買うと損する恐れ大!?リスクの高い筋トレグッズ3選
近年、健康志向が高まる中で、自宅で運動を始める人々が急増しています。このトレンドに影響されて、私自身も自宅で筋トレを行うことに挑戦するようになりました。特にネットショッピングを利用する場面では、ついつい筋トレ関連のグッズに手を出してしまうことが何度もありました。そこで今回は、アラサーの男性会社員としての私の視点から、購入を避けるべきだと感じた筋トレグッズを3つご紹介したいと思います。
具体的に挙げると、以下の3つがその対象です。
- プロテイン
- ダンベル(可変式ダンベル)
- 腹筋ベンチ
これらのアイテムは、私の個人的な経験から考えると、購入するべきではないと強く思っています。それぞれの理由について詳しく説明していくので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。ただし、私の意見はあくまで私自身の視点に基づくものであり、必ずしも皆様の状況や考え方に当てはまるわけではないことをご理解いただければ嬉しいです。
1プロテイン
プロテインを購入しない方が良い理由は、「タンパク質の過剰摂取」が起こる可能性があるためです。以下の表では、年齢や性別に応じた一日に必要なタンパク質の摂取量の目安を示しています。
日本人の食事摂取基準(2015年度版)概要
私の年齢層である18~29歳においては、一日に必要なタンパク質の推奨量は60グラムとされています。
この60グラムを達成するための一日の食事メニューの参考例は以下の通りです。

さて、皆さんは自分の食事を振り返った時、実は必要なタンパク質を十分に摂取していることに気づくかもしれません。さらに、場合によっては食事の量を減らす必要が出てくるかもしれません。すでに十分なタンパク質を摂取しているにも関わらず、プロテインを追加で摂取してしまうと「過剰摂取」となるリスクが高まります。その余分なタンパク質はエネルギーとして体内で利用されるものの、エネルギーがすでに十分であれば、脂肪として体に蓄積されたり、体外に排出されたりすることになります。この排出過程では、体内のカルシウムが一緒に失われるという悪影響も考慮する必要があります。したがって、アスリートでない限り、限られた時間で筋トレを行う私には、オーバースペックなアイテムといえるため、購入は避けるべきだと強くお勧めします。
2ダンベル(可変式ダンベル)
自宅でのトレーニングを考えると、多くの方が最初に思い浮かべるのはダンベルではないでしょうか。私自身も筋トレグッズの中で最初に手に入れたのはダンベルでした。
しかし、ダンベルを購入しない方が良い理由は、「使わなくなる可能性が非常に高い」という点にあります。
私が購入したダンベルについては、以下のリンクから確認できます。
購入したダンベル
私が選んだのは片側最大20キロまで調整可能なタイプです。最初は非常にやる気にあふれていたため、ダンベルを使って筋トレを行っていましたが、忙しい会社員としての生活が続く中で、なかなか時間を確保できない理由から、次第に使用しなくなってしまいました。
使用しなくなると、部屋の中で20キロの鉄の塊が場所を占有することになり、次第に邪魔に感じるようになります。処分を考えたものの、その方法に困り、結局後回しにして放置する羽目になりました。捨て方については各自治体にルールがあるため、調べてみることをお勧めします。また、中古品として買い取ってもらえる業者も存在するようですので、そちらを調査するのも良いでしょう。ちなみに、私は最終的には処分しましたが。(笑)
私のように軽い気持ちで購入を考える方は、ぜひダンベルの購入を避けるべきです。継続することがどれほど難しいかを念頭に置き、しっかりと検討してみてください。
3腹筋ベンチ
腹筋ベンチを購入しない方が良い理由は、実際に使用してみた結果「その必要性を感じなくなった」からです。
多くの人がシックスパックに憧れを抱いていることでしょう。その夢を実現するために、私は腹筋ベンチを購入する決意をしました。

初めの頃は、腹筋ベンチを一番下まで倒して、最高の負荷をかけて腹筋を行っていました。最初の段階では少し腹筋の割れ目が見え始め、もっと頑張ろう!と意気込んでいたのですが、1か月後に鏡の前で成果を確認したところ、最大の敵である下っ腹のお肉が一向に減っていないことに気づきました。
調べてみると、実は腹筋は誰もが元々持っているもので、割れている腹筋の上に脂肪が乗っているため、憧れのシックスパックにはならないことがわかりました。
シックスパックを効率よく目指すためには、腹筋運動だけではなく、下半身の筋肉を強化するためのスクワットトレーニングなども取り入れることが重要であると認識しました。
人間の体内では、下半身の筋肉が占める割合はおおよそ60%から70%に及ぶため、下半身を鍛えることで全体の60%以上を効率的に鍛えることが可能となります。全身の筋肉を鍛えることで基礎代謝が向上し、脂肪を燃焼する量も増加するため、下半身を強化することは非常に重要です。
さらに、腹筋運動は腹筋ベンチがなくても効果的に行えるため、最終的には腹筋ベンチが放置状態となってしまいました。(笑)
以上の理由から、腹筋ベンチの必要性を感じなくなったため、購入はお勧めできません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私の経験をもとにしたこの文章が、皆様にとって何かの参考になれば非常に嬉しいです。賛否が分かれることもあるかと思いますが、自宅でトレーニングを行う際に私が最もおすすめしたいのは、自重トレーニングです。
もし自重トレーニングでは物足りないと感じる方は、ジムに通って筋トレを行う方が、後悔することは少なくなるでしょう。
これから自宅で筋トレを始めようとしている方々にとって、少しでも役立つ情報になれば幸いです。



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