買ってはいけないうがい薬!その理由とは?

最近では、ウイルス対策や風邪の予防に対する関心が高まっており、その結果、うがい薬を利用して予防策を講じようと考える方々が増加しています。

しかし、ドラッグストアに行ってうがい薬を探してみると、その種類の多さに驚かされることが少なくありません。

それぞれの製品には異なる成分が含まれており、原液のままで使用するものや、希釈が必要なものなど、さまざまなタイプが存在します。

自分にとって最も適したうがい薬を選ぼうとすると、正直なところ難しさを感じてしまうことが多いかもしれません。

もし体質に合わないうがい薬を選んでしまった場合、深刻な副作用が発生するリスクもあるため、慎重な選択が求められます。

そこで、今回はうがい薬の主要成分やその副作用について詳しく解説し、特に副作用が出やすい方々や避けるべき成分、さらには成分別におすすめのうがい薬についてご紹介していきたいと思います。

うがい薬の主な成分と副作用

うがい薬は医薬品である以上、副作用が生じる可能性があることをしっかりと理解しておく必要があります。

うがい薬に含まれる主な成分は3種類あり、それぞれの副作用は軽度から重度のものまでさまざまです。

ポビドンヨード

この成分は非常に強力な殺菌消毒作用を有しており、喉や口腔内に存在する細菌を効果的に除去することで、風邪や口臭の予防に役立ちます。また、傷の消毒やおたふくかぜ、風疹、さらにはインフルエンザの予防にも効果を発揮します。

ポビドンヨード特有の香りや茶色の液体は、多くの方が一度は目にしたことがあるでしょう。

軽度の副作用としては、皮膚のかゆみや口腔内のただれ、ひりひり感、吐き気、さらには胃部の不快感などが挙げられます。

重度の副作用が発生する場合には、アナフィラキシーショックと呼ばれる生命を脅かすアレルギー反応が起こる可能性があり、こうした反応には息苦しさや動悸、意識の混濁などの症状が伴うことがあります。

セチルピリジニウム塩酸塩

略称CPCとして知られるこの成分は、殺菌消毒作用に加えて抗炎症作用も備えています。そのため、喉や口内の殺菌だけでなく、口内炎や喉の腫れを和らげる効果も期待できます。

無味無臭の透明な液体であるため、飲みやすく、味付けが施されている製品も多く存在します。

副作用としては、口内でしみるような感覚を覚えることがあるかもしれません。

アズレンスルホン酸ナトリウム

この成分は抗炎症作用を持っており、青みがかった色合いが特徴的です。

主に口内炎がある場合や、喉が熱を持って腫れている際に使用されます。

副作用については、セチルピリジニウム塩酸塩と同様に、口内にしみるような刺激を感じることがあるかもしれません。

以上が、うがい薬に含まれる主要な成分とそれに関連する副作用についての説明でした。

3つの成分の中では、特にポビドンヨードの副作用が強く現れる印象がありますね。

こんな人たちは注意!買ってはいけないうがい薬!

では、どのような方々が副作用を引き起こしやすいのか、しっかりと考えてみましょう。

特に注意が必要なのは、妊婦や甲状腺機能に異常がある方、過去に医薬品でアレルギー反応を示した経験がある方、そして口腔内にひどいただれがある方です。

以下に、それぞれの方々が避けるべきうがい薬の成分を詳しくまとめてみました。

妊婦や甲状腺機能に異常のある人

ポビドンヨードを含むうがい薬は、甲状腺機能を低下させるリスクがあるため、特に注意が必要です。

もともと甲状腺機能に問題があったり、妊娠中の方はその影響を受けやすいため、特に慎重に取り扱う必要があります。

過去にお薬でアレルギー反応が出た人

ポビドンヨード、セチルピリジニウム塩酸塩、アズレンスルホン酸ナトリウムのいずれかの成分が含まれている場合、過去に医薬品でアレルギー反応が現れたことがある方は特に注意が必要です。

アレルギーは免疫システムの過剰反応によるもので、一度アレルギー反応が出た方は、その後も再発する可能性が高く、症状が悪化する傾向があります。

口腔内にひどいただれのある人

この点についても、3つの成分が含まれるうがい薬を使用する際には十分な注意が必要です。

口内や喉を清潔に保つために雑菌を除去することは非常に重要ですが、いずれの製品にも殺菌成分や抗炎症成分が含まれており、刺激を伴う可能性があるからです。

口腔内の粘膜が損傷した状態であれば、常在菌までも殺菌してしまう恐れがあり、傷口から痛みを感じることも考えられます。

ひどい場合には、刺激により症状が悪化することもありますので、口腔内のただれが治まってからの使用をお勧めいたします。

上記のように注意が必要な方以外でも、何か気になることがあれば、必ずドラッグストアの登録販売者や薬剤師、あるいはかかりつけの医師に相談することを強くお勧めします。

成分別!おすすめのうがい薬

それでは、ポビドンヨード、セチルピリジニウム塩酸塩、アズレンスルホン酸ナトリウムそれぞれの成分に基づいて、おすすめのうがい薬をご紹介いたします。

ご自身の体質やライフスタイルに合った最適な製品を見つけていただければ幸いです。

イソジンうがい薬

ポビドンヨードの代表的な製品として、多くの人に知名度の高いのがイソジンうがい薬です。

その最大の魅力は、製品のバリエーションが非常に豊富であるという点です。

スタンダードなイソジンうがい薬に加え、飲みやすく味付けされたイソジンうがい薬P、外出時に便利な薄めずに使用できるイソジンうがい薬C、そして喉に直接噴霧できるイソジンのどフレッシュなど、さまざまなシーンに対応した製品が揃っています。

さらに、お子様向けに作られた透明なうがい薬であるイソジンクリアうがい薬もあり、それぞれの使用シチュエーションに合わせて選択することが可能です。

新コルゲンコーワうがい薬

次にご紹介するのは、セチルピリジニウム塩酸塩が配合されたうがい薬で、通常タイプとマイルドタイプがあり、薄めて使用します。

このうがい薬の魅力は、サイズバリエーションが豊富なことで、60mL、200mL、350mLの3種類から選ぶことができる点です。

これにより、外出時と家庭での使用時に応じて、異なるサイズを選んで購入することが可能となります。

使い方も非常にシンプルで、60mLの小さいサイズでは3振り、大きいサイズではワンプッシュという明確な指示があり、薄めるタイプであっても失敗が少ないと考えられます。

浅田飴AZうがい薬

最後に、アズレンスルホン酸ナトリウムを含む浅田飴AZうがい薬をおすすめいたします。

このうがい薬は薄めて使用するタイプで、喉に違和感を感じている際に特に効果的です。

アズレンスルホン酸ナトリウムが配合されたうがい薬は一般的に価格が高めに設定されていますが、こちらの製品は250回分も使用できるため、非常にコストパフォーマンスに優れた商品です。

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まとめ

うがい薬は単に一種類の製品ではなく、主成分が3つに分かれているため、使用目的に応じて選択する必要があります。

今回ご紹介したうがい薬以外にも、ドラッグストアには多くの製品が取り揃えられており、選択肢は非常に豊富です。

ご自分が求める成分や、お薬との相性、さらには価格やライフスタイルに合った製品を見つけ出していただければと思います。

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