あなたは日々、バスタオルを使っていますか?
入浴後に体や髪を拭く際には、バスタオルの使用が一般的であると広く認識されていますが、近年ではバスタオルの代わりとしてフェイスタオルを利用するという意見が増えてきているのです。
果たしてフェイスタオルは本当にバスタオルの代替品として適しているのでしょうか?そのサイズが小さいために不便さを感じる方もいるかもしれません。
そこで、フェイスタオルがバスタオルの代わりとして使えるのか、多角的な視点から検討してみることにしました。
バスタオルを使うデメリット
洗濯物が増加し、乾燥が難しくなる
家族全員がそれぞれバスタオルを1枚ずつ使用すると、必然的に洗濯物の量が増えていきます。
各家庭の状況は異なるものの、バスタオルを家族で共有して利用する場合でも、毎日洗濯を行うと乾燥が難しくなり、干すためのスペースを多く占有することになりますよね。
特に梅雨の時期は湿度が高く、ジメジメとした空気の中では、雑菌による生乾きの臭いが気になり始めることも少なくありません。
もしバスタオルを数日間使い続けると、さらに雑菌が繁殖し、衛生面でも良くない状況が生まれやすくなります。
また、冬場には外に干してもなかなか乾かず、部屋干しや乾燥機、さらにはお風呂の乾燥機を利用する機会が増えることでしょう。
一般的に洗濯の際にかかる電気代は1回あたり10円未満ですが、乾燥機を使う場合には約60円の追加費用が発生することになります。
梅雨の時期には仕方ないかもしれませんが、コストの観点から見ると、バスタオルを頻繁に乾燥機で乾かすことは電気代がかさむ原因となるのです。
収納場所を占有してしまう
バスタオルはそのサイズのため、相当なスペースが必要であり、収納に困ることが多いです。
特に手触りが良く、ふんわりとした厚みのあるタオルは、縦横ともに余分なスペースを確保しなければなりません。
また、大きなサイズのタオルが複数枚あると、収納ケースに収まりきらないことも多く、どこに置いても邪魔になりがちです。
何枚も持っている場合、置き場所には困ってしまうことも少なくありません。
バスタオルを使う利点
バスタオルの最大の利点は、髪や体を一度にしっかりとカバーできる点にあります。
そのため、1枚で済むため、洗濯物の量も抑えられます。
さらに、バスタオルの特徴である大きさは、髪の毛を含めた全身をしっかりと拭くことを可能にします。
ふわふわとした心地よい肌触りのバスタオルが好きな方も多く、素肌に包まれる感覚を愛する方々もいらっしゃいます。
また、小さなお子さんがいる家庭では、大きなバスタオルを使ってすぐに子どもを包んで拭いてあげることができるのも、非常に大きなメリットです。
フェイスタオルを使うメリット
洗濯物の量を減少させる
バスタオルに比べてフェイスタオルはそのサイズが半分以下であるため、家族全員が使用しても洗濯物の量はかなり少なくなり、結果として洗濯回数も減少し、水や洗剤の節約にも繋がります。
さらに、バスタオルを乾かすためのスペースを確保する必要がなく、フェイスタオルは小さいため、乾きも早く、畳む際の手間も大幅に軽減されます。
早く乾くことにより、梅雨の時期や冬の寒い時期に乾燥機を使用する必要がなくなり、それに伴う電気代の節約も実現できるでしょう。
また、洗濯して干す際にはピンチハンガーを利用することで、場所を取らずに簡単に干すことができるのも大きなポイントです。
収納場所に困らない
フェイスタオルは細長く、コンパクトなサイズであるため、折りたたんで収納する際にもほとんどスペースを占有しません。
髪が長い女性の場合、髪と体をそれぞれ異なるフェイスタオルで拭くことが可能で、バスタオル1枚分のスペースよりも干し場所や収納場所をスッキリと省スペースで済ませることができるのです。
家族で共有しないため衛生面で安心
家庭によっては、入浴後のバスタオルを家族全員で共有している場合もあるかと思います。
使用後の湿ったタオルは、雑菌が急速に繁殖してしまうため、衛生面での不安を感じることもあります。
しかし、フェイスタオルであれば各自が別々のタオルを使用することができるため、衛生面で安心感があります。
バスタオルよりもコストが低い
サイズによって価格には差があるものの、フェイスタオルはバスタオルに比べて大幅に安価です。
価格を比較すると、バスタオルの約半分ほどの価格差が見受けられます。
同じ予算であれば、バスタオル1枚の代金でフェイスタオルが2枚購入できるのは嬉しいポイントですね。
まとめ
バスタオルがフェイスタオルの代わりになるかどうかは、個々の好みや家庭の事情によって異なりますが、フェイスタオルに慣れてしまうと、バスタオルが大きすぎると感じる方も多いことでしょう。
ただし、長年バスタオルを使用してきた方の中には、やはり使い心地が良いバスタオルが好ましいと感じる方もいるかもしれません。
また、急なお客様が来た際に備えてバスタオルを常備しておく必要がある場合もあるため、その点も考慮する必要があります。
フェイスタオルでは不便さを感じる方のために、バスタオルとフェイスタオルの中間サイズのコンパクトなタオルも市販されているようです。
ぜひ、バスタオル派の方も、買い替えの際には異なるサイズのタオルを試してみることをお勧めします。
一度フェイスタオルを取り入れて、ストレスのない生活にシフトしてみるのはいかがでしょうか。
フェイスタオルを活用することで、すっきりとした家事の負担軽減を目指す生活にチャレンジしてみることをお勧めいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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