ジョイントマットは、ゴミが溜まりやすい特性があるため、頻繁に掃除を行うことができる方でない限り、購入を控えた方が賢明かもしれません。
子供がいる家庭や店舗のキッズコーナーなどでよく見かけるジョイントマットですが、実際に購入した後に後悔している人々が多く存在しています。
私自身も、子供がつかまり立ちを始めた頃に、転倒しても痛くないようにとの考えからジョイントマットを導入しました。
ただし、ジョイントマットを敷くことにはクッション性や消音性といった利点がある一方で、ゴミが溜まるという非常に大きなデメリットが存在することに気づかされました。
この記事では、ジョイントマットの購入を検討している方に向けて、購入すべきでない理由や代替品について詳しくご紹介します。
もしあなたがこまめに掃除ができる方であれば、購入を考えても良いかもしれません。この記事内では、ジョイントマットの掃除方法についても触れますので、ぜひお手入れができるかどうかの参考にしてみてください。
ジョイントマットの裏側はゴミが溜まりやすい
ジョイントマットは正方形のマットを組み合わせることができるため、自由に大きさや形を調整できるという点が非常に大きな魅力を持っています。
しかし、組み合わせることによって必然的に隙間が生じるということも忘れてはいけません。
この隙間から、日常的に少しずつゴミがマットの裏側に入り込んでいくのです。
毎日掃除機をかけても、隙間から落ちたゴミを完全に吸い取ることはなかなか難しいです。私自身も偶然、子供がお茶をこぼした際にジョイントマットを剥がしてみて、その状況に驚愕しました。
ジョイントマットを敷いてから約1ヶ月しか経っていなかったにもかかわらず、マットの下はゴミで溢れていたのです。
主に髪の毛や細かい砂が多く見受けられ、細かい砂は最悪の場合、フローリングを傷める恐れもあります。
さらに、ゴミが溜まることでカビやダニが発生し、アレルギー性鼻炎や喘息などの健康問題を引き起こす可能性も十分に考えられます。
私の娘はもともとダニアレルギーを持っていたため、すぐにジョイントマットの使用を中止せざるを得ませんでした。
ジョイントマットの掃除方法
ジョイントマットの掃除方法としては、毎日の掃除機がけは当然のことながら、定期的に裏側の掃除も欠かせません。ジョイントマットを導入するのであれば、これからご紹介する掃除が定期的に行えるかどうかを確認しておく必要があります。
表面の掃除機がけは毎日行う
ジョイントマットにゴミが付着していると、すぐに隙間からゴミが入り込んでしまいます。フローリングと同じように、掃除機がけは毎日行うことが基本となります。


1ヶ月に1回は剥がして裏側を掃除する
前述の通り、ジョイントマットの隙間には小さなゴミや砂が入り込むため、1ヶ月に1回はジョイントマットを剥がして裏側を掃除することが非常に重要です。裏側と剥がした床も掃除機をかけるようにしましょう。

3ヶ月に1回は水洗いをしよう
ジョイントマットの汚れは掃除機だけでは完全に取り除くことが難しいです。
マットが徐々に黒ずんでしまったり、ダニやカビが発生するのを防ぐためにも、3ヶ月に1回は取り外して水洗いすることを強くお勧めします。
一度にすべてを水洗いするのは手間がかかるため、洗う場所を変えながら順番に洗うことで、気軽にお手入れが可能になります。
ジョイントマットの代替3選
もしジョイントマットの掃除をこまめに行うことが難しい方であれば、ジョイントマットの購入は避けた方が良いでしょう。特に小さなお子さんがいる家庭では、衛生面の重要性は非常に高いです。
プレイマットならつなぎ目がないのでゴミが入る心配がない
プレイマットを選べば、ゴミが下まで入り込む心配がないため、表面のお手入れを行うだけで清潔さを保つことが可能です。
また、プレイマットは撥水性やクッション性にも優れているため、小さな子供が遊ぶスペースには非常におすすめです。
ただし、ジョイントマットのように自由に大きさや形を調整できないため、部屋全体に敷き詰めることが難しいというデメリットもあることを理解しておく必要があります。
低反発ウレタンラグは見た目もおしゃれでスッキリ
低反発ウレタンラグは、非常に触り心地が良く、シンプルなデザインのものが多いため、落ち着いた雰囲気の部屋に仕上げたい方にとてもおすすめです。
撥水加工が施されている商品もあり、手洗いが可能なものも多いため、汚れても安心して使用できます。
我が家ではジョイントマットを辞めてウレタンラグに変更しましたが、クッション性があるため、子供が上で飛び跳ねても全く気になりませんでした。
大判ジョイントマットで隙間を減らす選択肢も!
プレイマットや低反発ウレタンラグは、ゴミが入らないというメリットがあるものの、ジョイントマットと同様の形状や大きさの自由度がありません。
どうしても適切なサイズが見つからない場合には、大判ジョイントマットを検討してみてはいかがでしょうか。
大判ジョイントマットを使用することで、設置する枚数が減り、ゴミが入り込みやすいつなぎ目も通常のジョイントマットよりも少なくて済みます。
さらに、通常のジョイントマットと同じく、つなぎ合わせによって形を変えることができ、自分でカットできるものも多いため、部屋に合わせてマットを敷き詰めることができます。
まとめ
- ジョイントマットは隙間から小さなゴミや砂が入り込むため、こまめに掃除ができない方にはおすすめできない
- ジョイントマットは毎日の掃除機がけだけでなく、定期的に剥がして裏側も掃除する必要がある
- プレイマットや低反発ウレタンラグはつなぎ目がないためゴミが溜まりにくく、お手入れが簡単
- 大判ジョイントマットであれば、隙間が生じるつなぎ目の部分を減らすことができる
ジョイントマットは非常に便利なアイテムですが、衛生面も考慮した上で、あなたの住まいにジョイントマットが本当に最適な選択であるかをしっかりと検討してみてください。
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