出産祝いに買ってはいけないお祝いとは?

あなたの周りで赤ちゃんが誕生した際には、出産祝いとしてお祝いの品を贈るのが一般的な慣習です。しかし、実際にどのようなアイテムを選ぶべきかで悩むことは少なくありません。贈り物を通じて、相手に心から喜んでもらいたいと考えるのは当然のことです。しかし、あなたの善意とは裏腹に、贈り先にとって「これは要らないな…」と思われてしまうアイテムも存在するのが現実です。そこで、贈る相手が気持ちよく受け取れるように、今回は避けるべき、つまり購入しない方が良い出産祝いの品々をいくつかご紹介したいと思います。

新生児用ベビーオムツ


「オムツは何枚あっても困ることはない!」という考えを持つ方が多いのは事実です。確かに、ベビー用品の中でも特に出費がかさむアイテムの一つがベビーオムツです。そのため、オムツを贈り物として選ぶことが好まれることは少なくありません。しかし、「新生児用ベビーオムツ」はプレゼントとしては避けた方が良いアイテムです。理由として、オムツは赤ちゃんの成長に伴いサイズが異なり、一般的には新生児が最初に使うのが「新生児用ベビーオムツ」ですが、すぐにサイズが合わなくなり、Sサイズに移行することになります。特に早い赤ちゃんは、生後1ヶ月も経たないうちにSサイズに変わってしまうことがあるのです。また、オムツは多くの場合、相手も入院している間にすでに用意していることが多く、さらにはオムツにはブランドや質感、使い勝手の違いがあるため、特定のブランドや種類にこだわりを持つ親も少なくありません。そのため、一見すると良さそうに思える「新生児用ベビーオムツ」ですが、贈るのは避けた方が賢明だと言えるでしょう。

私の体験談 新生児ベビーオムツをもらった話

私の場合、退院後に旦那の上司から新生児用ベビーオムツを一箱(400枚)いただく予定でした。しかし、このお祝いを受け取る前に、出産前にすでに一箱(約400枚)を用意しており、実家にも里帰り時に一袋(約200枚)を準備していました。用意していたオムツを使い切る頃には生後1ヶ月を迎え、Sサイズにサイズアップしてしまったため、旦那が上司からの贈り物を受け取ったタイミングが悪く、結局そのオムツはほとんど使わずに数ヶ月後に出産を控えていた友人に譲ってしまったのです。

言いづらいかもしれませんが、もしオムツを贈りたい場合は、「オムツを贈るつもりだよ!」と前もって伝えることが良いかもしれません。または、店頭やインターネットで使用できる「オムツ券」のようなものを贈るのも素晴らしい選択肢となるでしょう。

ベビー服・スタイ


さらに、こちらも「新生児は服を汚しやすいから、たくさんあっても困らない!」と言われることが多いです。確かに、よだれや皮脂、汗などで頻繁に着替えが必要になるのは事実ですが、実際には相手もある程度の服やスタイを事前に準備していることがほとんどです(むしろ、服を選ぶこと自体が出産前の楽しみの一つと考えられています)。そのため、相手の好みのデザインやサイズを考慮することが非常に重要です。プレゼントとしてベビー服やスタイを選ぶ際には、無意識のうちに「ブランド品」や「特別なデザイン」を選んでしまうことがあります。「近所のベビー用品店で購入すると被ってしまうのでは?」という心配から、あえて高級なお店で選ぶこともあるでしょう。このように、結果的に「もらったけれど着せるのが難しい…」や「サイズが合わなかった…」という事態も起こり得るため、相手の好みが明確にわかるこれらのアイテムは避けるべきだといえるのです。

明らかに月齢に合っていないおもちゃ


赤ちゃん向けのおもちゃには「月齢」や「成長」に基づいて開発された商品が数多く存在します。「おもちゃを選ぶのは難しい…」という場合には、パッケージに記載されている月齢や成長段階を確認するのが良いでしょう。しかし、極端な例として「男の子だからプラスチック製の車を!」や「女の子だからままごとセットを!」といったように、明らかに「今遊べないもの」を贈るのは避けるべきです。相手が本当に欲しいのは「今使える・今遊べる」おもちゃです。この時期の赤ちゃんがどのようなおもちゃで遊ぶのかをイメージするのは難しいかもしれませんので、選ぶ前に相手に尋ねてみるのも良いかもしれませんね。

私の体験談 クレヨンをもらった話

これは複数の友人が集まって持ってきてくれたお祝いの中での出来事です。その中に「口に入れても安心なクレヨン」が含まれていました。このクレヨンをもらったとき、「子供が大きくなったら使うのかな?」と思いましたが、実際にはすぐに使うものでもなく、まだ生まれたばかりの赤ちゃんのそばに置いておくには危険で、困惑してしまいました。友人がなぜこのクレヨンを選んだのかは分かりませんが、「今使えないものをもらっても…」と感じたのが正直な感想です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は私自身の体験談を交えながら、あなたが「贈ってはいけない出産祝い」についてお話ししました。出産祝いを贈る際には、相手の気持ちに配慮しながら品物を選ぶことが非常に重要です。しかし、自分では良いと思って選んだつもりでも、相手にとっては「これは貰っても困るな…」というものが存在することもあるのです。思い切って相手に「どんなものが欲しい?」と尋ねてみるのも、一つの良い方法かもしれませんね。

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