買ってはいけないネイルコンシーラーの特徴

手元を華やかに彩るネイルデザイン。

自分で塗るマニキュアも魅力的ですが、やはりプロの技によるサロンでのジェルネイルは特別なオシャレ感があります。特に長期休暇中に、思い切って鮮やかなカラーのネイルに挑戦された方も少なくないことでしょう。

ただし、ネイルもファッションの一部であるため、TPOに応じた配慮が求められることが多々あります。たとえ気分を盛り上げるためにおしゃれなネイルを楽しんでいても、予期せぬライフイベントが突然訪れることもあります。

例えば、「ずっと夢見ていた会社の求人を見つけて応募したところ、急に明日面接が決まった」といった状況や、あるいは急な不幸に見舞われて葬儀に参列する必要が出てくることもあるでしょう。

そのような時にネイルの状態を気にしてしまうこともありますよね。ネイルサロンの予約状況によっては、急遽ネイルをオフしてもらうことが難しいこともありますし、ネイルをオフするにはそれなりの費用が発生することも考慮しなければなりません。

私自身も、転職活動中にこうした状況に直面した経験があります。私が第一希望としていた企業では、スタッフが会社のイメージカラーに合わせたネイルをすることがルールとして定められていたため、私は鮮やかな赤いネイルで面接に臨みました。

もちろん、転職活動中には複数の企業に応募しますが、他の企業の面接が決まった際には、ネイルサロンに行く時間がなくて焦ったことを思い出します。「もしネイルをその場だけで隠せるアイテムがあればいいのに」と考えた方も多いのではないでしょうか。

調査を進めるうちに、「ネイルコンシーラー」という非常に便利なアイテムの存在を知りました。「派手なジェルネイルがシンプルに変身!」というキャッチコピーが非常に魅力的でした。実際にその商品を手に取ってみたくなった私は、まず近所の薬局やコンビニをすべて回って探しましたが、残念ながら見つけることができませんでした。

最終的には、諦めて楽天でこちらのアイテムを購入しました。

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ところが、実際に届いた商品の見た目は、商品のイメージ写真とは全く異なり、期待を裏切られる結果となってしまいました。この経験をもとに、以下ではネイルコンシーラーの選び方や、自分でジェルネイルをオフする方法について詳しくお伝えしていきます。

ペン型のものは量の調整ができない

商品が手元に届き、楽しみにしていた気持ちでパッケージを開けると、なんとペンタイプの商品が登場しました。キャップを外すと筆の部分が現れましたが、液体は全く染み込んでいない状態でした。

私はマニキュアのような使い方を想像していたため、説明書をじっくり読んでみると、「<塗り方のコツ>ダイヤルを回して適量を出し、一度爪先にのせます。根元から爪先に向かって3回に分けて伸ばしていきます。力を抜き、筆を水平にして塗ると、きれいに仕上がります。」という説明が書かれていました。

指示に従ってダイヤルを回してみると、筆先からようやく液体が出てきました。しかし、一般的なマニキュアのように目で見ながら容器の淵で筆先の液を調整することができないため、「適量」を出すのが非常に難しいのです。その結果、ムラができてしまうことはもちろん、筆が太いために塗れない部分が残ってしまうこともありました。

初心者だから難しいのかと思い、何度も挑戦しましたが、やはり難易度は高く、そもそもこの商品の目的は隠すことであって、きれいに塗ることではないのではないかという結論に至りました。

ジェルネイルの色が隠れないことも

その時私が施していた赤いマニキュアは、残念ながら何度重ね塗りをしても一向に隠れる気配がありませんでした。マニキュアとは異なり、明らかに発色が薄く、カバー力はほぼゼロでした。

薄いピンクのネイルであれば目立たなくなったかもしれませんが、残念ながらこの商品はピンク以外では効果がないようでした。このようなネイル隠しペンのパッケージには、「どんな色でも隠れる」と書かれていたため、非常に残念でした。結局、私の場合は赤い色の上に重ねた結果、逆に奇妙な茶色になってしまったため、諦めて最終的にはネイルをオフすることにしました。

商品の種類によって色味やカバー力は異なるかもしれませんが、実際にドラッグストアなどで自分の目で確認してから購入するのが一番良いですね。

お湯で落ちてしまうものは不便?!

このような「お湯で落ちる」商品は簡単に落とせるため便利に思えるかもしれませんが、もしお手洗いに行って手を洗う際に温水が出てきた場合、すぐに取れてしまう可能性があるため、実際には不便さを感じることがあります。

私が購入したものは、本当にすぐに取れてしまいました。外出先で手洗いをした後に、爪10本を再度塗り直すのは現実的ではありませんよね。「お湯で落ちる」と表記されている商品には特に注意が必要です。

ジェルネイルをセルフでオフするには?

行きつけのネイルサロンの予約が埋まってしまったり、ネイルをオフするための時間がないなど、緊急時には自分でオフする方法もあります。ネイルサロンのスタッフから教わった方法をシェアしますね。

1.ファイル(爪やすり)の「ジェルネイルをオフする面」でネイルの表面を削ります。

2. アセトン入りのネイルリムーバーを染み込ませたコットン(折りたたんで厚みを出したティッシュでも可)を爪の上に載せ、指先一本一本をアルミホイルで巻きます。

※ネイルリムーバーには強い成分が含まれているため、コットン(ティッシュ)をネイルに載せる際には、皮膚にかからないように注意し、ネイル部分のみに載せるように調整してください。特に肌が敏感な方は自己責任で行ってください。

3. 15〜30分放置します。

4. つまようじ(ネイル用のウッドスティックがあればさらに良いです)を使って、爪の根元から先端に向かって剥がしていきます。

オイルをお持ちの方は、最後に爪にオイルを塗布してケアしてあげると良いでしょう。この仕上げの保湿が、爪の見た目をかなり改善してくれます。

もちろん、サロンでしっかりオフしてもらうのに比べると爪への負担は大きいですが、保湿を行うことで(多少のガサガサ感はあるものの)普通の自爪に見えるようになります。

※これはどうしても自分でオフしなければならない場合の応急処置であるため、できればサロンでのオフを強くおすすめします。ちなみに、私はこの方法でたまにオフしていますが、爪へのダメージはそれほど気になりません。

まとめ

以上、購入してはいけないネイルコンシーラーの特徴についてお伝えしました。まとめると、

・ペン型のものは液量の調整が難しい

・色味が薄いものはカバー力があまりない

・お湯でオフできるものは外出先で取れてしまうリスクがある

ネイルコンシーラーを使ってみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。私個人の意見としては、ペン型ではなく、通常のマニキュアのような瓶タイプの商品を選ぶことを推奨します。

ジェルネイルを一時的にオフしなければならない状況に直面した際には、コンシーラーを試してみるか、あるいは思い切ってオフする選択をするなどして、これからもネイルを存分に楽しんでいきましょう。

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