の特徴
まず、①についてですが、こちらはダイソーのコスメの一つであり、何と言ってもその驚くべき安さが魅力的です。白を基調としたベースに細かいベージュのラメが重なり、シアーな質感が特徴的です。粉質は非常に柔らかく、発色もとても良好という特性があります。
次に②についてですが、こちらも白を基にした製品で、白やピンクのラメが重なっています。そのため、①とは異なり質感はラメ感がかなり強めです。粉質はやや固めですが、発色は依然として優れています。
③については、クリームタイプのハイライトであるため、着け心地はパウダーとは全く異なります。クリーム特有の柔らかさがあり、艶やかな仕上がりを得られるのが特徴です。
このように三つの特徴を挙げましたが、なぜこれらを購入してはいけないのでしょうか?
3.買ってはいけない理由
購入を避けるべき理由について考えると、写真に示されているように、①と②は“白すぎる”ためです。さらに、①に関しては発色が非常に良すぎて、少量の使用でも真っ白になってしまうという問題があります。
ハイライトとは言え、白すぎるのは厳禁です。その理由は、ハイライトが肌から浮いてしまい、不自然な仕上がりになってしまうからです。
また、③のクリームハイライトは、パウダーに比べて油分が多く含まれています。このため、せっかく整えた下地が崩れたり、ヨレやすくなってしまうことがあるのです。
4.買ってはいけない商品の対処法
では、どうすれば「買ってはいけない」とされるハイライトに対処できるのでしょうか?
まず、①と②については、同じブランドの中でもピンクやベージュに近い色を選ぶことが非常に重要です。(写真:右)
①の代替品としては、ベージュの色を選ぶと良いでしょう。見た目はベージュ感が強いですが、実際に塗ってみると肌に馴染んで自然な立体感を演出できます。
次に②の代替品には、ピンクの色味を選ぶことをお勧めします。ほんのりとしたピンクが加わることで、肌に血色感を与えつつ、立体感を出してくれます。
どうしても①や②を使用したい場合には、少量を使うか、特別なイベントやライブなどで目立ちたい時に使用するのが賢明でしょう。
③については、まずクリームハイライトの特性をしっかりと理解しておくことが大切です。
メリットとしては、他のハイライトに比べて最もツヤ感を出すことができる点です。また、先に述べたように、油分が多いため、乾燥肌の方には特に向いています。
デメリットとしては、油分が多いことでヨレやすく、オイリー肌の方には扱いが難しいという点が挙げられます。
これらの点を考慮し、③の対処法としては、メイク初心者やオイリー肌の方にはパウダータイプのハイライトを使用することを強くお勧めします。パウダーの方がヨレにくく、使いやすいです。
それでもクリームハイライトを使用したい場合は、油分の少ない化粧下地やファンデーションを選ぶことが非常に重要です。
さらに、クリームハイライトをつける順番にも注意を払いましょう。
【パウダーファンデーションの場合】
化粧下地→クリームハイライト→パウダーファンデーション
【リキッドファンデーションの場合】
化粧下地→リキッドファンデーション→クリームハイライト→パウダーファンデーション
この順番で使用することで、崩れにくいクリームハイライトの効果的な使い方が実現できます。
ちなみに、リキッドハイライトやスティックハイライトも、クリームハイライトと同様の手順で使用すれば、ヨレにくくなるでしょう。
おわりに
以上のように、購入を避けるべきハイライトについて詳しくお話ししました。
最後に、今回の重要なポイントを改めて振り返ってみましょう↓↓
・白色のハイライトは避け、肌に近い色や血色感のある色を選ぶことが推奨されます
・メイク初心者の方にはパウダー系のハイライトをおすすめします
・クリームハイライトを使用する際は、使用する順番に気をつけることが重要です
ベースメイクの一部であるハイライト一つをとっても、これほど注意すべき点が多いとは、本当にメイクは奥深いものですね。
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