赤ちゃんに使用する哺乳瓶については、使用後に必ず洗浄し、消毒を行って清潔な状態を確保することが非常に重要です。
哺乳瓶の消毒に役立つアイテムは数多く存在しますが、どの製品が自分に最も適しているのかを見極めるのは、悩ましいと感じる方が多いのではないでしょうか。
自分に合わない商品を購入してしまうと、「使いにくくてストレスが溜まった…」「結局、ほとんど使わなかった…」という後悔を招くことも十分に考えられます。
そうした後悔を未然に防ぐためにも、事前に各種消毒グッズの特徴を理解し、自分にぴったりのものを選ぶことが肝要です！
哺乳瓶の消毒グッズにはどのような種類があるのか？
哺乳瓶を消毒する際には、専用の消毒液に浸す方法が一般的に思い浮かぶかもしれません。
私も子供の頃、母がミルトンという消毒液を使って哺乳瓶を消毒していた光景が、今でも鮮明に思い出せます。
しかし最近では、電子レンジを使って手軽に消毒できる製品など、様々なタイプのアイテムが続々と登場しています。
選択肢が増えると、それだけでどれを選ぶべきか迷ってしまうのは自然なことです。それゆえ、これからそれぞれの特徴について詳しく説明していきたいと思います。
液体に浸してじっくり除菌
こちらは、専用の容器に除菌用の液体や錠剤を溶かして使うタイプです。
ここでは、特にミルトンを例に挙げて詳しくご説明いたします。
ミルトンは、長い間多くのママたちから高い信頼を受けているブランドであり、実際に使用したことがある方も多いことでしょう。
ミルク育児や混合育児を行っている方には、このタイプが特におすすめです！
コストパフォーマンスの悪さが気になるかもしれませんが、除菌が確実にできる安心感や、毎日複数本の哺乳瓶を洗うという方には特におすすめです。
頻繁に搾乳を行う方にとっても、都度しっかり除菌を行うことを考えると、このタイプが適していると言えるでしょう。
一方で、「1日に1本だけ哺乳瓶を使う」「おしゃぶりだけを除菌する」という方には、このタイプはあまり向いていません。
1回の薬液を作るためには4リットルのお水と薬液が必要になるため、使用する際に「もったいない」と感じることが多いです。
錠剤と液体の違いについて
基本的には効果は同等であると言われています。
液体の場合は4リットルの水にボトルキャップ2杯分が必要です。
保管場所を選ばない錠剤タイプの方が、個人的にはよりおすすめです。
錠剤は水に溶けにくいとの口コミも多いですが、私が使った際は全くそのようなことはなく、溶けるスピードは比較的早いと感じました。
コストを重視する場合、液体タイプが安価であるものの、取り扱い店舗が少ないという点が悩ましいです。
その理由として、医療品扱いとなるため、薬剤師がいる店舗でしか販売できないからです。
したがって、西松屋やベビーザラスなどの店舗では見つけるのが難しいかもしれません。
液体タイプを探す際には、近くのドラッグストアをいくつか訪れると、見つけられる可能性が高いですよ！
電子レンジで簡単に除菌
洗浄した哺乳瓶を、専用の容器に入れて電子レンジで加熱するだけで、手軽に除菌が行えます。
母乳育児が主流の方には、このタイプが手軽でコストパフォーマンスも優れているため、特におすすめです！
除菌後はとても熱くなるため、すぐに使用することは難しいですが、容器に入れたまま保管できるため、新たに保管ケースを購入する手間が省けて非常に便利です。
1日に何度も哺乳瓶を洗う場合には、何度も電子レンジにかける必要があるため、手間を考慮するとあまりおすすめできません。
実際に使ってみた感想
私は出産前に準備をするため、電子レンジで使える除菌グッズを購入しました。
旦那が「こちらの方が安価で簡単では？」と言ったことをきっかけに購入したのですが、これが本当に大正解でした！
私たち夫婦はどちらもズボラな性格なので、液体タイプのように除菌し終わった後に取り出して乾燥させるという手間がかからないのが大きなポイントです。
そのまま除菌ケースに入れて、使う際にはそこから取り出すだけで済むので、とても簡単です♪
置き場所も最小限に抑えられるため、スペースが限られた我が家では本当に助かりました。
容器の中には、小物用のケースも付属しているため、哺乳瓶や搾乳機の細かい部品を収納できるので、無くす心配もなく、容器内を探す手間も省けて助かりますね。
私は完母育児をしていたため、哺乳瓶の除菌頻度は少なめでしたが、子供の離乳食が始まってからは、スプーンやマグなどの除菌に大いに役立ちました！
ポチップ持ち運びには顆粒タイプが最適
普段は自宅で除菌を行うことが多いかもしれませんが、旅行や帰省などの外出先での除菌方法に頭を悩ませることもあるでしょう。
私も旅行に行く際、大いに悩んだ経験があります。
大きな専用ケースを持って行くのは避けたいけれど、でも除菌はしっかり行いたい…そんなジレンマに悩まされました。
ネットで調べて見つけたのが顆粒タイプの除菌剤です。
使い方は非常に簡単で、
- 2Lのペットボトルに水を入れ、除菌剤を加えてよく振って溶かします
- ジップロックに哺乳瓶を入れます
- 除菌水をジップロックに入れ、1時間放置します
- 取り出して乾燥させます
2〜4リットルの水に溶かすと書かれていましたが、必ずしも2リットルのペットボトルに限らず、私は2リットルのペットボトルが使いやすいと感じました。
「外出時に2リットルの水を持ち運ぶのは大変」と思う方は、旅行先でコンビニやスーパーで水を購入するのが良いかもしれません。
空のペットボトルだけ自宅から持参し、旅館などで水を入れるという方法でも問題ありませんし、実際に使い勝手は非常に良いです！
まとめ
ここで紹介した2つのタイプは、それぞれの使い勝手がまったく異なります。
- 完全母乳や除菌回数が少ない方には、電子レンジタイプをおすすめします
- ミルク育児をしている方には、液体タイプが特におすすめです
- 旅行先では顆粒タイプを使って荷物を最小限に抑えるのが良いでしょう
育児のスタイルは人それぞれ異なるため、「とりあえずこれでいいか」と軽い気持ちで選ぶと、保管場所を取ったり、手間がかかる原因になる可能性もあります。
無駄なものを購入しないためにも、それぞれのメリットやデメリットを十分に考慮してから購入することをお勧めします。
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