コンビニエンスストアやスーパーマーケットのレジ周辺で頻繁に目にする商品、それがダイエットバーやプロテインバーです。
これらの製品は、一般的に健康的なイメージを持たれることが多いですよね。
シリアルやプロテインが豊富に含まれており、これらの成分は体を構成するために必要不可欠な栄養素と見なされています。
お惣菜パンやおにぎりと比べると、これらは健康的で手軽な選択肢として感じられ、カロリーも控えめであるという印象を持たれることが多いです。
そのため、ダイエットバーやプロテインバーを愛用している方々が多く存在しています。
私自身も、日々1本を摂取する習慣を持っています。
しかし、実のところダイエットバーやプロテインバーには、思わぬ危険な側面が潜んでいることがあるのです。
今回は、その危険性について詳しく解説していきます。
この記事を通じて、以下のようなことを理解できるようになるでしょう。
・プロテインバーやダイエットバーに含まれる具体的な成分についての知識を深めることができる。
・プロテインバーやダイエットバーを過剰に摂取することによる危険性について理解を得られる。
それでは、早速始めましょう。
プロテインバー・ダイエットバーに含まれる成分
さて、プロテインバーやダイエットバーに含まれている成分について、一緒に詳しく見ていくことにしましょう。
以下に示すのは、大手スーパーのプライベートブランドのプロテインバーに含まれている主要な成分です。
- 砂糖
- 植物油脂
- 炭酸Ca
- 乳化剤(大豆を含む)
- ピロリン酸鉄
- 香料
- V.E
上記の成分が、記載されている主な内容です。
また、製品名が準チョコレートとして扱われていることも大きな特徴の一つです。

これらの成分について、さらに詳しく見ていきましょう。
まず、「砂糖」がたくさん含まれていることが挙げられます。過剰に摂取すると、血糖値が急激に上昇し、身体に大きな負担をかけることになります。
次に注目すべきは、「植物油脂」の危険性です。特に懸念されるのはトランス脂肪酸です。
「トランス脂肪酸」は不飽和脂肪酸の一種であり、日常的に過剰に摂取すると心臓病のリスクが高まることが多くの研究によって示されています。
「乳化剤」にはさまざまな種類があり、中には人工的に合成された化合物が含まれる場合もあります。
具体的には、「グリセリン脂肪酸エステル」や「プロピレングリコール脂肪酸エステル」、「ショ糖脂肪酸エステル」などが該当します。

現在の食品法では、それらの詳細についての記載が義務付けられていないため、消費者は特に注意が必要です。
特にリン酸を含む成分は、過剰摂取が腎機能の低下などの副作用を引き起こす可能性があることが指摘されています。
この「リン酸塩」はカルシウムの吸収を妨げる作用があり、結果として骨粗しょう症の原因となることも考えられます。
詳細な成分表示がない中では、絶対に含まれていないとは言い切れません。
特に成長期にある子供たちには、十分な注意が必要です。
さらに、「香料」に関してもアレルギーを引き起こす可能性があるため、親御さんは特に気を付けるべきです。
日本の食品表示基準は、アレルギーや成分に関して、アメリカやヨーロッパと比べると不明瞭な点が多く存在しています。
プロテインバーやダイエットバーを大量にとる危険性
一見すると健康に良く、ダイエットにも効果的とされるダイエットバーやプロテインバーですが、実際の成分を確認してみると、これまでの菓子類との違いがそれほど大きくないことが分かります。
例えば、あるメーカーが高タンパク質を謳っているプロテインバーのカロリーは414Kcalに達しています。
これはおにぎり2個分以上のカロリーに相当します。
さらに、含まれている炭水化物は11gです。
炭水化物はおにぎりと比べると控えめですが、その分人工甘味料を使用して甘味を補っている実態があります。
これは、ダイエットバーやプロテインバーの両方に当てはまる現象です。
運動中の補給として摂取する場合は、糖分が迅速に消化されますが、日常生活の中で摂取すると、脂質として体に蓄積されることになります。
広告やパッケージに記載された効果を盲信することは、ダイエットや健康の目的に逆行する可能性があるため、十分な注意が求められます。
まとめ
ダイエットバーやプロテインバーといった、健康を意識し、ダイエットを気にする方々向けの商品が、コンビニやスーパーでますます増加しています。
私自身も、タンパク質を多く摂取したいという思いから、頻繁にプロテインバーを購入しています。
最後に、タンパク質に関する重要な点についてお話ししたいと思いますが、「タンパク質」は大量に摂取しても尿として排出されるため、ダイエットに問題がないとよく言われています。
また、タンパク質は体を構成するために必須の栄養素であり、筋力トレーニングを行う人だけでなく、一般の人々も適切に補給することが求められています。
実際には、タンパク質を過剰に摂取しても吸収されずに体外に排出されますが、その消化過程で肝臓や腎臓に大きな負担をかけることがあるため、内臓疲労を引き起こす可能性があることに注意が必要です。

この記事が、ダイエットや健康に気を使っている方々にとって少しでも役立つことができれば幸いです。
最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。



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