イワシやサバといった魚の缶詰は、実際に非常に便利な食品として多くの人々に愛されています。
仕事が忙しいときや家事に追われているときなど、すぐに一品を追加したいという時に、お湯で温めるだけで簡単に美味しい料理が完成するのが魅力的です。
このように手軽に美味しいだけでなく、栄養をしっかりと摂取できる点も嬉しいポイントです。
さらに、缶詰はあまり加工されていないため、健康に良い食材としてテレビなどでも紹介されることが多いです。
私自身も缶詰の大ファンであり、頻繁にそれらを食べることが多いです。
しかし、そんな便利なイワシの缶詰の中にも、実は注意が必要な危険なものが存在するということをご存じでしょうか。
魚は体に良い油を多く含んでいるため、健康に良い食材だという印象を持っている人が多いと思います。
特にイワシは日本人にとって非常に親しみのある魚であり、身体に悪影響を与えることはないと考える方も多いことでしょう。
そのため、イワシに対する良い印象を持っている方は少なくありません。
では、なぜイワシの缶詰が危険だとされるのでしょうか?
その理由について、これから詳しくお話ししていきます。
この記事を通じて、以下の内容が明らかになるでしょう。
それでは、まず最初にイワシの缶詰の危険性について詳しくお話しします。
イワシの缶詰の危険性
まず最初にお伝えしたいのは、イワシという魚自体が、DHAやEPAといった必須脂肪酸を豊富に含んでいるということです。
これらの必須脂肪酸は、血液をサラサラにする効果があり、
そのため生活習慣病を予防するためにも非常に重要だとされています。
さらには、脳の機能を向上させ、認知症の予防にも寄与する効果があり、カルシウムやリンといった骨を形成するために必要なミネラルも豊富に含まれています。
特に、食生活が西洋化している現代においては、魚は積極的に摂取すべき重要な食材であることは間違いありません。
しかし、今回指摘したい危険性は、以下の2つの添加物に関することです。
- 調味料(アミノ酸等)
- 増粘剤(キサンタンガム)
まず最初に取り上げる添加物は、「調味料(アミノ酸等)」です。
調味料(アミノ酸等)とは、うま味成分として知られ、缶詰を含む多くの国内食品に広く使用されている添加物の一種です。
この調味料は、アミノ酸や有機酸、核酸、無機塩などに分類されます。
その中でも特に、アミノ酸に含まれる「グルタミン酸ナトリウム」は、発がん性のリスクがあると指摘されています。
大量にこの「グルタミン酸ナトリウム」を摂取すると、身体にしびれを感じたり、頭痛などの症状が現れることもあると言われています。

また、国内の食品添加物の表示については、この調味料に関して詳細な分類を含める必要がないため、実際にどの程度の「グルタミン酸ナトリウム」が含まれているかを消費者である私たちが知ることは難しくなっています。
国内では安全とされているため多くの食品に使用されていますが、海外ではその有害性が指摘されることも少なくありません。
実際、アメリカではベビー用食品への使用が禁止されています。

他国で禁止されている食品が本当に安全であるとは言い切れないため、特に小さなお子様がいる家庭では十分な注意が必要です。
健康を意識して食べている魚が、逆に体に負の影響を及ぼすことになるのは非常に残念なことです。
次にご紹介したい添加物は、「増粘剤(キサンタンガム)」です。
この「増粘剤(キサンタンガム)」は、缶詰のイワシにとろみを与えるために広く利用されています。
キサンタンガムは、トウモロコシなどのデンプンを微生物が分解して生成される天然の糖類です。
基本的には天然由来であるため、体に害がないとされていますが、トウモロコシが遺伝子組み換え作物である可能性が指摘されている点が懸念材料です。
日本国内で生産されているトウモロコシは非常に限られており、ほとんどが輸入に依存しているのが現状です。
また、海外から輸入されるトウモロコシについても、その品質管理が不十分な場合があるため注意が必要です。
さらに、キサンタンガムは糖類であるため、過剰に摂取すると「肥満」や「糖尿病」を引き起こすリスクがあることも指摘されています。
この点についても、大量摂取には十分に注意を払うべきです。
缶詰を選ぶ際に注目すべきポイント
危険性について理解できたとしても、やはり魚は食べたいと思う方が多いでしょう。
イワシやサバなどは健康に良いので、ぜひとも食べ続けたいものです。
お子様にも魚を食べさせてあげたいという気持ち、よくわかります。

そのような思い、私も非常に共感します。
それでは、缶詰を購入する際に留意すべきポイントをお伝えします。
缶詰のラベルには原材料が記載されていますので、
その中に「増粘剤(加工でん粉・増粘多糖類)」や「調味料(アミノ酸等)」と明記されている製品は、できる限り避けて購入することをお勧めします。
特に「アミノ酸等」は多くの食品に含まれているため、細心の注意が必要です。

まとめ
魚、特にイワシやサバは、私たちの健康にとって非常に重要な食品です。
また、青魚に含まれるDHAやEPAは、脳にとっても非常に有益であり、脳の血液の流れを良くし、脳機能を向上させる効果が期待されています。
さらに、神経細胞の働きもサポートしてくれるため、アルツハイマー病の症状を軽減させることにも寄与します。
脳の健康を維持し、機能を回復させるためにも、積極的に摂取したい食材です。
今回の調査を通じて、無添加の缶詰も多く販売されていることが分かりました。
少し手間がかかるかもしれませんが、イワシやサバ、サンマなどの魚の缶詰を購入する際には、ラベルを注意深く確認することで、身体にも脳にも良い生活を送ることができるのではないかと思います。
私たちが迎える人生100年時代において、年金なども徐々に見直しが求められている現状があります。
ただ単に長生きするだけではなく、健康で充実した生活をおくることが求められる時代になってきていると感じます。

自分自身の健康について、しっかりと考え、守るべきところは守りたいものです。
最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。
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