絶対に失敗したくない!買ってはいけない婚約指輪とは?

彼女に心を込めてプロポーズをしようと考えている方々の中には、婚約指輪の選び方に迷っている方も多いのではないでしょうか。

婚約指輪は、一生に一度の特別な贈り物であり、同時に多くの資金がかかる大きな買い物でもあります。そのため、選ぶ際には失敗したくないという気持ちが強くなるのは当然です。

そこで、本記事では、後悔しない婚約指輪の選び方について、詳しく解説していきたいと思います。

結論として申し上げると、選んではいけない婚約指輪は、彼女のニーズに合わない指輪です。

では、具体的に「彼女のニーズに合った指輪」とは、一体どのようなものでしょうか?

「彼女のニーズに合っている」とは、別の言い方をすれば「彼女が心から喜んでくれる指輪」ということです。彼女の趣味やライフスタイル、価値観を思い浮かべることで、彼女が喜んでくれそうな婚約指輪のイメージが自然と浮かんでくることでしょう。

しかし、たとえ彼女の好みを理解していても、婚約指輪に関する知識が不足していると、実際にどのように選んでいけば良いのかがわからなくなってしまいます。

そこでまずは、婚約指輪に関する基本的な情報をお伝えします。

婚約指輪の相場

婚約指輪の相場について関心を持っている方が多いのではないでしょうか?

婚約指輪の相場は一般的に、給与の3ヶ月分とされていることが多いです。実際に、ゼクシィトレンド調査2021によると、婚約指輪にかける費用は以下のようになっています。

1位 30万~40万円未満 28.0%
2位 20万~30万円未満 21.4%
3位 40万~50万円未満 14.5%

このデータから、婚約指輪にかける費用は、30万〜40万円未満の人が最も多いことが明らかです。ただし、これはあくまで調査結果に過ぎません。

相場を念頭に置きながらも、最終的にはあなた自身の収入を考慮に入れ、無理のない予算を設定することが非常に重要です。

なぜなら、婚約指輪は高額であればあるほど良いというわけではないからです。

彼女は、将来の夫となるあなたに対して高額な婚約指輪を求めているでしょうか?中には、将来の家計を考慮して、無理をせずにできるだけ費用を抑えてほしいと希望する女性もいます。

冒頭でもお伝えした通り、婚約指輪選びで最も重要なことは、彼女のニーズに合ったものであるかどうかという点です。

婚約指輪は、将来を見据えた上で、無理のない予算設定をすることが望ましいです。

婚約指輪のデザイン


婚約指輪のデザインについては、詳細に説明し始めるとキリがありません。お店に行けば、店員さんが親切に教えてくれるでしょう。

しかし、店員さんは販売員であり、売上を伸ばすことが彼らの仕事です。そのため、彼らのアドバイスだけを頼りに指輪を選んでしまうと、予期しない失敗をする可能性もあります。

この機会に、婚約指輪を選ぶ際に、彼女のニーズにぴったり合った指輪を見極めるための基本的なデザインについてお伝えします。

形状

指輪の形状には主に、ストレート、S字、V字といったデザインがあります。

ストレートは、指輪の形状がまっすぐでシンプルなデザインであり、そのためにどんなシーンでも使いやすいという特徴があります。

S字は、波のような形状をしており、柔らかい印象を与えつつ、指を細く、長く見せる効果があります。

V字は、カーブの角度によって印象が異なります。角度が大きいものはシャープな印象を与え、緩やかなものは優しさを感じさせます。指をスッキリ見せたい方には特におすすめの形状です。

爪とは、ダイヤモンドを留めるための金属部分のことを指します。大きく分けて、爪ありタイプと爪なしタイプの2種類があります。

爪ありタイプは、ダイヤモンドが数本の金属の爪で留められているもので、婚約指輪のオーソドックスなデザインとして広く知られています。

このタイプのメリットは、ダイヤモンドに光が当たりやすく、より煌びやかで華やかな印象を与えることです。一方で、デメリットとしては、爪が洋服などに引っかかりやすく、ダイヤモンドをぶつけてしまう危険性がある点が挙げられます。

爪なしタイプは、ダイヤモンドが金属全体に覆われている形状です。爪ありタイプが華やかな印象を持つのに対し、爪なしタイプは、シックでレトロな雰囲気を醸し出します

こちらのメリットは、爪がないために引っかかりにくいことがあげられますが、デメリットとして、ダイヤモンド全体が金属で覆われているため、爪ありタイプよりも宝石の輝きが減少してしまうことがあります。日常的な使いやすさを重視したい方には、爪なしタイプが適しているでしょう。

素材

婚約指輪や結婚指輪といえば、プラチナを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、欧米ではゴールドが主流となっており、近年、日本でもプラチナ以外の素材の指輪が増えてきています。

選ぶ素材によって指輪の印象は大きく異なり、その耐久性なども変わるため、素材選びは非常に重要な要素です。

プラチナは、少し青みがかった深みのある色味が特徴ですが、素材が柔らかいため、傷が目立ちやすいことや、変形しやすいことを理解しておく必要があります。

ホワイトゴールドは、プラチナに似た色味ではありますが、よく比較すると、プラチナよりも暗みがあり、落ち着いた雰囲気を持っています。

イエローゴールドは、華やかな印象を与え、カジュアルな服装にも合わせやすいため、普段使いを希望する方に特におすすめです。

ピンクゴールドは、日本人の肌によく馴染む色味であり、可愛らしさに加えて、柔らかい雰囲気も持ち合わせています。また、非常に硬く頑丈な素材としても知られているため、耐久性があり、長く使う婚約指輪には適していますが、サイズ調整が難しいというデメリットも存在します。

