通ってはいけない。栄光ゼミナール。その実態とは?

私の娘は現在中学3年生に進級し、いよいよ高校受験を真剣に考えるべき年齢に差し掛かりました。
彼女は今、学校の吹奏楽部に所属し、非常に熱心に活動している毎日を送っています。学校は公立に通っていますが、彼女の活動はとても充実しています。

志望校を選ぶ段階に入り、いくつかの選択肢で迷うこともありましたが、最終的にはブラスバンドに力を入れている私立高校を中心に考えることに決めました。

高校を卒業した後はおそらく大学に進学する見込みですが、その先にある具体的な職業については、まだ明確なビジョンを持っていないのが正直なところです。未来のことは誰にも確実にはわからないものですよね?これからどんな経験をし、何を学び、どの本に触れ、どんな人たちと出会い、どういった影響を受けるのか、それは誰にも予測できないのが現実です。中学生の時に思い描いていた職業にそのまま就く人は少数派なのではないかと感じています。過度に未来のことを考えても仕方がないと思うのです。だからこそ、「高校時代を楽しむ」ということを最優先のテーマにし、それをベースに進路を決定しました。人間は好きなことに打ち込むことが最も幸せだと信じていますから。

私立高校を選択した理由は、「公立の学校には限界を感じたから」というものです。

もちろん、公立学校にも素晴らしい教師が数多くいることは間違いありません。しかし、私立の教師はその職業においてある意味でのプロフェッショナルであると感じます。なぜなら、結果を出せなければ評価が下がり、厳しい状況に置かれるからです。

公務員の先生方は、その職務が保障されているためか、「相手にとって有益でかつ効果的な指導法」を提供するというよりは、「自己流の教育方法を情熱をもって押し付ける」印象があるのが気になります。

さらに、学校の経済力も無視できない要素です。特に我が家は部活動を重視しているため、設備や指導者の質が非常に重要だと感じています。資金がなければ、そのような理想的な環境を整えることは難しいのです。現在通っている公立中学校の部活動の顧問は、少し物足りない感じがします。音楽的なスキルも不足しており、指揮も上手ではありませんし、私事の理由で突然部活動を休むこともよくあります。「働き方改革」という言葉がある中で、3年後には異動するため、部活動をしっかり育てようという意識もあまり感じられません。

こうした理由から、私立校に絞って考えることにしました。そして、現代の受験システムについてさまざまな情報を調査していると、私が受験していた頃とは多くの違いがあり、驚くことが次々とありました。

まず、「確約」という制度が存在することに気づきました。これは、北辰テストと成績表の内申点をもとに、秋には早々に合格の内定が出る仕組みです。「これに決めよう!」と感じたのは、理想を語るのではなく、この受験というプロセスをできるだけ早く終わらせたいという思いからでした。

次に、確約を目指すために塾選びを始めました。これまで明光義塾の個別オンライン授業を受けていましたが、改めて他の選択肢を見直すことにしました。私が住む地域は教育熱心な方が多く、予備校が豊富に存在しています。

約10校ほど調査を行った結果、その中でも特に「栄光ゼミナール」に関する情報を集めて、詳しくお伝えしたいと考えています。ネット上での口コミや評判を調査し、メリットだけでなくデメリットについてもまとめましたので、同じように受験を考えているご家庭にとって、参考になれば幸いです。

栄光ゼミナールとは

栄光ゼミナールは、40年の豊かな歴史を誇る学習塾で、小学校低学年から中学生までを対象にしたグループ指導を行っています。私立中学校受験や公立中高一貫校受験、高校受験に対応しており、個々の子供たちの「学ぶ力」を引き出すことを重視しています。そのため、「少人数グループ指導(定員12名)」が大きな特長となっています。

栄光ゼミナールのメリット

\栄光ゼミナールが支持されるポイント/

・少人数制でアットホームな雰囲気
・多様なコース展開がある
・教室数が豊富
・自習室の完備

■栄光ゼミナールは少人数制を採用しているため、教師と生徒との関係がアットホームな雰囲気の中で築かれます。教師の目が一人一人にしっかり届くため、個別にサポートを受けやすい環境が整っています。
■自習室の利用が可能なのは非常に良いポイントです。自宅ではスマホに気を取られて勉強に集中できない子供たちにとって、こちらは最適な勉強環境と言えるでしょう。

栄光ゼミナールのデメリット

栄光ゼミナールに関するネット上の評判は概ね良好ですが、一方で「ひどい」「やばい」「最悪」といった否定的な口コミが存在するのも事実です。ここで、その意見をいくつかまとめてみましたので、皆さんの参考にしていただければと思います。

\栄光ゼミナールが支持されないポイント/

アルバイト講師が多いという指摘がある。
・成績向上が見られない。
・栄光ゼミナールは難関校向けではないとの意見
・料金が高めとの声

■栄光ゼミナールに関する口コミで最も多かった意見は「先生の多くが大学生のアルバイト講師」というものでした。
実際、栄光ゼミナールでは「グループ授業」で大学生や大学院生が授業を担当しているケースが多いのは事実です。求人サイトを見てもその点は確認できます。しかし、私が他の塾を調査したところ、大学生の講師が全くいない塾は非常に少ないのです。

また、社会人講師がいる場合でも、塾講師だけで生計を立てることができているケースは少なく、多くは他の仕事と並行していることが多いです。そのため、社会人講師のみが在籍している塾の方が逆に怪しいと感じることもあります。副業で教えている社会人講師よりも、勉強に専念している大学生の方が信頼性が高いかもしれません。大学生は受験を終えたばかりで、受験に関するノウハウや出題傾向について新鮮な視点を持っていると言えますし、しっかりとした大学生講師も多く存在すると思います。

■確かに、栄光ゼミナールは超有名難関校向けではないと実感しています。慶応や早稲田、ラサールなどを目指す家庭は、他の学習塾も検討した方が良いかもしれません。

■料金については意見が分かれると思いますが、有名な塾と比較すると若干安めではないかと感じます。ただし、提供されるサービスの質はそれほど悪くはないのではないかとも思います。

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