コーヒー好きな人が買ってはいけない!コーヒーメーカーの種類

新鮮に淹れたコーヒーは、その香りと味わいが格別です。朝の目覚めを助けてくれる一杯や、リフレッシュしたいときのひと時、また仕事の合間に心を落ち着けるための一杯など、さまざまなシーンでコーヒーを楽しむ方は多いのではないでしょうか。そのような中で、自宅でも自分好みの美味しいコーヒーが楽しめるコーヒーメーカーがあれば嬉しいと思ったことがある方も少なくないはずです。

コーヒーが好きな方はもちろん、あまり興味がない方にもぜひ注目していただきたい内容です。安易に選んでしまうと後悔することになりかねません。個々の好みに応じた味わいが異なるように、コーヒーメーカーにも多様な種類や特徴があります。そのため、どのような商品を避けるべきか、しっかりと見極めていきましょう。

コーヒーメーカーの特徴と種類を知る

コーヒーメーカーは、多くのメーカーからさまざまな種類が販売されています。選択肢が多すぎて困ってしまうこともありますが、主にどのようなタイプが存在するのでしょうか。

               ErayGencによるPixabay からの画像

ドリップ式

ドリップ式コーヒーメーカーには、豆を挽いたコーヒー粉にお湯を注ぐミルなしのシンプルなタイプと、挽きたての香りを楽しめるミル付きの本格派の2種類があります。しかしながら、機種によっては掃除が面倒になる場合や、フィルターの種類、さらには多様な機能性があるため、選ぶ際には注意が必要です。毎日飲むものであるからこそ、たくさんの商品を知っておくことが重要です。生活環境や自分の嗜好に合わないものは、避けるべきです。

 フィルター

・ ペーパーフィルタータイプは、コーヒーオイルや雑味を適度に紙が吸収するため、すっきりとした味わいを実現します。フィルターごと捨てることができるため、扱いやすく衛生的ですが、その分コストがかかることや、紙の特性上、匂いや湿気も吸収するため密閉できるもので保管することが重要です。ドリッパーと同じブランドのフィルターを使用することが、美味しく淹れるポイントでもあります。

・ ペーパーレスでステンレス製のメッシュフィルターは、より強い風味と濃厚な味わいを楽しむことができ、フレンチプレスに近いコーヒー体験を提供します。コーヒー本来の味が引き出せる金属フィルターは今人気ですが、ゴミ削減にも貢献でき、ペーパーを毎回購入しなくて済むため、環境にもお財布にも優しいのが魅力です。ただし、片付けや掃除がやや面倒に感じるかもしれません。また、豆かすが少し混入してしまうため、舌触りがザラザラと感じることがあるので、気になる方は避けるのが得策です。紙フィルターよりも多めの粉を使うことをお勧めします。

 保温機能

保温力が高いステンレス製の商品や、煮詰まりにくい機能を持つ商品も存在します。

・ ヒーター機能を搭載しているものが多く、30分から2時間程度の保温後に自動で電源が切れるタイプが一般的です。ガラスサーバーでは加熱し続けているため、蒸発や煮詰まりが起こりやすく、味が落ちることがあります。

・ ステンレス製の魔法瓶タイプは、持ち運びが可能で風味を損なわず、電気代もかからないのが特徴です。しかし、飲まない時間が長くなると徐々にぬるくなってしまうため、手間ですが、淹れる前にポットをお湯で温めておくとより長く温かさを保てるのでおすすめです。

 サーバー

・ ガラス製サーバーは、中身が見えるため残量の確認がしやすく、メモリも付いているため、人数分に分けるのに非常に便利です。しかし、扱いに注意しないと割れて使えなくなるリスクがあります。

・ 一方で、ステンレスタイプは中身が見えないため不便ではありますが、落としても割れにくく、汚れや傷にも強いため、長期間にわたって使い続けることが可能です。

 浄水機能

・ 沸騰浄水機能が搭載された商品もあります。沸騰したお湯を活性炭素フィルターに通すことで、水道水に含まれるカルキを約90%以上カットできるため、よりまろやかで雑味のないコーヒーが楽しめます。

 蒸らし機能

・ コーヒーの抽出時にお湯で粉を蒸らすことにより、香りや濃さが変化します。この蒸らしにより、コクと香りが一層引き立つのです。お湯が全体に行き渡るため、香りが立ち、ハンドドリップのような味わいを楽しむことができます。象印の商品では、なんと20秒間しっかり蒸らす「マイコンじっくり蒸らし」機能があり、蒸らしている間は抽出口が閉じて最大限に効果を高める仕組みが施されているため、驚きを感じます。

 全自動式

・ 価格は高めになりますが、何と言ってもワンプッシュで豆からの挽きたてを味わえるのが魅力です。ただし、全自動でも豆の量をしっかり計ってくれる機種もありますが、自分で計らなければならないものもあり、その場合、豆をスプーンやカップで計ることは難しいため、スケールを使用する必要があります。しっかりと見極めて選ぶことが大切です。

ミルの洗浄や手入れが面倒な商品も多いため、面倒に感じる方や時間がない方には、自動洗浄機能が付いたコーヒーメーカーをお勧めします。

カプセル式

カプセル式コーヒーメーカーは、非常に手軽に飲むことができるのが特徴です。例えば、ネスカフェのドルチェグストでは、粉の入ったカプセルをセットするだけで、簡単に1杯のコーヒーを淹れることができます。

ただし、カプセルのデメリットは、コストパフォーマンスがあまり良くなく、量の調整がしにくい点です。手動で水加減を合わせるタイプが多いですが、自動タイプも存在し、さらに手軽に使用できるようになっています。ただし、淹れているときに勢いがあり、飛び散ることもあります。

