今年も残すところわずかとなり、年末が近づくにつれて私たちの生活には大掃除の季節が訪れます。
大掃除を行う際に欠かせない家電の一つに「掃除機」があります。年末の大掃除に向けて、掃除機の購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
現在市場には、強力な吸引力を持つものや、コードレスの便利なタイプ、自動で掃除をしてくれるロボット掃除機など、さまざまな種類が揃っています。しかし、高価な製品は数万円もすることがあるため、失敗したくないという気持ちも非常に理解できます。
そのため、掃除機を購入する際に失敗を避けたい方のために、絶対に購入を避けるべき掃除機とその理由について詳しくご紹介します。
絶対に購入を避けるべき掃除機は「自分の住環境に合わない掃除機」
結論から申し上げますと、購入を避けるべき掃除機は、自分の住まいに適さない掃除機です!
一人暮らしの方、子どもが多い家庭、さらには一軒家やマンションなど、家庭の人数や住環境はそれぞれ異なります。そのため、自分の住まいに合わない掃除機を選んでしまうことは非常にリスクがあります。
各掃除機の種類やデメリットをしっかりと理解し、自身にとって不適切な掃除機を見つけ出すことが重要です!
掃除機の種類とそのデメリット
掃除機の種類は、大きく分けて4つに分類されます。
・キャニスター型
・スティック型
・ハンディ型
・ロボット型
キャニスター型
キャニスター型掃除機は、昔から広く使われているコロコロタイプの掃除機で、ゴミをためる本体部分を地面に置き、ホース部分を持って掃除を行います。このタイプは、コンセントから電源を取るため、非常にパワフルで吸引力が高いのが大きな特徴です。
しかし、デメリットとしては重さ、電源プラグの抜き差しの手間、本体が大きいため収納スペースに困ることが挙げられます。サイズが大きく、小回りが利きにくいのも難点です。
電源プラグの抜き差しや掃除機の出し入れが面倒だと感じる方、一人暮らしや狭い家に住んでいる方には、この掃除機はあまり適していません。掃除機をセットするまでの手間が煩わしくなり、重さが気になるあまり掃除をする気が失せてしまったら本末転倒です。ちなみに、女性にとって扱いやすい重さは1〜3キロと言われていますので、重さや収納スペースについてもよく考慮して選ぶことが極めて重要です。
スティック型
最近ではよく見かけるスティック型掃除機は、本体とノズルが一体となったデザインで、電源コードがないバッテリータイプです。そのスタイリッシュな見た目から、最近特に人気を集めています。
軽量でコンパクトなため、手軽に取り出してこまめに掃除ができ、収納も非常に簡単です。一見すると良いことばかりのようですが、実はデメリットも存在します。
デメリットには、キャニスター型よりも吸引力が弱いものが多いこと、バッテリーの稼働時間が限られていること、バッテリーが本体に一体化しているため手元が重く感じることなどがあります。
吸引力が弱く、途中でバッテリーが切れて掃除が完了しない可能性があるため、広い家で一度に掃除をすることを希望する方にはおすすめできない掃除機です。
ハンディ型
ハンディ型掃除機は、本体と吸い込み口が一体化したコンパクトな掃除機で、片手で簡単に操作が可能です。そのため、車の中やソファ、机の上など特定の場所を掃除する際に非常に便利です。
この掃除機は、従来の掃除機では掃除しにくい部分を得意としていますが、一台だけで十分だと思っている方にはあまり向かないでしょう。セカンド掃除機として購入するのが理想的です。
ロボット型
ロボット型掃除機は、自動で家の中を掃除してくれる便利なタイプで、代表的な製品にはルンバがあります。結婚祝いの品や二次会の景品としても非常に人気があります。
しかし、デメリットとしては、物が多い家庭では隅々まで掃除が行き届かないことがあるため、床に物を置きがちな方や、細かい部分まで掃除をしないと気が済まない方にはあまり適していない掃除機です。また、価格も他の掃除機と比べて高めであることが多いです。掃除にかける時間と金額のコストパフォーマンスをよく考慮して購入することが重要です。
筆者が後悔した掃除機の体験談
ここでは、筆者の実体験に基づく後悔の話をお伝えします。子どもが生まれたため、広めのマンションに引っ越すタイミングで掃除機を新たに購入することに決めました。
選んだのは、吸引力を一切調べずに見た目を重視したオシャレなスティック型掃除機でした。小さな子どもがいるため、食べこぼしが頻繁に発生し、誤飲を防ぐためにも床を常に清潔に保つ必要がありました。
しかし、結果的に掃除の頻度が高いにもかかわらず、吸引力が弱く何度も吸い直さなければならず、粘着クリーナーやモップで再度掃除をする必要が出てしまうなど手間がかかる結果となりました。さらに、ラグも敷いていたため、最終的には吸引力が強いタイプに買い換えることになりました。
フローリングの掃除には適していると思いますが、しっかりと掃除をしたい方やラグを使用している家庭には、吸引力が弱い掃除機は避けるべきだと痛感しました。
自分の住まいに合った掃除機を選びましょう!
現在、多くの掃除機が市場に存在し、選ぶ際には悩んでしまうこともあるでしょう。しかし、住まいのライフスタイルは人それぞれ異なり、たとえ素晴らしい掃除機であったとしても、自分の住環境に合わないのであれば、それは購入してはいけない掃除機と言えます。
自分のライフスタイルをしっかり考慮した上で、購入すべきでない掃除機を見極めていきましょう!
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