出勤前やランチタイム、お腹が空いた瞬間にコンビニに足を運ぶことは、多くの人にとってごく普通のことですよね。
その時、店内で美味しい食べ物を探していると、目を引くのが総菜パンコーナーにあるカレーパンです。
あの魅力的な見た目や香ばしい香り、さらに一口頬張った瞬間に広がるカレーの深い味わいは、本当に美味しいと感じます。
実は、私自身も昔からこのカレーパンに夢中でした。
しかし、この美味しいカレーパンには、実は健康に良くない成分がたくさん含まれていることをご存知でしょうか？
あれほど手軽に美味しく楽しめる食べ物である一方で、注意すべき点が潜んでいるのです。
長い間問題なく食べ続けている方々も多いと思いますが、私もそんな一人でした。
しかし、様々な情報を調べるうちにカレーパンの危険性に気付くことができました。
この記事をお読みいただくと、以下のことが理解できるでしょう。
・カレーパンに含まれている成分
・カレーパンを食べ続けることによるリスク
ではまず、カレーパンに含まれている成分について詳しく解説していきましょう。
どうぞ、ゆっくりとお楽しみください。
カレーパンに含まれる成分
まず最初に、山崎製パンが販売している「カレーパン」に含まれている食品添加物についてお話しします。これらは商品のラベルに明記されていました。
- 加工デンプン
- 酢酸(Na)
- 調味料(アミノ酸等)
- 乳化剤
- グリシン
- 膨張剤
- 着色料(カラメル、カロテノイド)
- イーストフード
- 酸化防止剤(V.E)
- キシロース
- 香辛料抽出物
- V.C
- 香料
- 一部に乳成分
驚くことに、これらの成分にはかなりの数の添加物が含まれています。
次に、これらの添加物について詳しく説明していきます。
まず最初に取り上げるのは、加工デンプンです。
この加工デンプンは、実際には12種類の人工的な化合物の集まりであり、食品表示の際には「加工デンプン」とだけ記載され、具体的にどの成分が含まれているのかが明確ではありません。
中には発がん性が指摘されているものもあり、ヨーロッパではすでに幼児向け食品への使用が禁止されています。
次に取り上げるのは、調味料(アミノ酸等)です。
アミノ酸はカレーパンだけでなく、数多くの加工食品において「うま味」を引き出すために使用されています。
なぜ「調味料（アミノ酸等）」と表記されているかご存知ですか？
それは、この成分がアミノ酸、核酸、有機酸、無機塩の4つから成り立っており、その中で最も多く含まれているものが表示されているためです。
このアミノ酸はさまざまな加工食品に広く利用されています。
例えば、味の素などがその代表的な例として挙げられます。
次に、添加物として利用されるアミノ酸の一種「グルタミン酸」について詳しく見ていきましょう。
実際、グルタミン酸は自然界ではトマトや昆布、チーズなどにも含まれている成分です。
では、食品に含まれる自然のグルタミン酸と、添加物としてのグルタミン酸にはどのような違いがあるのでしょうか。
自然のグルタミン酸は徐々に消化されるのに対し、添加物として使用されるグルタミン酸は水に溶けやすく、体内への吸収が速いという特性があります。
添加物のグルタミン酸ナトリウムを大量に摂取した場合、神経細胞に影響を及ぼし、頭痛や手足のしびれ、さらにはのぼせといった症状が現れることが報告されています。
すでにアメリカでは、赤ちゃん用の食品にグルタミン酸ナトリウムの使用が禁止されています。
このように、様々な加工食品にこの添加物が使われているため、知らず知らずのうちに大量に摂取してしまう可能性があるため、非常に注意が必要です。
さらに、「グリシン」についても、食塩の過剰摂取につながることが指摘されているため、慎重に扱う必要があります。
このように、惣菜パンとしてのカレーパンには非常に多くの添加物が含まれていることが明らかになりました。
カレーパンを食べ続けるリスク
このように、食品添加物の観点から見ても危険性を孕んでいるカレーパンですが、カロリーに関しても以下のような問題があります。
・揚げているため油分が多い
カレーパン一つのカロリーは、約400Kcalに達しています。
これは、おにぎり2個分のカロリーに相当するのです。
その理由は、このパンが「油の中で揚げられている」ためです。
小麦粉から作られたパンは、揚げることで大量の油を吸収してしまいます。
・カロリー・脂質が高い
パン自体も小麦粉から作られているため、糖質が豊富であり、さらに砂糖や塩、バターなどが加わることによって、結果的に脂肪分が多くなります。
このように、添加物の問題だけでなく、カロリーの過剰摂取の観点からも、継続的に食べ続けることはお勧めできないという結論に達しました。
まとめ
このように、カレーパンは私たちにとって非常に親しみのある美味しい食べ物ですが、その裏側には危険性も潜んでいるのです。
添加物に関しては、まだまだ不明な点が多く、長期的な摂取による悪影響が確実にわかっているわけではありません。
とはいえ、アメリカやヨーロッパではすでに使用が禁止されている物質であることを考慮すると、日本での安全性が保たれているからといって、安心しきることはできません。
健康を維持し、長生きするためには、自分自身でしっかりと身を守ることがますます重要になることでしょう。
私もカレーパンを控えるのは辛いですが、未来の健康を見据えて、少しずつ食べる量を減らしていくつもりです。
この記事が、健康で長生きしたいと願う皆さんのお役に立てることを願っています。
最後までお読みいただき、心から感謝申し上げます。
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