iPhoneが充電されない??買ってはいけないライトニングケーブル。その理由とは??

iPhoneやiPadなどのApple製品を日常的に利用している方は、ライトニングケーブルを一度は使用したことがあるでしょう。このケーブルは主に充電に使われるもので、最近ではコンビニエンスストアや100円ショップなどでも簡単に手に入るようになりました。手頃な価格で購入できるのは嬉しいことですが、安価なライトニングケーブルを選んだ際に、「充電が全く進まない」といった経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

「ちゃんとケーブルを差し込んでいるのに、充電されない」

「長時間充電していたのに、全く充電が進まない」

「最近、バッテリーの減りが異常に早くなったように感じる」

このような問題を経験した方は、もしかするとiPhoneやiPad自体の問題ではなく、使用しているケーブルに原因があるかもしれません。日常生活において非常に重要な役割を果たすライトニングケーブルですが、実は「購入する前に特定のポイントを確認する必要がある」ということを理解していないと、逆に製品そのものが故障するリスクを高めることになりかねません。

そこで、今回は私たちの生活に密接に関連しているライトニングケーブルについて、安心して利用するための注意点やポイントを詳しく解説していきたいと思います。

ライトニングケーブルは3種類に分けられる

現在市販されているライトニングケーブルは、実は「3種類」に分類されることをご存知でしょうか?

初めてケーブルを購入する際、私も「どのケーブルも同じだろう」と思い込み、低価格のものを選んでいました。しかし、何度も使用しているうちに、充電が全くできない事態が頻発していることに気づき、調査を進めることで、実際には3種類のケーブルが存在することを知りました。

 

①Apple社の純正品

こちらはiPhoneやiPadを購入した際に同梱されているApple社の純正品です。

この純正ライトニングケーブルを単体で購入しようとすると、驚くことに2,700円もするのです!(Apple公式サイトで確認した場合)

この価格に驚く方も多いでしょう。しかし、純正品には圧倒的な安心感があり、万が一故障した場合のサポート体制も充実していることを考慮すると、納得できる価格であるとも言えます。

 

②MFI認証の製品

MFI認証とは、Apple社以外の企業が製造したiPod、iPad、iPhone向けの製品が、Apple社の定める性能基準を満たしていることを証明する認証マークです。

要するに、Apple社が「安全に使用できる製品です」と認めた製品であることを示しています。そのため、純正品以外の選択肢を検討する際には、この「MFI認証があるかどうかを確認してから購入する」ことを強くお勧めします。

MFI認証のライトニングケーブルの価格は、おおよそ1,000~1,500円程度で販売されています。

 

③MFI非認証の製品

こちらは、言い換えれば「上記の二つの条件を満たさない製品」のことを指します。

100円ショップなどで安価に手に入る製品の多くは、MFI非認証の商品です。充電自体はできる場合もありますが、Apple社は非認証製品を使用することで生じる様々な問題について警告を発しています。そのため、MFI非認証の製品は「絶対に購入すべきではない商品」と言えるでしょう。

 

MFI認証製品の見分け方

MFI認証を受けている製品かどうかを見分ける方法は、「MFI認証ロゴが記載されているかどうか」を確認することです。

ライトニングケーブルなどの製品のパッケージをじっくりと確認し、目立つ位置にこのMFI認証ロゴが表示されていれば、その製品がMFI認証を受けたものであることが確実に確認できます。普段はあまり気にすることのないロゴですが、じっくり見ると様々な場所に記載されていますので、一度、家電量販店などで実際にMFI認証ロゴを確認しておくと、判断がしやすくなりますよ。

 

MFI非認証品を使用した際の故障事例

インターネットで調べてみると、MFI非認証品を使用した際の故障事例も多く報告されています。

 

・iPhoneのバッテリー寿命が短くなる

製品に内蔵されているバッテリーは、充電を繰り返すことによってその性能が劣化していきます。iPhoneにはバッテリーの劣化を抑制するための充電速度を最適化する機能が搭載されていますが、MFI認証がない安価な製品を使用する際には、この最適化機能が正常に作動しない可能性があります。

 

・iOSアップデート後に使用できなくなる

MFI認証を取得していない製品には、純正のチップが組み込まれていないため、購入時には正常に動作していても、iOSのアップデート後に使用できなくなることがあるのです。また、ライトニングケーブルをiPhoneに接続するとエラーメッセージが表示され、今まで使っていた製品が急に使えなくなったという事例も非常に多く報告されています。

 

・本体を破壊してしまう

iPhoneの修理サービスを行っている業者によれば、MFI非認証のライトニングケーブルなどを使用した場合、iPhone本体の電源や充電を管理する内部の精密機器が破壊される恐れがあるとのことです。その理由としては、MFI非認証のケーブルの中には、iPhoneを適切な電圧と電流で充電できないものが存在し、その結果として本体の精密機器を損なう可能性があるとされています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段何気なく使っているライトニングケーブルですが、製品の特性について十分に調査しないと、思わぬトラブルや不具合を引き起こす可能性があります。大切なApple製品をより長く、安心して使用するためにも、今回ご紹介したポイントをしっかりと理解し、安全に利用していきましょう!

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