ダイヤモンド

ダイヤモンドには、4Cと呼ばれる基準があります。

この4Cとは、Carat(カラット/重量、大きさ)・Cut(カット/輝き)・Color(カラー/色)・Clarity(クラリティ/透明度)を指し、これらの要素を総合してダイヤモンドの品質が決まります。

ここまでで、婚約指輪を選ぶ際に必要な基本的な知識をお伝えしてきました。次は、いよいよ失敗しない婚約指輪の選び方について詳しく解説していきます。

婚約指輪を選ぶ際のポイント

重ねて言いますが、婚約指輪選びで最も重視すべきなのは、彼女のニーズに合っているかどうかです。

彼女のニーズは、彼女の好みやライフスタイル、価値観を思い返すことで自然と見えてきます。

例えば、あなたの彼女が以下のような特徴を持っている場合を考えてみましょう。

・倹約家で、常にコストパフォーマンスを重視している
・おしゃれには敏感で、控えめながらも可愛らしい洋服を好んで着ている
・小ぶりのアクセサリーを好んで身に着けている
・日常的に使用するものについては、機能性を重視している

このような場合、高価なダイヤモンドを無理に選ぶ必要はありません。また、華美なデザインよりも控えめなものを好む傾向が見られるため、ダイヤモンドはあえて小さめを選ぶと良いでしょう。爪は、機能性を重視する彼女が使いやすいように、引っかかりが少ない爪なしタイプを選ぶのが賢明です。さらに、普段彼女が着ている可愛らしいファッションに合わせて、素材はピンクゴールドを選ぶのが適切です。

いかがでしょうか?なんとなく婚約指輪の選び方についてのイメージがつかめたでしょうか?

もう一例挙げてみます。あなたの彼女が以下のような特徴を持っている場合、どのような指輪を選ぶか考えてみてください。

・華やかなものが好き
・いつもバッチリメイクを施し、髪の毛を綺麗に巻いている
・自分のぽっちゃり体型を気にしている
・職場では業務上、華やかな格好ができない

このような場合、華やかさがありつつも、職場で目立ちすぎないデザインを考慮する必要があります。ダイヤモンドはあえて小さめを選び、その代わりにカット(輝き)を最高評価のものにすると、華やかな印象を持ちながらも目立ちすぎることはありません。また、指輪の形状は、ぽっちゃりした指をカバーできるV字タイプを選ぶと良いでしょう。

このように、婚約指輪を選ぶ際には彼女のニーズ、すなわち好みやライフスタイル、価値観に合ったものを選ぶことが、最も重要なポイントとなります。

さらに、彼女のニーズを把握することに加え、指輪のサイズを知ることも非常に重要です。

洋服や靴と同様に、指輪にもサイズがあります。

せっかく購入した指輪が入らなかったり、指から抜けてしまって失くしてしまったりといったトラブルは避けたいものです。彼女の指輪のサイズをしっかりと把握しておく必要があるでしょう。

サイズが不明な場合は、彼女の友人や家族に確認するという手もあります。

ここまで婚約指輪の選び方についてお伝えしてきましたが、それでもまだ指輪選びに不安があるという方もいらっしゃるかと思います。そんなあなたのために、婚約指輪選びの失敗を防ぐ方法についてご紹介します。

婚約指輪選びの失敗を防ぐ方法

ここでは、婚約指輪選びの失敗を回避するための方法を3つご紹介します。

1つ目は、彼女と一緒に婚約指輪を買いに行くという方法です。1人で指輪を選ぶことに不安を感じている方や、彼女に強いこだわりがある場合に適しています。たとえば、2人で買いに行った際でも、デザインは彼女に決めてもらい、ダイヤモンドの選定は自分が行うという形を取れば、彼女のニーズとプレゼントとしてのサプライズ感の両方を満たすことができます。

2つ目は、ダイヤモンドのみを贈るという方法です。サプライズをしたいけれど、自信がない方や、彼女の指のサイズがわからない場合にお勧めです。ダイヤモンドだけをプレゼントし、その後、土台部分のリングを一緒に購入しに行くのも良いアイデアです。

3つ目は、いっそ婚約指輪を買わないという選択肢もあります。実際、婚約指輪を購入しない人も少なくありません。婚約指輪を購入せずに、結婚指輪や新婚旅行、マイホームの資金に充てることも、二人の幸せを考えた際には建設的な考え方といえるでしょう。

まとめ


婚約指輪を選ぶ際には、彼女のニーズに合ったものを選ぶことが非常に重要です。彼女のニーズは、彼女の好みやライフスタイル、価値観などから自然と見えてくるものです。それは、彼氏であるあなたが一番よく理解していることでしょう。

この記事を通じて婚約指輪に関する知識を身につけたあなたであれば、もう心配はいりません。あとは、彼女を想いながら婚約指輪を選ぶだけです。そうして選び抜いた婚約指輪であれば、彼女が喜んでくれることは間違いないでしょう!

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