買ってはいけない低脂肪ヨーグルト その理由とは?

ヨーグルトは、健康に良いというイメージが広く浸透していますね。

腸内の細菌バランスを整える働きを持っているため、

ダイエットにも非常に効果的だと多くの人が言うのを耳にします。

私自身も、毎日の食事に欠かさずヨーグルトを加えるよう心掛けています。

その中でも特にダイエット中に注目されるのが「低脂肪」という言葉です。

脂肪分が抑えられているため、体重を減少させるためにも有効だと考え、購入する方が多いのではないでしょうか。

そして、スーパーやコンビニエンスストアには、様々な種類の低脂肪ヨーグルトがたくさん揃っています。

しかし、低脂肪ヨーグルトには意外にも身体に良くない側面が潜んでいるのです。

健康的な食品として知られているヨーグルトであれば、そのような欠点はないと考えるかもしれません。

さて、低脂肪ヨーグルトがなぜ身体に良くないとされるのか、その理由をこれから詳しく見ていきたいと思います。

この記事を通じて、以下の点について理解が深まることでしょう。

・低脂肪ヨーグルトの持つ潜在的な危険性が明らかになる

・どの種類のヨーグルトを選ぶべきかが分かる。

それでは、ぜひ最後までお付き合いください。

低脂肪ヨーグルトの危険性

まずは、全脂肪ヨーグルトに含まれている成分について考えてみましょう。

通常のヨーグルト、すなわち全脂肪ヨーグルトには、マグネシウムやビタミンK、アミノ酸、カルシウム、さらには腸に良い影響を与えるプロバイオティクスが豊富に含まれています。

また、低脂肪ヨーグルトと比較すると、糖分が少なく、タンパク質の含有量が多くなっているのです。

一方、低脂肪ヨーグルトは風味を良くするために糖質を添加されることが多く、その結果、一食分(約245グラム)で45グラム以上の糖類を含む製品も見受けられます。

全脂肪ヨーグルトには当然ながら脂肪が含まれていますが、この脂肪は動物性食品に多く含まれる「飽和脂肪酸」であり、これを過剰に摂取すると中性脂肪やコレステロール値の上昇を引き起こす要因となります。

その一方で、低脂肪ヨーグルトは脂肪分を取り除いた脱脂乳を使用して製造されています。

低脂肪ヨーグルトは、脂肪が100gあたり0.5g以下の場合、「ゼロ」や「無」といった表示がされます。

このような低脂肪ヨーグルトの危険性として挙げられるのは、風味を保つために砂糖やフルーツなどを加えて加工されている製品が多いという点です。

その結果、こうした加工が施された低脂肪ヨーグルトは、糖質の量が通常のものよりも多くなり、血糖値が上昇しやすくなる傾向があります。

このように、全脂肪ヨーグルトと低脂肪ヨーグルトでは含まれる成分に大きな違いがあることが明らかになります。

成分の違いは、カロリーや糖質量、さらには血糖値の上昇のしやすさにも影響を与えます。

では、具体的にどのような点が異なるのでしょうか?

まず、ダイエットを目指す方にとって特に気になるのは「カロリー」でしょう。糖質1gあたりのカロリーは4kcal、脂質は1gあたり9kcalです。このため、カロリーに関しては低脂肪ヨーグルトの方が低くなります。

次に、無糖や脂肪ゼロのヨーグルトを「糖質量」で比較してみることにしましょう。

ただし、「糖質」は身体にとってエネルギー源として必要不可欠なものでもあります。

しかし、過剰に摂取すると、余分な糖質が中性脂肪として蓄積されるため、十分な注意が求められます。

また、ヨーグルトには食物繊維が含まれていないため、炭水化物の量はそのまま糖質の量に直結します。

ダイエットにおいて、脂肪が増加したり健康に悪影響を及ぼす要因となるのが血糖値の上昇です。

この点についても比較してみましょう。

血糖値が上昇する過程で重要な役割を果たす物質が、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンです。

このインスリンには血糖値を下げる働きがあります。しかしながら、この「インスリン」が過剰に分泌されると、体内に脂肪がつきやすくなります。

脂肪は、血糖値の上昇を緩やかにする役割を担っています。

このように、全脂肪ヨーグルトは低脂肪ヨーグルトと比較して、血糖値の上昇が緩やかで、インスリンの分泌も少なくて済むのです。

どちらがいいの?ヨーグルト選びのポイント

このように、低脂肪ヨーグルトは全脂肪ヨーグルトに比べてカロリーが低いとはいえ、実際には糖分や血糖値の急上昇のリスクがあることがわかります。

では、こういった点に留意しつつ、ヨーグルトをどのように選ぶべきでしょうか?

まず、ヨーグルトを摂取する際の注意点となる砂糖の使用有無を確認することが非常に重要です。砂糖は身体に吸収されやすく、脂肪になりやすい性質を持っています。低脂肪ヨーグルトを選ぶ際には、商品の裏面ラベルで砂糖や糖質が含まれていないか、原材料表示をしっかりと確認する必要があります。

また、全脂肪・低脂肪に関わらず、ヨーグルトの摂取量についても注意を払うことが求められます。

ヨーグルトには健康に良い効果が数多くあります。

ただし、それを意識しすぎることで食べ過ぎてしまい、脂質や糖質の過剰摂取を招く危険性もあります。

厚生労働省が示している食事バランスガイドによると、牛乳や乳製品は1日2サービングが推奨されています。

ヨーグルトを通じて摂取する場合、カップヨーグルト2つ分(160g)程度が目安となります。

過剰な摂取には十分な注意が必要です。

これ以上の摂取は、全脂肪ヨーグルトでも低脂肪ヨーグルトでも、脂肪過多や糖質過多を引き起こすリスクがあります。

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まとめ

ヨーグルトには、質の良いタンパク質・脂質・カルシウム・ビタミンA・B₁・B₂がバランスよく豊富に含まれています。そのため、これらの栄養素は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の助けを借りて、牛乳よりも消化・吸収がしやすくなっています。

また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。

このように、ヨーグルトは身体や腸にとってさまざまな良い効果をもたらす食品です。

糖質に気を配りながら、適量をバランスよく食事に取り入れることを心掛け、健康的で長生きできる生活を目指したいですね。

最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。

コメント

  1. 名無しさん より:

    低脂肪ヨーグルトに糖質が多く含まれているのか?低脂肪ヨーグルトには砂糖を加えてある「商品」が多いから糖質を取りすぎる可能性があるのか? 物事を比較する際の基本も分かっていない人の記事ですね。迷惑です。

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