人生100年時代という言葉が広まりつつある中で、日本人の平均寿命は年々延び続けていることが現実のものとなっています。
「まさか自分がこんなに長生きするとは思ってもみなかった」と感じる方が多いのではないでしょうか。長生きするからには、健康であり、活力に満ち、そして充実した楽しい時間を過ごしたいと、多くの方々が強く思うのが自然です。
また、年を重ねてもなお、住み慣れた地域や自宅で、自分らしい生活を続けたいと考える方が多いのが実情です。そんなときに非常に役立つのが、「デイサービス」という存在です。
デイサービスは多種多様な施設が存在するため、今回はデイサービスを選ぶ際のポイントに焦点を当て、詳しく解説していきたいと思います。
デイサービスとは?
デイサービスとは、利用者が自宅での生活を持続的に行えるように支援することを目的としたサービスであり、心身の機能維持やコミュニケーションの場を提供することに加え、家族の介護負担を軽減する役割を果たしています。
具体的には、デイサービスでは食事や入浴などの日常生活に関するサポートが行われ、心身機能の維持を目指した機能訓練も日帰りで実施されます。さらに、利用者同士の交流を促進するために、趣味活動やレクリエーションも充実しており、利用者は楽しい時間を過ごすことができます。また、自宅から施設への送迎も行われているため、自力での移動が困難な方でも安心して利用することができるのです。
デイサービスの料金
デイサービスを利用する際の料金は、事業所の規模や利用時間によって異なり、所得に応じて1割から3割の自己負担が発生します。
デイサービスを利用するためには、要介護認定(1~5)を受ける必要があり、認定された介護度によって利用料金は変動します。また、介護予防サービスを提供している事業所では、要支援1・2の認定を受けた方も利用可能であり、それぞれの介護度に応じた料金が設定されています。さらに、食事代やオムツ代などは別途自己負担となるため、これらの料金は事業所によって異なるため、事前にしっかりと確認することが非常に重要です。
デイサービスの選び方
日本全国には数多くのデイサービスが存在するため、利用を検討する際にどのように選べばよいか迷ってしまう方も少なくないでしょう。ここでは、デイサービスを選ぶ際の重要なポイントについて詳しくご紹介していきます。
利用目的を考える
まず最初に、なぜデイサービスを利用したいのか、その理由をしっかりと考えてみることが大切です。自宅で抱えている悩みや、実際にやりたいけれどもできていないことをリストアップしてみると良いでしょう。
デイサービスを利用する目的としてよく見られる内容は以下の通りです:
・自宅での入浴が難しいため、デイサービスで入浴したい
・外出する機会を増やしたいと考えている
・家族以外の人と会話する機会が少なく、交流の場を求めている
・自宅に閉じこもっているため、筋力や体力の低下が気になり、運動する機会が必要
デイサービスはそれぞれ異なった特徴を持っており、リハビリに特化したものや認知症対応型、さらには外出や趣味活動に重きを置いているものなどが存在します。自分自身の利用目的に合ったデイサービスを選ぶことが非常に重要です。
食事
食事に関する内容や形態に特別な配慮が必要な場合は、希望するデイサービスがそれに対応できるかどうかを確認することが求められます。
例えば、以下の点をチェックすることが重要です:
・昼食に水分にとろみをつけたり、食事を刻んで提供してもらえるかどうか
・塩分制限やアレルギーに配慮した食事が可能かどうか
入浴
デイサービスによって提供される入浴方法にはさまざまな選択肢があるため、入浴を希望する場合は必ず事前に確認が必要です。
椅子やシャワーチェアを使っての入浴が可能な施設もあれば、寝たまま入浴できるデイサービスも存在します。自身の入浴に関する希望や条件を考慮し、スタッフに相談してみることが大切です。
機能訓練
デイサービスの中には、心身の機能を維持・向上させるための機能訓練を行っている施設も多く存在します。自分がどのような運動を希望するのか、自分自身の体の気になる点を整理して考えてみると良いでしょう。
送迎
自宅からデイサービスへの送迎は、必ずその事業所が行ってくれます。どのような送迎を希望するのかを考え、それが実現可能かどうかをしっかりと相談することが非常に重要です。
例えば、以下の点について確認してみましょう:
・出発時間や帰宅時間はいつが可能か
・車椅子での送迎ができるかどうか
・送迎にかかる時間や、乗車中の体力への配慮が必要かどうか
デイサービスの規模や環境
デイサービスによって、利用者数や施設の大きさ、雰囲気が大きく異なることがよくあります。利用者数が少ない小規模な施設は通常9人以下ですが、大規模な施設では20人から30人以上の利用者がいることもあります。
少人数の施設では、個別の対応が充実しており、ゆったりとした時間を過ごしたい方に向いています。一方で、大人数の施設では、体操やレクリエーションをグループで行うことが多く、社交を楽しみたい方には特におすすめです。
見学のポイント
目的や条件がある程度固まったら、ケアマネージャーに相談し、デイサービスの見学を行うことが望ましいです。実際に施設を見学することで、その雰囲気を直接感じ取ることができるため、複数の施設(2~3か所)を見学することをお勧めします。
また、1日体験を提供している事業所も多く存在するため、その機会を利用してみるのも良いでしょう。見学の際には、必ず利用する本人が同行し、以下のポイントを確認してみてください。
・利用者の表情が楽しそうかどうか
・職員の対応や言葉遣いが丁寧で親しみやすいか、挨拶をきちんと行っているかどうか
・施設内の整理整頓や清掃状態がきちんとされているかどうか
実際に施設の雰囲気やスタッフの対応を体験し、もしも違和感や不安がある場合は、その施設を利用しない方が良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はデイサービスの選び方について詳しくお伝えいたしました。楽しく元気に通い続けられるように、自分自身にぴったり合ったデイサービスを見つけてみてくださいね。
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