クレジットカードの中でも特に注目を集めているのが、ドコモのdカードに属するゴールドカードです。このカードは本当にお得な選択肢と言えるのでしょうか。
入会特典が非常に魅力的であり、さらにポイント還元率も高く設定されているため、ゴールドカードに対する関心が高まるのも無理はありません。また、ゴールドカードはステータスシンボルとしての一面も持っており、このカードを持つこと自体に誇りを感じる方も多いことでしょう。
現代社会においては、ほとんどの人が携帯電話を1台以上所有しており、その携帯電話の支払いのためにクレジットカードを利用する方も増えてきています。さらに、電子決済が普及した現在、クレジットカードは非常に重要なアイテムとなっており、各社が提供する特典も多岐にわたります。
ここで分かること・読んでほしい方
- dカードのゴールドカードを検討中の方
- dカードとdカードゴールドの違いや特典を知りたい方
- dカードゴールドのメリットやデメリット、注意点を理解したい方。
ドコモは携帯電話だけでなく、光回線や電気サービス、さらには銀行や投資サービスなども展開しているため、非常に幅広い用途に対応できるアイテムとして人気があります。
ドコモのクレジットカードを作成するべき人とその理由について、カードのメリットとデメリットを以下に詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
dカードのゴールドカードはお得?作るべき人
ドコモユーザーで、毎月ドコモの携帯代やドコモ光、さらにはドコモ電気に1万円以上を支払っている方には、絶対に持つべきカードです。一方で、アハモや他社の携帯サービスを利用している方は、果たしてメリットがあるのか疑問を感じるかもしれません。
それでは、実際に損をする可能性があるのか、特典やそのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
dカードゴールドの入会特典は<最高還元キャンペーン>
現在、クレジットカードの入会特典は、発行時に必ず付与されるか、条件付きで提供されることが一般的です。dカードゴールドの入会特典は条件付きではありますが、時期によっては13,000円からの特典が多く、過去にはなんと23,500円ということもありました。
さらに、ポイントサイトを経由することで、40,000円以上の還元を受けることも可能です。このように高い還元率を得ることができれば、初年度の年会費も容易に回収できるでしょう。
この特典は、dカードからのアップグレードにも適用されるため、まずはdカードを発行して入会特典を受け取り、その後高還元の時期にゴールドカードへアップグレードすることを強くおすすめします。
ただし、dカードを一度退会してからdカードゴールドに入会する場合は、特典の対象外になることに注意が必要です。
dカードゴールドを持つべき人
- ドコモの携帯電話を利用している方
- ドコモ光を利用中の方
- ドコモ電気(ドコモグリーン)を利用している方
- dポイントカードを利用してポイント活動をしている方
- ドコモで高額の携帯電話を購入した方
- クレジットカード発行のポイントを貯めたい方
貯まったdポイントを活用して、携帯電話などの支払いに充てることができる点が非常にお得です。
この「使う➤貯まる➤支払う」というサイクルが形成されており、非常に便利に利用することが可能です。
dカードとdカードゴールドのどちらが良い?その理由やメリットとデメリット
すべてのドコモユーザーがゴールドカードを持つべきというわけではありません。年会費が11,000円であるため、その分の還元や特典を享受できなければ、損をすることになります。
毎月の携帯電話料金やドコモ光・電気代で1万円以上を利用している方は、年間で12,000ポイントが還元されるため、持っているだけでお得です。
ahamoを利用している方や他社の携帯ユーザーにとっては、年会費を回収するのが難しいと感じるかもしれませんが、実際にはそうでもありません。
では、それぞれの違いや特典を見て、その理由を考えてみましょう。
dカードとdカードゴールドの違いは・比較
dカード | dカードゴールド | |
入会条件 | 18歳以上である 個人名義である | 20歳以上で、安定した継続した収入があること 個人名義であること その他定める条件がある |
年会費 | 無料 | 11,000円 |
ブランド | VISA | VISA・mastercard |
ポイント還元・買い物 | 100円で1% | 100円で1% |
ポイント還元・携帯など | 1100円で10ポイント | 1100円で10ポイント |
付帯 | 買い物保険年間100万まで 携帯補償 | 買い物年間300万円まで 国内旅行・海外旅行保険 空港のラウンジが無料で利用可能 ケータイ補償 |
dカードゴールドにはケータイ補償が付帯されており、万が一壊れてしまった場合には、最大10万円の保証が受けられます。
このケータイ補償サービスは、dカードゴールドで購入していなくても、ドコモ回線を利用し、ドコモで購入した端末に紐づけている限り適用されるのです。
ドコモで購入した端末をSIMフリーに変更し、ドコモ回線で利用することで、補償の対象となります。
ただし、補償を利用しない場合は年会費が高く感じるかもしれませんが、新規購入から数年後に万が一壊れた際の安心感は非常に大きいものがあります。
dカードゴールドのメリット・デメリット
メリット
- ドコモユーザーは携帯料金やドコモ光、ドコモ電気料金に対してポイントが10倍などの特別な優遇が受けられる
- 100円に対して1%の還元率が適用されるため、非常に使いやすい
- 年間利用額が100万円以上の場合、1万1千円相当の選べる特典がはがきで送られてくる。
- ahamoユーザーには、ボーナスパケット5GBが追加で提供される
- 携帯電話の保証が3年間あり、最高10万円までの補償が受けられる安心がある
- 自動で海外旅行傷害保険が付帯されているため、旅行時も安心
- ETCカードが無料で発行可能で、便利に利用できる
デメリット
- 年会費が高額であるため、特典を享受できない場合は損失となる
- 審査によっては通過できない可能性がある
- 10%還元という魅力的な数字だが、1,000円未満の支払いは切り捨てられる
- ドコモ携帯の支払いは、ポイント付与の対象外となるため注意が必要
<豆知識>無料で作れる・おすすめのゴールドカード
- 三井住友クレジットゴールドカード<NL>
- エポスゴールドカード
- イオンゴールドカード
dカードクレジットのゴールドカードについて・まとめ
docomoで新たに携帯電話を購入する際には、ケータイ補償を利用するためにカードを作成するのも一つの有効な手段です。
dカードゴールドは年会費が高額であるため、その分の特典があるかどうかを考えると、やはりドコモユーザーに限られると言えるでしょう。
海外旅行を頻繁に行く方にとっては便利な機能が多く含まれていますが、一般的な利用者にとってはあまり適していないゴールドカードと言えるでしょう。
そのため、普通の利用を行う方やドコモ以外のユーザーは、年会費を支払ってまで購入するべきではないと考えられます。
どうしてもゴールドのクレジットカードを持ちたいのであれば、無料で作成できるおすすめのカードを検討することをぜひ強くおすすめします。
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