その大きなメリットは、毎日安定した味を楽しめることや、時間を節約できることです。また、カプチーノやラテといったさまざまな種類のカプセルを気分に合わせて選ぶことができるため、非常にワクワクするコーヒーライフを実現できます。スターバックスや抹茶なども楽しめるため、飽きることがないのもカプセル式の魅力です。

最近はサブスクリプションサービスもあるから

とても便利だよね。

でも、最低購入回数が設定されていることが多いから

お試しでは難しくて、飲む機会が少ないと

カプセルが余ってしまうことがあるよね。

確かに。飲む量が分からないとサブスクは不利だね。

僕のように、たくさん飲む人には向いているかも。

解約方法も手続きがあったりするので

面倒な人には、サブスクよりも購入する方がオススメかも。

毎日忙しく過ごす方や、朝の家事でバタバタしている方、また手間をかけたくない方には特におすすめです。自分で淹れることにはこだわりがないけれど、味にはしっかりとしたこだわりを持っている方にとても適しており、冷めても比較的美味しく飲めるのが魅力です。

エスプレッソマシーン

本格的なエスプレッソを楽しむことができ、挽いた豆に高圧をかけて濃厚なエスプレッソを抽出し、カフェラテやカプチーノなどを作ることができます。

自分が好みのコーヒーは??

毎日使うものだからこそ、自分好みのコーヒーを楽しめるようなコーヒーメーカーを選びたいものです。どんなコーヒーを飲みたいのか、また1日に何杯くらい飲むのかを考えた上で選ぶことが大切です。

  • 挽き立てのコーヒーが飲みたい・・・ミル付きのドリップ式
  • コーヒーの粉から楽しみたい・・・ミルなしのドリップ式
  • カフェオレやカプチーノが飲みたい・・・エスプレッソ式
  • 手軽に1杯ずつ飲みたい・・・カプセル式
  • 家族や数人で飲むために・・3~4人分作れるドリップ式
  • 置き場所があまりない・・コンパクトなカプセル式または、コンパクトなドリップ式
  • 豆の挽き方や湯量を調整したい・・・全自動ミル付きドリップ式

おすすめのコーヒーメーカー

ドリップ式

家族で楽しむ場合や頻繁に飲む場合には、保温機能が便利かどうかを考慮すべきです。また、カビが繁殖するリスクもあるため、分解して洗えるかどうかやタイマー機能の有無など、自分が譲れないポイントを持つことが選びやすくなります。

簡単に分解して洗浄できることは非常に重要です。

飲み物なので、カビの繁殖は防ぎたいですね。

シロカの『カフェばこ』

全自動でミル付きのため、場所を取らずにコンパクトな設計です。30分の保温機能とタイマー機能も搭載されており、好きな時間に好きな量を淹れることができます。豆の香りを楽しみながらコーヒーライフを満喫でき、ステンレスフィルターを使用することで濃厚で深い味わいを実現し、抽出時の蒸らしによって雑味の少ないコーヒーが楽しめます。簡単に豆から挽きたてのコーヒーが楽しめる方に特におすすめです。

アイリスオーヤマの『全自動コーヒーメーカー』

とにかく挽き立てのコーヒーを楽しみたい方にとって、価格が手頃であることが魅力です。サーバーはガラス製で、メッシュフィルターを使用しているため、セットや手入れが簡単に行えます。苦味が少なく、すっきりとした飲みやすいコーヒーが楽しめるため、フルーティーな酸味も感じられます。さっと飲みたい方に特におすすめです。

象印の『珈琲通』

このモデルは全自動のミル一体型で、豆からでも粉からでも選ぶことができ、挽き方も粗挽きと中細挽きの2段階から選択できます。濃さの調節はストロングとレギュラーから選ぶことができ、ステンレスメッシュフィルターと紙フィルターの両方を使用できるため、さまざまな味わいを楽しむことができます。サーバーもガラスとステンレスから選べますが、魔法瓶の象印の特徴を生かして、ステンレスを選ぶのがベストです。

タイガーの『コーヒーメーカー』

このモデルはミルなしで粉からの抽出が可能で、マイルドとストロングの2つの味わいに調整できます。また、蒸らし機能も搭載しており、サーバーはステンレス製ですが、手持ちのマグカップに直接ドリップできるため、一人暮らしや洗い物を増やしたくない方におすすめです。可愛らしいデザインは女性にも好評です。

カプセル式は、ネスカフェ『ドルチェグスト』

このカプセル式は、さまざまなテイストを手軽に淹れ立てで楽しめるのが大きな魅力です。カフェオレ、エスプレッソ、チョコチーノ、抹茶オーレと、紅茶やスターバックスの珈琲も楽しむことができます。高圧抽出機能により、きめ細やかな泡が実現されます。コーヒー以外の飲み物も楽しみたい方に特におすすめです。デザイン性も高く、コンパクトなため、インテリアとしても優れています。

エスプレッソ式では、やはりデロンギ!

このマシンは「全自動式でミル付き」で、エスプレッソとドリップの良さを融合させた、カフェ・ジャポネーゼを搭載しています。ミルクプロセッサーも装備されており、本格的なコーヒー体験を提供します。ハンドドリップのような蒸らしと抽出によって、旨みと豊かな香りを楽しむことができるものの、価格はやや高めです。

まとめ

☆刚史からPixabay による画像

自分がどのようなコーヒーライフを楽しみたいのか、どのような時間を持ちたいのか、またどんな味わいが好みなのかを把握していると、後悔のない買い物が実現できます。

自宅で、ほっとするひとときを味わい、楽しんでみましょう。

コーヒーメーカーは、自分の好みを理解していないと購入してはいけません。
毎日使い、飲むものだからこそ、好みのコーヒーが美味しく飲めないと意味がないのです。

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