「口コミを見た感じ、これは効果がありそうなサプリメントだな。」
「もっと体重を減らしたい!どのサプリメントが自分に合っているだろう?」
健康や美容に対する意識が高まる中で、サプリメントの購入を考える人は少なくありません。しかし、選択肢が多すぎるため、どのサプリメントを選ぶべきか悩むことも多いでしょう。
この記事では、購入してはいけないサプリメントを見極めるための4つの重要なポイントについて詳しく解説していきます。
購入してはいけないサプリメントを見極めるための4つのポイント!
結論を先に述べますと、購入してはいけないサプリメントを見極めるためには、次の4つのポイントを重視する必要があります。
・信頼できる根拠のあるデータは存在するのか?
・表示や広告に記載されている内容をしっかり確認しているか?
・購入先が信頼できる場所なのか?
ついつい深夜にネットショッピングをしている際、口コミを見てその勢いで購入を決めてしまうことが多いかもしれません。しかし、サプリメントは体に取り入れるものであるため、購入する前に一度立ち止まり、上記のポイントをしっかりと確認することが非常に大切です。
もしこれらのポイントの中で疑問や不安な点があれば、それはあなたにとって避けるべきサプリメントかもしれません。「なんとなく良さそうだ」と思って購入したサプリメントが、意外な健康被害を引き起こしたり、実際には必要ではない成分を摂取してしまうリスクがあることを考慮しなければなりません。
サプリメントの本来の目的や特性を理解した上で、あなたにとっての購入してはいけない商品を見極めていきましょう!
本当に必要なサプリメントであるのか?
サプリメントとは、一般的に特定の成分が濃縮された健康食品の一種であり、錠剤やカプセル状で販売されています。
健康食品は、健康を維持するためのサポートを目的として販売されていますが、実はその定義は法律上明確には定められていないのです!
また、医薬品のように厳密な試験は行われておらず、病気や体調不良を治療するためのものではありません。サプリメントはあくまで食品の一部として捉えるべきです。
それでも、健康を維持するためには「バランスのとれた食生活」がまず重要です。サプリメントは不足している栄養素を補うために使用されるものであり、基本的には必要な栄養素は食事から摂取することが最も望ましいとされています。
まずは自身の食生活や生活習慣を振り返り、本当に自分に必要な成分を含むサプリメントなのか?という視点で考えることが大切です。
根拠のあるデータは存在するのか?
あなたが購入を検討しているサプリメントに関する情報源はどこから得たものでしょうか?
多くの人がサプリメントを購入する際、情報源としてSNSの口コミや広告を主に参考にしていることが多いと言われています。しかし、口コミはあくまで個人の主観的な感想に過ぎないことを忘れてはいけません。
具体的に、科学的な研究が行われた結果が示されているのか?
その研究は実際に人間を対象にしたものであるのか?
学術誌に論文として掲載されているか?
このような条件を満たすことで、一定の科学的評価がなされた情報として、参考にすることができるとされています。
表示や広告をしっかりチェックしているか?
サプリメントを選ぶ際には、パッケージに記載された表示や広告に含まれている重要な情報を事前に確認することが非常に重要です。
具体的に確認すべき項目は、以下の通りです:
・サプリメントに含まれる成分の含有量
・1日に必要な目安量や服用に関する注意事項
・お客様センターなどの問い合わせ先
自分にとって必要な栄養素がどの程度かを把握するためには、成分の含有量や目安量が記載されているかどうかが重要なポイントとなります。特に上限が設定されている成分については過剰摂取に注意する必要があります。
例えば、ビタミンAをサプリメントで過剰に摂取すると、中毒症状を引き起こす可能性があるとされています。また、妊娠中の女性がビタミンAを過剰に摂取すると、胎児に影響を及ぼすことがあるため、1日の目安量を把握しておくことが非常に重要です。
妊娠中の方や治療中で他に薬を服用している方は、サプリメントを使用する前に必ずかかりつけの医師に相談してください!
さらに、複数のサプリメントを併用する場合、成分が重複していると過剰摂取に繋がることがあるため、特に注意が必要です。
含有量だけでなく、体調不良が起こった際に責任を持って対応してくれる窓口を事前に確認しておくことも重要です。
特にインターネットで購入する商品には、含有量の記載が不十分だったり、問い合わせ先が不明瞭なものも少なくありません。
万が一の健康被害を考慮し、広告やパッケージに必要な情報がきちんと記載されているかを確認することが大切です!
販売元は信頼できるのか?
現在のインターネット社会では、店舗以外にも多様なルートでサプリメントを購入することが可能です。
中には、個人輸入品やフリマアプリ、ネットオークションなどで販売されているサプリメントも存在します。しかし、これらのルートで購入した結果、健康被害が報告されている事例も少なくないのです。
健康被害だけでなく、購入に関するトラブルも発生することがあります。全国の消費生活センターには、「お試しのつもりが定期購入になっていた」「解約ができない」といった相談が寄せられています。
購入を決定する前に、販売元が信頼できるか?解約や返品が可能か?といった点を事前に確認しておくことが非常に重要です。
自分に必要なサプリメントを見極めよう!
いかがでしたでしょうか?
この記事では、買ってはいけないサプリメントを見極めるための4つの重要なポイントについてお話ししました。
魅力的なサプリメントの広告を目にすると、思わず購入したくなる気持ちが湧き上がるものです。しかし、その購入に関しては、必ず上記の4つのポイントを思い出してください。あなたが購入してはいけないサプリメントかどうか、しっかりと判断していきましょう!
参考リンク先
http://www.tokyo-eiken.go.jp/kj_shoku/kenkounavi/sentaku_gan2020/
コメント