買ってはいけない？BRUNOのコンパクトホットプレートレビュー

一人暮らしに最適、BRUNOのコンパクトホットプレートを徹底レビュー

BRUNO ブルーノコンパクトホットプレート BOE021-CBKは、デザイン性と機能性を両立させた小型モデルです。原産国は中国製で、採寸はサイズW375×H140×D235mmと、卓上に置いて場所を取りすぎない点が魅力。定格消費電力は1200W、温度調節は広い範囲をカバーする温度調節（65℃～250℃）を搭載しています。外観はブラックのシックさが際立ち、キッチンやリビングのインテリアにも自然に馴染みます。これ1台で焼肉はもちろん、たこ焼きや平面調理も対応できる点が、忙しい日常の大きな味方になるでしょう。

実際の使い勝手として特筆すべきは、プレート2種が同梱されている点です。たこ焼きプレートと平面プレートの組み合わせにより、同じ機器で焼き物系のほか、焼肉風の炒め物や野菜のソテーまで幅広く対応します。さらに、取り替え式プレートの設計により、プレートの手入れが楽で、清掃性も高いのが嬉しいポイント。油跳ねを抑えるフッ素樹脂コートプレートの採用も、日常使いに適しています。

キッチンでの用途を想定すると、温度帯の使い分けがとても大事です。高温域を活用して肉の表面を香ばしく焼く一方で、低温域を使って保温や煮込み風の調理にも対応できるのは、これだけの小型機としては珍しい設計です。実用上、温度調節のレスポンスは良好で、細かな設定変更にもすぐ追従します。安全性の点では、サーモスタット/温度ヒューズを備えているため、過熱時には自動的に電源が切れる仕組みとなっており、安全性に気を配りたい人にも安心感があります。

サイズ感に関しては、外形がコンパクトなだけでなく、設置スペースを選ばない点が高評価ポイントです。ワイヤレスの移動性は低くありませんが、安定した土台の上で調理を行える点も◎。清掃についてはフッ素樹脂コートプレートのおかげで、油汚れがこびりつきにくく、食洗機の使用可否を確認しておけば、手間を最小限に抑えられます。なお、小型である反面、一度に大量の食材を同時に炒めるには不向きな場面もあります。その点は、日頃の使い方を工夫することで解決できます。

この機器の魅力は、一人暮らしや少人数の食卓を、スタイリッシュに演出できる点です。設置済みのスペースに対しても存在感が強すぎず、晩酌のおつまみ作りから休日のホームパーティー風の小物焼きまで幅広く活躍します。反対にデメリットを挙げるとすれば、上手に温度を管理しないと、鉄板面のムラ焼けが生じることがある点です。特に厚めの肉や野菜の場合は、両面を均等に焼くための火力コントロールが少しコツを要します。とはいえ、慣れれば短時間で香ばしい焦げ色をつけられる点は、長所として大きいです。

総合的に見て、デザイン性と機能のバランスは非常に高く、取り替え式プレートの利便性と、安全装置の充実が、日々の調理を楽しくさせてくれます。デザインを損なわずに、実用性を高めたい人には特におすすめです。最後に、日々の食卓で活躍するこの1台は、コンパクトながら多用途性を求める方にぴったりの選択肢です。