メタバースのVRゴーグルを購入するべきでない3つの理由
近年、テレビやCM、さらにはインフルエンサーが活用するSNSなどで、誰もが一度は目にしたことがある白いVRゴーグル。この中でも特に注目を浴びているのが、フェイスブック社のMeta Quest2(旧オキュラスクエスト2)というVRゴーグルであり、その人気は非常に高まっています。
今回は、特に事前に十分なリサーチを行わず、メディアの影響を受けて購入してしまった筆者が、メタバース社の白いゴーグルに関して、『購入すべきでない理由』を、実体験をもとに詳しくお話ししたいと思います。
結論
今後、仮想空間が人々のコミュニケーションの在り方に大きな影響を与えるとされており、実際に某大学の父母会がメタバース内で開催されたりと、既に多様な動きが見られます。
- イベントの開催や出展による集客が可能
- NFTアイテムの制作・販売が行える
- 土地を保有し、店舗運営や賃貸が可能
- メタバース空間での広告出稿|マーケティング活用
- メタバースを利用した新規事業の立ち上げができる
- オフィスのバーチャル化を実現する
- 教育プログラムをメタバース内で実施することも可能
需要があることは間違いありませんが、それに対して購入を控えた方が良い理由が、筆者の視点から見て3つ存在します。
筆者は自信を持ってVRゴーグルは購入しない方が良いと考えています。その理由をこれから詳しくお伝えしていくつもりですが、まずはメタバースの利用方法や「メタバース社のVRゴーグルって何?」と疑問に思っている方もいるでしょうから、ここで簡単な紹介動画を共有しておきます。
理由①.高額な価格設定
最初に挙げる理由は、VRゴーグルの価格が非常に高額であるという点です。
(価格に関しては、生活環境や価値観によって人それぞれ異なる感覚がありますが、一般的には高いと感じられることが多いです。)
メタバース社だけでなく、他の多くの企業からも様々なVRゴーグルが販売されていますが、基本的には約5万円前後が相場となっています。GBや課金状態により若干の違いはあるものの、ゲーム機と同等の価格帯であるため、簡単には手を出せないと感じる人が多いのではないでしょうか。
さらに、実際に使いこなすためには、有料アプリを利用するための追加課金が必要となることがほとんどです。
初期費用は約5万円ですが、使用方法によってはランニングコストが何十万、あるいは何百万円に達する可能性もあるのです。
理由②.視力の低下のリスク
次に挙げる理由は、視力の低下というリスクです。
実際に筆者も、メタバースのVRゴーグルを購入後、視力が1.0から0.5にまで落ちてしまいました。購入してから1年も経たないうちの利用で、普段の仕事におけるパソコン作業と比較しても、圧倒的に使用時間は短いはずですが、それでも視力に影響が出るとは驚きです。
調査を行ったところ、中には「視力が上がった!」という声もあったものの、そうした事例は非常に少なく、むしろ周囲でも視力が低下したと感じている人の方が圧倒的に多いのが実情です。
特に若い世代は、スマートフォンやパソコン、ゲーム機に接する機会が増加しており、幼少期からこれらのデバイスと共に生活している時代に生きています。それゆえ、目に対する負担が増加していることは否定できず、液晶画面が目に与える影響(視力の低下)は決して軽視できないものがあります。
理由③.収納スペースの問題
最後に挙げる理由は、収納に関する不便さです。
高さ約15センチ、重さ300g程度と、昔に比べれば改良が進んでコンパクトになったとはいえ、実際には収納できる棚やスペースが不足しているという現状があります。
多くの人がテレビ台やプライベートデスク、仕事のデスクの周辺で利用していますが、それらの周囲にはVRゴーグルを収納できるサイズの棚が少なく、他の書類や物が多い方にとっては、収納スペースの確保が難しいのが現実です。
そのため、仕方なく机の上に置いているという人がほとんどではないでしょうか?
結論
以上の3つの理由から、VRゴーグルは購入しない方が良いと考えるに至りました。
さらに、基本的には初期設定が英語で行われるため、英語に不安を感じる方にとっては、それだけでハードルが高くなり、高額な費用を支払ったにもかかわらず、使用頻度が減少してしまう事例も多く耳にします。
もちろん、賛否があることは理解していますし、使い方や意見は人それぞれ異なるものですが、購入後にほとんど使わなくなった筆者は、確実に買わない方が良いと実感し、今回この記事を執筆するに至った次第です。
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